【食】桃には元気になれる嬉しい効用がいっぱい!
毎年、夏に心待ちにしている産地から届くもぎたての桃! 今年も甘い香りに包まれた、果汁たっぷりの丸々とした桃を思う存分堪能しました。桃の栄養と健康効果、そして、おすすめの食べ方をご紹介します♪
夏は家族で桃三昧
毎年8月になると、長野に住む友人から瑞々しい桃がたくさん届き、家族みんなで桃三昧! という、なんとも幸せな日々が始まります。
桃農家さんが手塩にかけて育てた桃は、口に運ぶとジューシーな果肉が弾け、うっとりするような甘い香りと果汁があふれ出す感動のおいしさ!
そんな桃を毎日楽しんでいたのですが、ある時、「桃って果糖も多そうだし、たくさん食べて大丈夫なのかな?」と気になり始めた私。
さっそく、効能や栄養を調べてみました。
桃は美容と健康にもおすすめ
すると、どうでしょう!
桃には、美容と健康に役立つ多くの成分がたくさん詰まっていたのです。
主な成分はカリウム、ペクチン、クエン酸。その他にビタミンEやカテキン、ビタミン様物質であるイノシトールなども含み、健康維持に大切な役割を果たす栄養素の宝庫でした。
カリウムには余分な塩分を排出する働きがあり、むくみ対策や高血圧予防に効果的。ペクチンは腸内環境を整える他、食物繊維が血糖値の上昇を抑えるので糖尿病予防にもなります。そして、クエン酸には疲労回復効果が。
また、私が特に気になっていた果糖についても嬉しい情報がありました。桃に含まれる果糖は「フルクトース」という単糖類。血糖値が急激に上がることはなく、体内で代謝の過程を経ずにエネルギーになるため、疲労回復にも即効性ありとのこと。
さらに、カロリーは100gあたり38kcalと、他の果物と比べて低く、太ることをそれほど気にしなくても大丈夫だと分かりました。
そして、桃は夏の果物の中では数少ない、体を温める「温性」に属し、血液と元気不足の「気血両虚」タイプにおすすめの薬膳。喉の渇きを抑え、体を潤し、血の巡りを活性化させる作用を持つ食材とのことです。
おいしいだけでなく、健康効果も併せ持つ桃。なんて魅力的なフルーツでしょう!
ひと手間加えて、より美味しく
私の大好きなひと皿は、桃とフレッシュチーズ、岩塩などの天然塩と上質なオリーブオイルで作る定番の組み合わせ「桃モッツァレラ」や「桃ブッラータ」!
まだまだ暑さが続く毎日ですが、桃で体を整え、元気をチャージして、健やかな秋を迎えたいですね。
第1期からことWebライター/梅原晶子
*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。