好きな服を着れば、毎日がもっと楽しく|蛯原友里さん心にいい習慣(7)
『からだにいいこと』の表紙モデル・蛯原友里さんの輝く笑顔の秘訣にせまる本連載。蛯原さん自身が実践している“心にいい習慣”を紹介し、からこと世代の女性にエールを送ります。今回は、「ファッション」について話してくれました。
蛯原友里さん
妊娠中はマタニティファッションを満喫
日ごろから、おしゃれは「自分の気持ちを上げてくれ、日々を彩ってくれる欠かせない要素」と考えている蛯原さん。
2021年11月に第2子となる女の子を出産しましたが、妊娠中はそのときにしかできないマタニティファッションを存分に楽しんでいたそうです。
「妊娠中、体形は刻々と変化します。だからといって適当になったり諦めたりするのではなく、妊娠中だからこそ楽しめる“期間限定のおしゃれ”をここぞとばかりに満喫していました!」
いつもはパンツや長めのスカートをはくことが多いという蛯原さんですが、妊娠中はふんわりとしたティアードワンピースやミニ丈のボトムなど、普段あまり選ばないアイテムに興味がわいていたのだとか。
「40代に入り、ただトレンドを追いかけるよりも、そのときの自分の気持ちを投影したファッションを楽しむようになりました。今回の妊娠中はいつもよりフェミニン度高めのコーディネートが多く、それもマインドの表れだったのかも。第1子を妊娠していたときは、ピタッとしたスキニーデニムなど、スタイリッシュなマタニティファッションが好きでした。そう考えると、ファッションと心は常にリンクしていておもしろいなと改めて感じます」
着ないアイテムもムダにしない心がけを
蛯原さんは、“似合うかどうか”より“好き”という直感で服を買うことが多いといいます。とはいえ、買ってから「ちょっと違ったかも……」という失敗談もあるとか。
「例えば夏物だったら、春先などに行われるファッションブランドの展示会で数着まとめ買いすることが多いですね。でも、オーダーした洋服が手元に届くのは夏になってから。そのころには気分が変わっていて……なんてことも(笑)」
それでも、すぐに処分することはせず、2年ほどは手元に置くことにしているそう。
「少し時間が経つとまた気分が変わるので、あとになって着ることもあります。一方、2年をすぎてもあまり着ないなと思った場合は、双子の妹や東京へ遊びにきた母に譲って着てもらいます。身長や骨格などがほぼ同じ女性が、自分の周りに2人もいるのはラッキーなこと。ものを大切にしつつ、妹や母もおしゃれを楽しんでくれたら、私もうれしいです」
ファッションが心を元気にしてくれる!
二児の母となり、ますます子ども中心の予定が増えた蛯原さん。少し余裕がないと感じる日でも、好きなファッションを楽しむことで前向きな気持ちでいられるそう。
「元気いっぱいの長男や、抱っこする時間も長い長女と一緒にいるときは、動きやすさを重視したカジュアルな服装が増えます。そんなときのコーディネートでも、一番大切にするのは“好き”という直感。明るい色を着たり、好きなファッションで身を包んだりするだけで、その1日をご機嫌で過ごせます」
蛯原さん自身、ファッションが持つパワーを日々実感しているといいます。
「子育てに限らず、大人になるとTPOを求められるシーンが増えますよね。でも、自分の“好き”を可能な範囲でしっかり取り入れることが、毎日を楽しめる秘訣かもしれません」
雑誌『からだにいいこと』では、蛯原さんが読者のお悩みに答えます!
雑誌『からだにいいこと』 では、蛯原さんが読者のお悩みに答える連載「蛯原友里 これが私の選ぶ道」を掲載中。日頃の美と健康のコツについてざっくばらんに語る「Ebi’s Talk Room」とあわせて2ページ、蛯原さんの素顔とグラビアをたっぷりお楽しみいただけます。
撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK) 取材・文/岩附永子 スタイリスト/竹村はま子 ヘア/夛田恵子(mod’s hair) メイク/AIKO ONO
ブラウス¥20,900(ナオキトミヅカ/ESTEEM PRESS/Tel:03-5428-0928) パンツ¥41,800(カオス/カオス表参道/Tel:03-6432-9277) サンダル¥9,900(アダム エ ロペ/ジュンカスタマーセンター/Tel:0120-298-133) ブレスレット¥4,180(ビームス ボーイ/ビームス ボーイ 原宿/Tel:03-5770-5550) ※価格は税込