50代|大きい顔に似合う髪型は?ぽっちゃりをカバーするポイントも
50代の方で大きい顔に似合う髪型を探している方もいるのではないでしょうか。本記事では、大きい顔に似合う髪型を紹介します。髪型に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
「大きい顔」ってどのくらいのこと?
「顔が大きい」という状態について、実際にどのくらいのサイズが大きいといわれるのか理解していない方も多いのではないでしょうか。
日本人女性の顔の平均サイズは、頭頂部から顎先にかけて21.8cm、額の最も広い部分の横幅が15.3cmといわれています。この数値よりも大きい方は、顔が大きいといえます。また顔がさほど大きくなくても、エラが張っていたり、たるみが生じていたりすることで、大きく見える可能性もあります。
そのため、平均サイズよりも小さいのに顔が大きく見えるといった方は、輪郭やたるみによる影響がないかチェックしてみましょう。
50代の大きい顔の悩みをカバーする髪型テクニック
50代で大きい顔に悩んでいる方は、髪型でカバーするのがおすすめです。髪型で顔の大きさをカバーするには、いくつかのテクニックがあります。
ここからは、髪型テクニックを4つ紹介します。美容院に行く前にテクニックを知り、コンプレックスをカバーしましょう。
前髪で顔の幅や長さをカバー
大きい顔を小顔に見せる1番簡単なテクニックとして、前髪を作ることがあげられます。おでこの広さに関わらず、おでこが露出していると顔が大きくみえる傾向があります。そのため、前髪をつくり、おでこをカバーすることで小顔効果を期待できます。
長めの前髪を斜めに流すことで、髪からおでこが少し見え、重たい印象を防ぐことが可能です。他には、目にかかる程度に伸ばした前髪も、顔の長さをカバーできるため、小顔効果につながります。
また重たい印象になるのが嫌な方は、前髪を薄くした「シースルーバング」もおすすめです。
ひし形シルエットでリフトアップ効果を狙う
小顔に見せるには、髪全体のシルエットも大切です。特にシルエットを「ひし形」になるようなショートカットにすることで、顔のサイドにボリュームが出るため、面長など顔の長さにコンプレックスを抱えている方におすすめです。またサイドにボリュームが出ることで、口角が上がったような印象に仕上がります。
ひし形シルエットの髪型に加えて、長めの前髪を流したり、シースルーバングにしたりすることでより小顔効果を期待できます。
顔周りやサイドの髪で輪郭をカバー
顔周りやサイドの髪をうまく利用することで、エラ張りや顔の横幅に関するコンプレックスのカバーを期待できます。サイドの髪を多めに取ったり、顔周りにレイヤーを入れたりすることで、顔の横幅の広さをカバーできるでしょう。
また後れ毛をうまくアレンジすることで、顔の縦と横の幅のバランスを整えることもできます。面長の人は、顔周りとサイドの毛にボリュームを出すのがおすすめです。
ボリュームのあるヘアスタイルで顔から視線を反らす
パーマやコテを使って髪全体にボリュームを出すことで、顔から視線が外れ、小顔効果を期待できます。ゆるいパーマやコテ巻きでフェイスラインを隠したり、レイヤーを入れて動きを出したりなどさまざまな髪型のレパートリーがあります。
またパーマやコテを使って、ボリュームを出す際は、ワックスやオイルなどを使用するのがおすすめです。スタイリングのコツをつかめば、簡単にヘアスタイルを作れるようになるでしょう。
顔の大きい人が避けたほうがよい髪型は?
顔が大きいのがコンプレックスの方は、いくつか避けたほうがよい髪型もあります。顔が大きい人が避けたほうがよい髪型を2つ紹介します。
ベリーショートや襟足が長いショートは顔の大きさを目立たせやすい
小顔効果を狙うには、ひし形のシルエットができるショートカットがおすすめです。しかし、ベリーショートや襟足が長いショートは、かえって顔の大きさを目立たせやすいため、控えたほうがよいでしょう。
特にベリーショートは、顔全体が露出されているため、顔の大きさが助長されてしまいます。また、襟足が長いと顔の縦の長さが強調されてしまうため、ショートカットにする場合は、襟足は短めにカットするのがおすすめです。
顔型のコンプレックスを強調する髪型はNG
顔の大きさを強調する髪型は、顔の形によって異なります。
丸顔・逆三角顔・ホームベース顔の人は、ぱっつん前髪は控えたほうがよいでしょう。ぱっつん前髪は、顔の横幅が広い印象になるため、顔の幅が強調されてしまいます。他には、眉毛の上で前髪をカットするのもおすすめできません。
一方で面長顔の方は、トップにボリュームを出すような髪型は控えましょう。顔の縦幅が強調され、余計面長に見えてしまいます。さらに顔だけでなく、体全体のとバランスも悪くなるため、注意しましょう。
【顔型別】大きい顔に似合う髪型のポイント
顔型ごとに似合わない髪型があるように、似合う髪型もあります。自分に似合った髪型にし、テクニックを加えることでより小顔効果を期待できます。
ここからは、大きい顔に似合う髪型を顔型別に紹介します。
丸顔・ぽっちゃりの人に似合う髪型のポイント
- 縦長なひし形シルエットを意識
- トップやサイドにボリュームを出す
- 裾にボリュームが出すぎるのはNG
丸顔・ぽっちゃりの人は、やや縦長なひし形シルエットの髪型がおすすめです。丸顔の人は、輪郭を隠すために髪でフェイスラインを覆っている方も多いのではないでしょうか。しかし、包み込むようにフェイスラインを隠すような髪型は、より丸顔を強調してしまうことに。
そのため、フェイスラインを隠すのは控え、トップに高さを出し、裾のボリュームは抑えるような髪型にしましょう。おでこが少し見えるような髪型にすることで抜け感を得られます。
ベース型の人に似合う髪型のポイント
- 縦長なひし形シルエットを意識
- 顔周りのカットや毛束感を作る
- 重いシルエットはベース型を強調するためNG
ベース型は、顔の横幅が広かったり、角ばった印象になったりしている人が多いため、横の印象を消すように縦長なひし形シルエットを意識しましょう。
また重たい印象になるとベース型を強調してしまうため、顔周りにレイヤーを入れて、シルエットにメリハリが出るような髪型にするのがおすすめです。顔周りの毛や後れ毛をコテで巻いたり、ワックスで束感を作ったりすることで、軽やかな印象になります。
面長の人に似合う髪型のポイント
- ひし形シルエットを意識
- パーマやカールをうまく利用する
- 前髪を適当に作るのはNG
面長の人は、クールな印象を生かすようなひし形シルエットを意識しましょう。トップにボリュームを出さずに、パーマやカールでサイドにふんわり感を持たせた髪型を作ることで面長をカバーできます。
ただ前髪を下ろしたり、分けたりするとスタイルによっては面長を強調させてしまいます。そのため、顔の縦幅を緩和するような重めバングや前髪を斜めに流したサイドパートバングがおすすめです。前髪なしにしたい場合は、トップにボリュームを持たせたかきあげバングもよいでしょう。
頬のたるみが気になる人に似合う髪型のポイント
- サイドの髪が顔にかかるようなスタイル
- 高めの位置から前髪を作る
- 横のラインを強調する髪型はNG
頬のたるみが気になる人は、サイドの髪が頬にかかるようにしたり、高めの位置から前髪を作ったりするのがおすすめです。前髪を高めの位置から作ることで、縦のシルエットを強調でき、重心が上に行くため、たるみや下膨れの印象を緩和できます。
なおサイドにボリュームを出すような、顔の横のラインを強調する髪型は控えたほうがよいでしょう。あくまでも縦のラインを強調する髪型にするように心がけてください。
50代の髪型は老けて見せないことにも気をつかいたい
小顔に見えるような髪型を探すこと以外にも、老けて見えないようなスタイルにすることも大切です。小顔に見えても、老けて見えてしまったらマイナスな印象になってしまいます。
50代によくある髪の悩みと原因に加え、悩みの解消方法を紹介するので、髪型を決める際に参考にしてみてください。
50代によくある髪の悩みと原因
50代によくある髪の悩みとして、下記の2つがあげられます。
- 白髪が増える
- 髪のパサつきやうねり
髪の変化は30代あたりから急増しますが、特に50代になると白髪やパサつき、ボリュームのなさなどが顕著に現れます。これらの悩みは、放置しておくと老けた印象に直結するため、できるだけ早く改善したいポイントです。
ここからは、50代によくある髪の悩みの原因を詳しく解説していきます。
白髪が増える原因
50代で白髪が増える原因は、加齢によってメラノサイトの働きが悪くなり、メラニン(黒い色素)が作られにくくなるのが原因です。メラニンを作り出すために欠かせない酵素のチロシナーゼが減少したり、体内の細胞機能が低下したりすることによって、メラノサイトの働きは悪くなります。
他にも過度なストレスや生活習慣の乱れ、紫外線なども白髪の原因になりかねません。中には、ストレスで一時的に白髪が増えるケースもあります。そういった白髪は、ストレスが改善されることで元に戻るといわれています。
また白髪は遺伝による影響もあるといわれていますが、50代で白髪が増える場合は、ほとんどが加齢による影響と考えてよいでしょう。
髪のパサつきやうねりの原因
50代など加齢によって生じる髪のパサつきやうねりの原因は、頭皮の毛穴の歪みがあげられます。加齢とともに顔がたるんだり、シワが生じたりするように、頭皮にもたるみが出現します。毛穴が歪むことで、髪にうねりが出るといったケースが考えられます。
またうねりの大きな原因は、加齢による髪質の変化です。加齢によって女性ホルモンの一種である「エストロゲン」の低下により、髪のハリやコシが減少します。さらに加齢とともに髪の水分量が減少するため、パサつきが生じてしまいます。
50代の髪の悩みを解消する方法
50代の髪の悩みは加齢による影響が多いため、諦めてしまう方も多いでしょう。しかし、カラーリングやヘアケアなどによって悩みを解消できるため、諦めずに改善に努めましょう。
ここからは、50代の髪の悩みを解消する方法を3つ紹介します。
白髪を染める頻度やカラーに気をつかう
白髪は、清潔さに欠ける上に老けた印象になるため、できるだけカラーリングをして、きれいな髪色を保ちましょう。白髪が気になる方は、1ヵ月に1回カラーリングするのがおすすめです。もし白髪量が多い場合は、3週間に1回根元だけを染めるリタッチを検討するのもよいでしょう。
また白髪を目立たせないためには、下記のカラーがおすすめです。
- 明るく華やかなベージュカラー
- 表面にハイライトを入れたブラウンカラー
- 白髪を生かしたピンクバイオレットカラー
白髪を完全に染める方法もあれば、ハイライトのように生かすカラーリング方法もあります。ヘアスタイルやパーソナルカラーによって似合うカラーが異なるため、美容院で相談しましょう。
髪のツヤを保つヘアケアを取り入れる
加齢によってパサつきが気になる方は、髪のツヤを保つヘアケアを取り入れましょう。
まずシャンプーは、アミノ酸系洗浄成分が配合されたものがおすすめです。アミノ酸シャンプーは、適度な洗浄力で頭皮や髪のうるおいを保ちながら汚れを落としてくれます。さらに髪に必要な栄養成分の補給もしてくれます。
またタオルドライ後は、ドライヤーをする前にヘアオイルを塗るのもおすすめです。髪の乾燥を防ぎ、毛先までつるんとしたきれいな髪へと仕上がります。
生活週間を見直す
メラノサイトがうまく機能していないことで、白髪が増えている場合は、生活習慣の見直しも大切です。偏った食生活や運動不足、睡眠不足などの生活習慣の乱れによって、血液の流れが悪くなっている可能性があります。血液の流れが滞ったり、栄養素が不十分だったりするとメラノサイトの働きが低下するため、注意しましょう。
ビタミンやタンパク質、ミネラルなどを意識して取り入れるのがおすすめです。メラニンを作るために欠かせない酵素のチロシナーゼを活性化するには、ミネラルが欠かせません。
髪や頭皮によい栄養素を積極的に摂り、健やかな髪を目指しましょう。
まとめ
50代で大きい顔に悩んでいる方は、ひし形のシルエットを作るような髪型にしたり、前髪を作ったりなどして、自分に似合うヘアスタイルを探しましょう。顔の形によっても似合う髪型が異なるため、本記事で紹介した内容をぜひ参考にしてください。 また老けて見えないよう、白髪のカラーリングやヘアケアも大切です。自分に似合った髪に加えて、きれいな髪を手に入れましょう!