向井理さん、映画『ウェディング・ハイ』では謎の男に|spotlight
さまざまな役柄を演じるたびに、反響を呼んでいる向井 理さん。2022年春公開の映画『ウェディング・ハイ』では、「謎の男」を演じています。見どころをお聞きしました。
向井理さん
性別、年齢に関係なくみんなが笑えるストーリー
結婚式が舞台の映画というと、可愛い新婦が主人公と思う人も多いはず。でもこの春公開の映画『ウェディング・ハイ』は、新郎や参列者、結婚式を取り仕切るスタッフ側がメイン。篠原涼子さんが演じる凄腕(すごうで)ウェディングプランナー・中越真帆と、結婚式に人生挽回の熱い想いを抱いて参列する人々が繰り広げる、愛と笑いの物語。結婚の“あるある”ネタから、花嫁の強奪!? という予想もつかない展開がスピーディーに繰り広げられて、まるで自分が前代未聞の結婚式に出席しているような高揚感が味わえます。
「この映画は、観る人を限定しない作品です。どんな立場の人が観ても、おもしろい。いろんな人の人生が描かれているので、性別や世代に関係なく、みんなに笑ってもらえる作品になっていると思います」
脚本は、笑いの鬼才・バカリズムさんの完全オリジナル。芸人としてのセンスも光っています。
「いくつも散りばめられたピースが次第に線でつながり回収されていくんです。最後のどんでん返しまで緻密(ちみつ)に計算された構成に、台本を読み終えて思わずうなりました」
実は、バカリズムさんは向田邦子賞などの脚本賞を獲得しているクリエイター。伏線すべてに笑いのオチがつくのは、トップ芸人ならでは。そんなコメディーの中で、向井さんが演じる役はというと……。
「詳細は言えませんが、最後の最後、ある意味“大オチ”を託されています。エンドロールが流れるまで、気を抜かずにご覧いただきたいです」
笑いのなかに緊張感を潜ませる重要な役どころ。監督も「この役をあんなふうにバランスよく演じられるのはさすが」と称賛するほど。
これまでに向井さんが参列した結婚式のなかで忘れられないことが、芸人さんの“笑いの力”だそう。
「後輩の結婚式に、ものまね芸人のニッチローさんがいらっしゃって。一言もしゃべらないのに、ものすごい笑いを取っていたんですよ。プロの実力を目の当たりにしました」
笑いは、向井さんのひとつのテーマのよう。出演中のドラマ『婚活探偵』でも恋愛下手な探偵・黒崎を演じており、そのコミカルな“愛されキャラ”が話題に。年々、人間味を増して、演技の幅を広げていきます。
「日ごろの過ごし方や健康管理は無理をしないので、自然体かもしれません。好きなものを食べ、意識して階段を使ったり、歩いたり、日常のなかで運動をしています。今年は、とにかく健康でケガなく作品をまっとうすることが目標です」
バカリズムが仕掛ける愛と笑いの結婚式
『ウェディング・ハイ』
脚本/バカリズム
監督/⼤九明⼦
出演/篠原涼⼦、中村倫也、関⽔ 渚、岩⽥剛典、向井 理、⾼橋克実
3月12日(土)より、全国にて公開
(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会
ウェディングプランナーの中越真帆(篠原涼子さん)に支えられ、ついに結婚式を迎えた彰人(中村倫也さん)と遥(関⽔ 渚さん)のカップル。ところが、クセ者参列者たちの熱すぎる想いが暴走し、式はとんでもない方向へ。中越は式を無事に進行するべく、披露宴スタッフと共に次々発生する問題の解決に奔走するが、ついには遥の元カレや謎の男まで現れて……。
【終了】映画『ウェデイング・ハイ』の劇場招待券を4名にプレゼント
下記のフォームよりご応募ください。2022年3月14日(月)締切
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取材・文/山西裕美(ヒストリアル)、逸村弘美
(からだにいいこと2022年4月号より)