深夜の“ヤセホルモン”分泌量UP!眠る間にヤセる「はちみつ睡眠ダイエット」
「体質改善はしたいけど、あれこれやるのは面倒!」という人にピッタリなのが、「ハチミツ睡眠ダイエット」。 大さじ1杯のはちみつを就寝前にを摂るだけで、はちみつの効果で眠る間に自然にヤセ体質に変われる、嬉しいダイエット法です。 おいしくてヤセられる「寝る前のはちみつドリンク」もご紹介。プラスアルファの効果で、健康的にヤセられます!
目次
「寝る前のハチミツ」で 体脂肪がみるみる燃える
睡眠中は細胞を修復したり新しく作るために成長ホルモンが分泌されますが、その燃料となるのが体脂肪。だから成長ホルモンの分泌が多くなれば、その分体脂肪も多く燃やせます。
その成長ホルモン分泌の助けになるのが「はちみつ」。脳が成長ホルモンを分泌するには、糖質が必要。そこで、寝る前に質のいい糖質であるはちみつを摂って、成長ホルモンの分泌を促しましょう。
けれど成長ホルモン分泌のためでも、糖質の摂りすぎは逆効果。夕食はその分、炭水化物などの糖質を控えめに。続けていれば自然にいらなくなりますよ。
「ハチミツ睡眠」でやせる3STEP
睡眠中に成長ホルモンを分泌するには、エネルギーになる糖質が必要です。はちみつの主成分は果糖とブドウ糖で、これ以上分解する必要のない単糖類。寝る前に摂ればすばやく体内に吸収され、脳のエネルギーになります。
寝る前に摂取した糖質の一部が肝臓に蓄えられます。その蓄えを使って、脳から成長ホルモンが分泌。とくに入眠1時間後に分泌量が最大に。十分な糖質が蓄えられていないと、ホルモンを分泌できません。
成長ホルモンの分泌が活発になると、寝ている間に体脂肪を燃焼。さらに傷ついた細胞の修復や、骨や皮膚の再生の効率もアップ。寝るだけで“美ヤセ体質”になれるのです。
はちみつ睡眠ダイエットのやり方
寝る1時間前にハチミツ大さじ1を摂る
寝る1時間前に、はちみつ(熱処理がされていないはちみつなら最適)を大さじ1杯摂りましょう。23時までにベッドに入り、睡眠時間は6~7時間。寝室はなるべく暗くするなど、ぐっすり眠れる環境を作って。
基本は「お湯で割って」
はちみつは、もちろんそのまま摂ってOKですが、お湯で割るのが簡単で飲みやすいのでオススメ。体がほどよく温まり、リラックスして入眠できます。冷え性の人はぜひ。
おいしくてヘルシー! 寝る前のはちみつドリンク
+しょうが 寝ている間の冷えを解消
はちみつのお湯割りに、お好みでしょうがのすりおろしを加えます。しょうがの辛味成分のショウガオールには、胃腸の血行をよくして体を温める効果が。またジンゲロンには脂肪分解作用も!
+レモン クエン酸が代謝を促進
はちみつのお湯割りに、レモン汁を数滴垂らしましょう。レモンのクエン酸には、疲労物質を分解して代謝をスムーズにする効果があります。レモンのビタミンCは熱に弱いので、飲む直前に加えて。
+ハーブティ 深く眠ってホルモンアップ
リラックス効果の高いカモミールティやローズヒップティなどに、はちみつ大さじ1を加えて飲むのもオススメ。寝つきが悪いときに飲めば安眠効果が高まり、成長ホルモンの分泌もアップします。
「疲れたら甘い物」グセは、「はちみつ睡眠」で解消
寝つきが悪い、甘い物がやめられないなどの症状が慢性化していたら、要注意。「常時疲労症候群(TATT)」かもしれません。
TATTは家事や仕事に追われる忙しいアラフォーに多く、疲労が原因で代謝が落ちたり、ドカ食いに走ってしまうことも。
「ハチミツ睡眠」なら睡眠中の疲労回復効果も高いので、この解消にも効果的です。
撮影/土肥裕司 イラスト/後藤知江
(からだにいいこと2012年5月号より)
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