『機界戦隊ゼンカイジャー』で主演を務め、世代問わず女性ファンを魅了している駒木根葵汰さん。10月から始まるドラマ『商店街のピアニスト』では、ストリートピアノとの出会いをきかっけに成長していく主人公を演じます。

駒木根葵汰さん

こまぎね・きいた
2000年1月30日生まれ。茨城県出身。スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』では、主演・五色田介人（ゼンカイザー）役を務めた。2022年3月からの『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でも五色田介人を続投。ファースト写真集『Key』（KADOKAWA）が発売中。その他、テレビ朝日系『あざとくて何が悪いの？』『ごはんJAPAN』、TBSよるドラマ『差出人は、誰ですか？』など、さまざまな番組で活躍中。

練習を重ねたピアノの演奏シーンにも注目

月曜ドラマ『商店街のピアニスト』で駒木根葵汰さんが演じるのは、電気工事会社で働く澤本蓮（さわもと・れん）。街角に置かれたストリートピアノをきっかけに、蓮とさまざまな人物が物語をつないでいきます。

「主人公の澤本蓮は、幼いころに父親からピアノをプレゼントされ、ピアニストを目指していたのですが、高校一年生のときに父親の会社が倒産してピアノも手放すことになります。それ以来、ピアノに対して目を反らすような生き方をしてきたのですが、とあるきっかけで商店街のピアノと出会い、蓮の心が次第に開いていくというヒューマンドラマです」（駒木根さん）

２年以上にわたり、スーパー戦隊シリーズに出演してきた駒木根さん。これまでとは真逆ともいえる役柄に挑戦することになります。

「自分にとって、お芝居に対して考え直す作品でもありました。分かりやすいお芝居というよりは、その場にたたずむようなリアルな蓮の雰囲気を表現できたかなと思います。何気ない人との日常会話も、“いま、こういう話し方をしているな”と、感覚を覚えておいて、演じるうえでそれを生かしました」

物語の中心になるのは、商店街に置かれたストリートピアノ。蓮が弾くピアノの演奏シーンも、相当練習を重ねたそうです。

「実はこの役をいただく前、昨年の10月くらいに電子ピアノを買ったんです。役者仲間の友人の家にピアノがあって弾かせてもらったらすごく楽しくて。でもドラマで弾いたアップライトピアノは、鍵盤が重くて全然違いました。撮影中は、指導してくれる先生の動画をひたすら見て、手や体の動きをコピーして…、課題曲を何十曲も練習しました。僕がピアノを弾くシーンも、じっくりみなさんに見ていただきたいです！」

朝はしっかり食べる派。スムージーを手作りしています

さまざまなドラマに出演が決まり、多忙な駒木根さんですが、長期に及ぶ撮影中も体力づくりのためにしっかりと“からだにいいこと”を実践していました。

「スーパー戦隊シリーズの撮影をしていたときは、毎朝スムージーをつくって飲んでいました。材料はヨーグルト、無調整豆乳、バナナ、ベリーなど。果物はその時々で好きなものを選びます。最近は、ゆで卵２個に玄米おにぎりとコーヒーのセットが、朝のルーティーンになっています」

しっかりと糖質やタンパク質、ビタミンを摂り、朝の体にエンジンをかけて撮影にのぞんでいるんですね！

「それと毎日１時間くらい散歩をしています。週６日は歩いているかな。夜にランニングをする日もあって、この前は10キロ走りました。でも走ったら３日くらい筋肉痛が取れませんでした！ 運動で汗を流すのはいいですね」

朝からしっかり食べる生活と適度な有酸素運動。見習いたい理想的な生活習慣です。

駒木根葵汰さんよりメッセージ

「今回のドラマは、長尺でのお芝居パートやピアノの演奏シーンなど、注目してほしいところがたくさんあります。特にピアノの演奏は、ものすごく練習したので、みなさんに楽しんでいただきたいポイントです！」

これまで見たことのない駒木根さんの演技や演奏シーンをお楽しみに！

【INFO】10/3～スタート　月曜ドラマ『商店街のピアニスト』

月曜ドラマ『商店街のピアニスト』

2022年10月3日（月）夜10：30～ 放送スタート（全13話／各話30分）
BS松竹東急（BS260ch・全国無料放送）

出演：駒木根葵汰、優希美青、久保田磨希、船越英一郎（特別出演）、吉満寛人、戸田菜穂　ほか
脚本：渡辺典子
監督：川島直人、吉川鮎太
製作：ＢＳ松竹東急、ホリプロ