顔たるみやほうれい線対策に!楽すぎ6秒エクサ「ニマニマほっぺ」
口周りのたるみやほうれい線が深くなっていてドキッ! 長引くマスク生活で顔の筋肉が衰えていませんか? マスクの下でできる6秒ほおを持ち上げるエクサで、たるみやシワを防ぎ、若々しい肌へ。
マスクの下でたった6秒!少しの動きでたるみを改善
「アラフォーからの顔のエクササイズは “やりすぎない” ことが大切です」と、鍼灸師のかとうようこさん。
表情筋を鍛えるつもりで顔を大きく動かすと、筋肉に必要以上の負荷がかかり、筋繊維が切れてしまうことも。また、年齢を重ねると筋肉の弾力が低下して表皮も薄くなるので、ちょっとした動作でもシワが寄って戻らなくなる可能性もあるそう。
「その点『ニマニマほっぺ』は、高価な器具はもちろん、手すら使わず自重のみでできる顔のエクササイズ。肌を傷めることなく、手軽に顔たるみを上げることができます。
1回の動作が6秒という短さも魅力。
「筋肉を効率的に鍛えるには6〜7秒の動作がよい、という研究結果も。筋肉がほぐれて血流が良くなるので代謝が上がり、肌のハリがアップ。ほうれい線も薄くなります」
外出先でもマスクの下でこっそり行うことが可能。1日2〜3セットで、くっきりほうれい線にサヨナラしましょう!
“肌への負担が最小限”のお手入れこそ、効く!
まじめな人ほど陥りやすい“やりすぎお手入れ”。シワのない若肌への近道は「触らない」ことでした。
シワが消えるお手入れ
アラフォーからのお手入れは、とにかく肌へ負担をかけないことが鉄則。高価なエステより、顔を触らず自重を使い、少ない回数のエクササイズが効果的。
老けが加速するお手入れ
話題の美顔器や効くと評判のエクササイズも、年齢を重ねた肌には負担になることも。熱心にやればやるほど逆に表情筋を衰えさせ、たるみの原因に。
「ニマニマほっぺ」で刺激される筋肉
主に2つの表情筋を刺激する「ニマニマほっぺ」。どちらも顔のたるみ上げにとって重要な筋肉です。
口角挙筋(こうかくきょきん)
唇をキュッと持ち上げる表情筋。ここが衰えると口角が下がり、鼻の下が伸びた老け顔に。
大頬骨筋(だいきょうこつきん)
ほおを上げるときに使われる表情筋。衰えるとほおが下がり、ほうれい線ができやすくなる。
「ニマニマほっぺ」のやり方
口を閉じたまま、ほおの肉を持ち上げる
口を閉じたまま、ほおが目につきそうになるイメージでほお肉を持ち上げ、6秒キープ。一度脱力し、3回くり返す。
これだと効かない
余計なところに力が入ると逆効果。エクサは鏡を見ながら行い、下の写真のようになっていないか注意して。
唇の上下にシワが寄る
唇まわりの「口輪筋」が動き、「口角挙筋」「大頬骨筋」は刺激できていない状態。効かせるには下の「+αエクサ」を先に行って。
口を横に引いている
「笑筋」を使いすぎている状態。同じく「+αエクサ」を先に行い、ほおと口角を持ち上げるよう意識して。
効果UPの+αエクサ
たるみを上げる表情筋が刺激でき、効果アップ。特に「ニマニマほっぺ」が難しい人は最初にこのエクサを行うと◎。
[スタンバイ]
座った姿勢で割り箸を真横にくわえる。犬歯の1つ奥の歯でくわえるのがポイント。
[1]「い〜」と声を出し首を左右に回す
割り箸をくわえたまま「いーーー」と声を出しながら、左右に3回ゆっくりと首を回します。
[2]「う〜」と6秒声を出す
割り箸をくわえたまま「うーーー」と6秒声を出します。6秒たったら脱力し、これを3回くり返します。
撮影/古谷利幸(F-REXon) モデル/高田有紗 イラスト/カシワギマリ
(からだにいいこと2021年8月号より)
[ 監修者 ]