一年20着でもおしゃれに魅せる「MY定番服」の見つけ方!
手持ちの服が多く、収納に困っている人も多いのでは? ミニマリストのあぽんさんは、服580着を処分して、お気に入りの20着を定番服として残しています。処分するコツや、少ない服での着回しテクを紹介します。
目次
シンプル・イズ・ベスト 上着や小物で変化を持たせて
「服を手放すと同時におしゃれを“がんばる”ことも捨てました。自分の定番服さえわかれば、少ない服でもコーデが映えますよ」と、ミニマリストのあぽんさん。以前は服が大好きで、寝ても覚めても「何を着よう?」と考えていたそう。
「当時はバッグや靴などを合わせると1000アイテム以上を所持。積み上がる衣装ケースを眺めていると、いつしか服を着こなしているつもりが『服に支配されている』のではと思い、580着の服を手放すことにしました」
残した20着は自分基準で選んだ、好きで着心地のいい“定番服”でした。
「600着の服を持っていても、結局似た服ばかり着ていました。手元に残した服はまさにそのよく着ていた“定番服”。メインは常にシンプル、上着や小物でコーデに変化を持たせます。服が少ないとコーデに迷わず、朝の身支度もすぐ完了し時短に。次ページから20着の実例と“定番服”を見つけるコツをお伝えします」
600着から20着に厳選したアイテムはコレ!
580着もの服を手放し、厳選して20着を手元に残したあぽんさん。定番服になった服を紹介します。
トップス
顔まわりを明るくする白とベージュが5枚。黒を1枚だけ所持。
パンツ
デニムを2本、黒のパンツを2本とカラフルな柄パンツを1本。
オールインワン
フォーマルにも使えるパンツタイプのオールインワンが重宝します。
コート類
インナーは白を着ることが多いので、コート類は黒を中心としたはっきりした色が◎。
フォーマルシーンにも対応! MY定番服の着こなし
たった20着でも、カジュアル〜フォーマルシーンでのコーデが可能。フォーマルシーンでは、先ほど紹介した定番服を使って次のような着こなしができます。
グレーのジャケットで重くなりすぎずに、オフィス向きスタイルに。
シルバーのストールを黒のオールインワンに重ねるだけでフォーマルシーンにも対応。
上下黒のツーピースは白系インナーでスッキリと着こなして。
「定番服」を見つけるコツ
服を捨てるときに、どんな服を残せばいいのか悩む人も多いはず。残すべき定番服を見つけるコツを知っておくと処分に困りません。
着心地のいいものを選ぶ
もっとも重要なことは着ていて疲れない服であること。部屋着で着ている服の形や素材は本来、自分が好んでいるものが多いです。パンツ、スカートどちらを好んで着ているかだけでも参考になるはず。
体形の悩みをカバーできるものを
ぽっこりお腹、たぷたぷ二の腕など、誰しも1つは隠したいコンプレックスがあるもの。それらをうまくカバーしてくれる服はあなたの強い味方に。鏡をよく見て着映えする1着を選びましょう。
思い込みや他人目線を捨てる
「女性はスカートを1着は持っているべき」という思い込み、「毎日同じような服を着ていると思われたくない」などの他人の目線を気にすることをやめると、自分が求めているものがクリアになります。
スタメンアイテム限定! 服が少ないからこそ小物でメリハリを
少ない服で飽きずに着回すには、小物で変化を持たせることが重要です。小物の選び方や、あえて減らさない方がいいアイテムを紹介します。
TPOに合わせて使い分けを
フォーマルとカジュアルなものをシーンに応じて使い分け。また、革ジャケットを着ているときは布バッグにするなどコーデ全体が重くなりすぎないように。
ポイントは歩きやすさ
歩きやすさを重視して、フラットタイプがお気に入り。シルバーの靴はどんなコーデにも合い、おしゃれに仕上がるのでおすすめ。
黒キャップ一択に!
紫外線対策の帽子は1つしか持ちたくないので、黒をチョイス。お手入れしやすい綿100%。
めがねはアクセ代わりに
全身が白っぽいコーデのときに、黒縁めがねをかけるだけでコーデが引きしまる効果あり。
イラスト/二階堂ちはる
(からだにいいこと2022年10月号より)
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