セルフケアで目疲れを解消!「血流アップ押圧」
1日中、スマホやパソコンで酷使した目。視界がかすむ、目の奥が痛い、目が乾きやすい、涙が出る、充血など、さまざまな症状になって表れます。放っておくと、眼精疲労や視力の低下、老眼など目の不調の原因に。そこで、自分の手でケアできる、血流アップ押圧がおすすめ! ポイントは“ジワ~ッと押して、パッと離す”こと。やさしい刺激で血行が促進され、視界スッキリ! 1分もかからない簡単なセルフケアなので、習慣にしやすいですよ。
目次
目の疲れを解消すれば視力は向上する!
現代人の目は、スマホやパソコンの使用により、自分で実感する以上に疲れています。目の疲れをケアしないでいると、眼精疲労や視力の低下につながります。こうした目の不調の多くは、血流の滞りが原因。患部の毛細血管を押圧法で刺激することで、血流が促されて不調が改善します。
“ジワ~ッ・パッ!”で新鮮な血液を送り出す
押圧法は、患部をジワ~ッとやさしく押さえ、瞬時にパッと離す血液循環法。「押さえる」ことで毛細血管内の古い血液を静脈側に押し出し、「離す」ことで新鮮な血液を送ります。
[押す]押したときに爪の色が変わらない程度のやさしい力で押圧。
[離す]パッと離すことで、酸素を含んだ血液が流れ出す。
血流アップ押圧 基本の3ステップ
視力低下、眼精疲労、老眼など目の不調を改善できる、即効性の高い押圧法です。
ステップ1、2では親指を除いた4本の指で、ステップ3では親指のつけ根でやさしく押圧。
ステップ1 目の上部の血流アップ
手を洗い、目を覆うように4本の指を当てる。眼球と骨の隙間に指を入れ、力を抜いてジワ~ッと軽めに3秒押圧。
目を覆った指を、パッとリズミカルに離してジワ~ッと血流を流す。
この「ジワ~ッ・パッ!」が押圧法の基本動作。
ステップ2 目の下部の血流アップ
眼球と目の下の骨との隙間に4本の指を当て、力を抜いて3秒押圧し、パッと指を離す。
ステップ3 まぶたの血流アップ
親指のつけ根でまぶたを押圧。やさしくあてる程度の力で2秒押圧し、離す。反対側も同様に。
やさしい刺激で血流を促す「押圧法」で、一日の目の疲れを取り去りましょう!
撮影/福島章公 モデル/理絵
イラスト/miya
(からだにいいこと2017年8月号より)