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「フリパラツイスト」で下腹・脇腹のぜい肉対策

「フリパラツイスト」で下腹・脇腹のぜい肉対策

ダイエットを頑張っても、効果がない…。そんなお悩みを持つ人に「フリパラツイスト」のやり方を動画と分かりやすい写真でご紹介。立った姿勢で1分間、お腹周りをリズミカルにひねるだけで、すっきり美腹に。

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3ヵ所の刺激でムダなお肉を撃退!

フリパラツイスト

「フリパラツイスト」で下腹やわき腹のぜい肉とさよならできる理由は、「褐色脂肪細胞※1」「乳び槽(そう)※2」「骨盤まわり」の3つを同時に刺激できるからです。

※1 褐色脂肪細胞とは、ぜい肉を燃やして筋肉の数十倍の熱をつくるダイエットの味方となる細胞。主に肩甲骨周辺にあるので、腕を上げて肩甲骨まわりを動かすことで活性化。脂肪が燃えやすい、ヤセ体質になります。

※2 乳び槽とは、横隔膜の下にあるリンパ管の一部で、内臓や下半身のリンパ液のほか、腸から吸収された脂肪がたまる場所。お腹を振って刺激するとリンパの流れがスムーズになり、脂肪が代謝されやすくなります。

褐色脂肪細胞
乳び槽

【骨盤まわり】
骨盤まわりの筋肉である骨盤底筋が衰えると、骨盤がゆがみ、内臓を支えられなくなります。すると内臓が下がって、ぽっこりお腹の原因に。「フリパラツイスト」で骨盤底筋を鍛え、内臓を押し上げるのでお腹もスッキリ。ダイエット効果だけでなく、冷えや肩こり、便秘といった不調の改善も期待大。免疫力も高まります。

骨盤まわり

1分間「フリパラツイスト」のやり方

「フリパラツイスト」のやり方をご紹介します。動画や記事を見ながら一緒にやってみましょう。

「フリパラツイスト」のやり方

やり方1 お腹を左右にひねる

フリパラツイスト1

やり方2 お腹をひねったまま「ピストル」の手をつける

下腹に軽く力を入れ、お尻を引き締めてまっすぐ立つ。かかとをつけてつま先を90度に開き、みぞおちをしぼるイメージでウエストを左右交互にひねって。頭や足は動かさない。

フリパラツイスト2

お腹をひねり続けながら、両手をピストルの形にし、マラソンをするように両腕を前後に大きく振る。足は固定したまま、お腹と腕だけを動かして。腕は自然に振ればOK。

やり方3 手を少しずつ上げていく

フリパラツイスト3

お腹をひねり続けながら、手のひらが下を向くようにして腕を少しずつ肩まで上げる。お腹のひねりは、徐々にスピードアップすると効果的。お尻を真横に振ったり回転させるのはNG。体の中心に一本線が通っているイメージで、お尻に力を入れ、おへその辺りをひねるよう意識して。

やり方4 手を肩の位置まで上げたらひじを伸ばす

フリパラツイスト4

3の動きに慣れてきたら、お腹をひねりながら、ひじを伸ばす。手のひらを下に向けたまま腕を肩の位置まで上げた状態で、30秒お腹をひねる。

やり方5 左右交互に腕を上げ下げしてフィーバー!

フリパラツイスト5

ピストルの手の形のまま、今度は手のひらを前に向ける。お腹をひねり続けながら、そのリズムに合わせて腕を左右交互に斜めに上げて。これを30秒続けて!
※コツをつかめたら1〜3は省いて4と5だけ行ってもOK

体があたたまったら代謝アップのサイン

1分間のツイストで体がポカポカと温まってきたら、良いサイン。肩甲骨周りや骨盤周りが刺激されている証拠です。続けていけば、脂肪燃焼や筋肉アップに確実に効果が!楽しくひねって、おなかまわりのたぷたぷお肉とさよならしちゃいましょう!

撮影/神尾典行 モデル/原 歩美 イラスト/きくちりえ
(からだにいいこと2018年3月号より)

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