仲 里依紗さん「その瞬間を全力で生きて楽しまなきゃ」｜表紙インタビュー
ハッピーオーラをまとった仲 里依紗さんが現れると、スタジオがパッと明るくなったよう！映画『屋根裏のラジャー』で声を演じたエミリも、仲間を幸せな気持ちにさせる少女。仲さんが惹かれたのもそこにあるとか。
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仲 里依紗さん
1989年10月18日生まれ、長崎県出身。俳優、モデルとして活躍。幅広い役柄を演じ、評価される。主な出演作品に『時をかける少女』（06）、『サマーウォーズ』（09）ほか。2023年はほかに『劇場版 TOKYO MER～走る緊急救命室～』（23）、『トランスフォーマー／ビースト覚醒』（23）、『白鍵と黒鍵の間に』（23）がある。
家族で話すきっかけを作ってくれる映画だなと思いました
「エミリは元気で明るくみんなに慕われる、イマジナリの町のリーダー的存在。私にもエミリがいたらいいなと思うくらい惹かれました」
イマジナリとは“想像”のこと。イマジナリの世界の住人であるエミリは、人間の少女アマンダが創り出した少年ラジャーの心をサポートします。仲さんもよく想像の世界で楽しむそう。
「渋滞なら自分専用の高速道路のある世界を想像したり（笑）。想像の世界は無限。映画みたいにカラフルな図書館からベネチアや長崎の出島へ、旅することを想像しています」
この映画に登場する人々は、みんな“訳あり”な面持ち。子どもだけじゃなく、大人もそう。仲さんは、そんな「完璧じゃないところも好き」なのだそうです。
「親の気持ちのわかる映画でもあるかなと。子どもと向き合うと、何度言ったらわかるの？ とか、なんで伝わらないの？ としょっちゅう思いますよね。でも子どもだから見えるもの、大人になることで見えてきたものと、お互い見ているものが違うから、わかりあえなくて当然なんです。だからこそ、その瞬間を全力で生きて、大人なることを楽しまなきゃと思う。忘れていた子どもの頃の記憶を呼び覚まし、家族で話すきっかけを作ってくれる映画だなと思いました」
雑誌『からだにいいこと』２月号では仲さんのインタビューを2ページ掲載！
雑誌『からだにいいこと』２月号には、２ページにわたって仲さんのインタビューを掲載しています。癒やされると感じることやポジティブにいられるコツを語ってくれました。Web版とは異なる写真もお楽しみください。
【INFO】映画『屋根裏のラジャー』
少女の想像上の友だちである少年ラジャー。現実と想像が交錯する世界で起こる少女と少年の冒険を、世界じゅうの“私たち”に贈る超大作アニメーションファンタジー。12月15日（金）より全国東宝系にて公開です。
原作／A.F.ハロルド 監督／百瀬義行 プロデューサー／西村義明 出演／寺田 心、鈴木梨央、安藤サクラ、仲 里依紗、杉咲 花、山田孝之、高畑淳子、寺尾 聰、イッセー尾形
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（からだにいいこと2024年２月号より）
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