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斎藤 工さん

斎藤 工さん「山ごもりで知った、現在の食や生活の原点」|癒やされタイム

漫画家・浅野いにおさん原作の映画『零落』で心の闇を隠そうともしない、描けなくなった元人気漫画家・深澤 薫を演じた斎藤 工さん。心身ともにハードだった日々を癒やしたものとは?

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斎藤 工さん

斎藤 工さん
さいとう・たくみ
1981年生まれ。東京都出身。主な主演映画に『昼顔』(2017)、『麻雀放浪記2020』(2019)、『シン・ウルトラマン』(2022)など。今年はドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日)、『超人間要塞 ヒロシ戦記』(NHK)のほか、映画『イチケイのカラス』、『レジェンド&バタフライ』が上映中。監督作として映画『スイート・マイホーム』の公開も控える。

最近、心を癒やしてくれたのは森での生活

俳優として、クリエイターとして、常に“嘘のない”表現を見つけ出そうと挑んでいる斎藤 工さん。

最新主演作『零落』は、青春漫画『ソラニン』などで知られる漫画家・浅野いにおさんの問題作を、竹中直人監督が映画化した作品。長期連載の終了と同時に、描きたいものを見失った元人気漫画家の胸に渦巻く葛藤を描いています。

斎藤さんが演じるのは、この“描けない漫画家”の深澤 薫。とかく経済が優先されがちな社会や、次々と誕生する新しい才能に苛立ち、編集者の妻(MEGUMI)を拒絶し、ミステリアスな風俗嬢・ちふゆ(趣里)へ逃避していきます。

「僕にとって、この深澤は特別だと思っています。なぜなら“苦しみの原動力”が赤裸々に描かれているから。原作コミックを読んで以来、常にそばにいてほしいと思う数少ない漫画です」

斎藤 工さん

すべての感情をさらけ出した本作の撮影は、大変だったそう。最近、心を癒やしてくれたのは、狩猟のためにこもる山で過ごす時間。取材日は2日間滞在した山から戻ったばかり。

「お風呂にはちゃんと入ってきましたよ(笑)。地域の猟師の方たちにお供して2日間山で過ごしました。森の中にいる時間は、人間を忘れられるというか。山ごもりには、人間を知るという理由もあります。現在の食や生活に至った経緯を知るのが効果的だと考えているのも大きいですね」

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【INFO】映画『零落』3月17日(金)より、テアトル新宿ほかにて全国公開

映画『零落』

青春漫画の金字塔『ソラニン』を放ったカリスマ漫画家・浅野いにおの新境地にして衝撃の問題作『零落』を、竹中直人監督、斎藤 工主演で映画化。人気漫画家という型にはまることを拒否する元売れっ子の漫画家・深澤 薫のリアルな魂の彷徨を描く。

【原作】浅野いにお
【監督】竹中直人
【出演】斎藤 工、趣里、MEGUMI、山下リオ、土佐和成、永積 崇、信江 勇、宮﨑香蓮、玉城ティナ/安達祐実
(C)2023浅野いにお・小学館/「零落」製作委員会

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構成/山西裕美(ヒストリアル) 撮影/屋山和樹(BIEI) 取材・文/関口裕子 スタイリスト/赤塚修ニ ヘアメイク/三田真一
(からだにいいこと2023年4月号より)

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