顔痩せに効果的な方法は?男女におすすめの筋トレやマッサージを紹介
顔痩せを目指している方や、シャープなフェイスラインを手に入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、理想の小顔を手に入れるための方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
顔が大きく見えるのはなぜ?主な原因4つ
ここでは、顔が大きく見える理由について解説します。顔痩せを目指す際は、まず原因を確認してみましょう。
(1)顔周りについた脂肪
食べすぎや運動不足により顔の脂肪が増えると、二重あごや膨らんだ頬が現れ、顔が大きく見えてしまうでしょう。脂肪を減らすためには、筋トレで燃焼させることがおすすめです。
ただし、簡単には減らしづらいため、予防が重要になってきます。顔の脂肪を減らすには、体同様に、運動と食習慣の改善がおすすめです。有酸素運動とともに行うと良いでしょう。
(2)顔の筋力低下による緩み
顔の筋肉は、咀嚼(そしゃく)や表情の形成に関与しています。日常生活でやわらかい食べ物を好んで食べる人や表情の変化が少ない人は刺激が少なく、筋肉量が低下し緩みにつながり顔が大きく見えてしまうのです。
この筋肉量の低下により脂肪が目立つようになり、皮膚がたるみ顔が大きく見えることがあります。無意識に動かす機会が少ない部位であるため、積極的な刺激が必要です。
特にマスクの使用が増えたことにより口の大きな動きが制限され、衰えやすくなっています。そのため、意識的に動かしましょう。
(3)血行不良や水分のとりすぎによるむくみ
朝起きた際に気になる顔の膨らみは、むくみの可能性があるでしょう。むくみの主な原因は、塩分やアルコール、血行不良、ストレスなどが挙げられます。
外食やアルコール摂取が多い方は、食事内容を見直し、塩分やアルコールを控えることが大切です。特に冷え性の方は、湯船につかったり、マッサージやストレッチを取り入れましょう。
入浴は血行の改善だけでなく、ストレス緩和にもぴったりです。シャワーで済ませている方も、時間がある休日は湯船につかることをおすすめします。
むくみは、動脈の血管から水分が漏れ出し、血管外の組織に滞留することで生じます。通常、漏れた水分は動脈やリンパ管に再吸収されますが、水分の過剰摂取や血行不良が続くとむくみが発生するのです。そのため、バランスの取れた生活と適切なケアが大切です。
(4)あご周りの筋肉のコリ
無意識に歯を食いしばる癖があご周りのコリを生じさせ、その結果、筋肉が張ってしまいます。このあご周りのコリが、見た目に大きな影響を与えるでしょう。
歯ぎしりや過度なストレスであご周りが緊張し、コリが生じることがよくあります。このコリが続くと、筋肉のハリが大きく目立つようになり、むしろ大きく見えてしまうことがあります。日常生活でのストレス管理やリラックス方法を取り入れ、あご周りをリラックスさせましょう。
顔痩せに効果的な自分でできる対処法
ここでは、顔痩せが期待できるセルフケアを紹介します。自力で顔痩せしたい方は、ぜひ参考にしてください。
(1)食事の改善によるカロリーコントロール
食生活の乱れは、脂肪の蓄積やむくみを引き起こします。顔に脂肪が付く原因は、摂取エネルギーが多いことです。
私たちの体は生きているだけで一定のエネルギーを必要としますが、これを上回るエネルギー摂取は脂肪の蓄積につながります。
顔痩せするためには、エネルギーのバランスを保つことが重要です。過度なタンパク質や糖質、脂質の摂取を避け、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
また、塩分やアルコールの摂りすぎもむくみの原因になるため、これらを控えることがおすすめです。
(2)顔の筋肉のトレーニング
顔の筋力が低下している方は、筋肉を鍛えることで小顔効果を期待できます。
筋肉が落ちて顔に脂肪がつくと、脂肪が目立ちたるみが大きく見えてしまいます。筋肉は普段から積極的に鍛えるようにしましょう。
顔をさまざまな方向に動かす筋トレを取り入れましょう。これにより、たるみの予防や脂肪の減少が期待でき、結果として顔全体が引き締まり、すっきりとした印象になります。
(3)マッサージやストレッチによる血行改善
むくみで顔が膨らんで見える方は、マッサージやストレッチを取り入れましょう。これによりむくみが解消され、顔痩せにつながります。1日だけ行うのではなく、毎日の習慣にすることが重要です。
たとえ5~10分の短い時間でも、毎日コツコツと続けてみましょう。お風呂上りに行うとその効果が一層高まるので、積極的に取り入れてみてください。
また、湯船につかることもむくみ解消におすすめです。入浴で体を温め、血行を良くしましょう。
(4)男性の顔痩せに効果的な方法は?
男性と女性の顔痩せには、微妙な違いが存在します。この違いの要因のひとつが、筋肉の発達です。
男性はホルモン分泌や食事量の影響で、女性よりも筋肉が発達しやすい傾向があります。その結果、筋肉量が増えすぎて、顔が大きく見える可能性があります。
特に顔の筋肉太りの主な原因は、姿勢の悪さや食いしばり癖などが挙げられます。これらに悩まされる方は、姿勢や食いしばりの改善に意識的に取り組むことが重要です。
しかし、男性の顔痩せにおいても基本的なアプローチは変わりません。男女ともに、マッサージ、筋トレ、食事管理に取り組み、理想の小顔を目指しましょう。
顔痩せを目指せるすぐにできる筋トレ4選
ここでは、顔痩せの筋トレ方法を紹介します。筋力の衰えやむくみを改善したい方は、ぜひ取り入れてみてください。
(1)口角を引き上げる「あいうえお体操」
「あいうえお体操」は、口角を引き上げ、フェイスラインを引き締めます。舌を使い、口を大きく動かすことがポイントです。以下の手順を試してみましょう。
- 口を開き「あ」の形にする
- 口を「い」の形にする
- 口をすぼめて「う」の形にする
- 口を縦に開き「え」の形にする
- 口を「お」の形にする
- これらを5回ほど繰り返す
通常の話し方よりも大げさに口を動かすことがポイントです。
(2)頬の筋肉を鍛える「口角上げ体操」
割り箸を使って頬の筋肉を鍛える方法です。以下のステップを試してみましょう。
- 割り箸の真ん中辺りを前歯でかむ
- ニコッと笑うようにし、口角の位置を割り箸より高くする
- 5秒キープして、力を抜く
- 口角は上に持ち上げるようにする
- 2~4を繰り返す
頬の筋肉を鍛え、自然に口角が上がることが期待できます。
(3)ほうれい線解消にも効果が期待できる「舌回し体操」
舌回し体操では、ほうれい線の改善が期待できます。以下の手順で実施してみましょう。
- 口を閉じ、唇と歯の間に舌を挟む
- 歯に沿って舌を回す
- 2を20回ほど行う
- 反対も同様に20回ほど行う
舌は動かす機会が少ないため、はじめは疲れを感じるかもしれません。1日3回を目標に取り組むことが理想ですが、きついと感じる場合は1日1回から始めましょう。
(4)血流アップ効果も「中心寄せ体操」
顔のパーツを中央に寄せる中心寄せ体操は、血行促進も期待でき、むくみが気になる方にもおすすめです。中心寄せ体操の手順は次の通りです。
- 8秒かけて、顔のパーツを中央に寄せるようなイメージで力を入れる
- 力を入れたまま8秒キープする
- 8秒かけて力を緩めながらまぶたと口をゆっくり開き、限界まで開いたら8秒キープする
- 8秒かけて、少しずつ力を緩める
- 1~4の手順を5回ほど行う
1日1回、気付いたときに行えます。大切なのは、8秒間のカウントをしながら、時間をかけて実践することです。この体操は、顔ヨガの一環としても知られており、顔全体の筋肉を鍛えられるでしょう。
即効性が望める顔痩せに効果的なマッサージ4選
ここでは、顔痩せが期待できるマッサージ方法を紹介します。むくみの解消やたるみ予防のために取り入れてみましょう。
(1)血液やリンパの流れを促す「耳回しマッサージ」
血行やリンパの流れを促すマッサージです。余計なむくみなどが排出されやすくなり、顔がすっきりするでしょう。
- 指で両耳を軽くつまむ
- 上・下・横に5秒ずつ軽く引っ張る
- 前回しを5回する
- 後ろ回しを5回する
- 耳を折りたたみ5秒キープする
- 手のひらで耳を覆い、5回後ろに回す
- 手のひらを耳の下に当て、首筋から鎖骨へなでる
(2)たるみ予防になる「目元マッサージ」
むくみの解消やたるみの予防が期待できます。滑りを良くするためにクリームなどを使用し、肌を優しくなでるように心がけましょう。
- 眉頭の下のくぼみから目の上を親指で押す
- 目尻から目頭まで押す
- こめかみの部分を押す
1日1回が目安で、お風呂上がりなどに行うのがおすすめです。
(3)胸鎖乳突筋をほぐす「首・肩マッサージ」
首・肩のマッサージは、胸鎖乳突筋をほぐします。リンパの流れが良くなり、余計なむくみも流れやすくなるでしょう。
- 顔を右に軽く傾ける
- 浮き出た胸鎖乳突筋を右手でほぐす
- 胸鎖乳突筋全体をほぐす
- 2・3を5回行う
- 左側も同様に行う
力まず優しくほぐしてください。
(4)輪郭を引き締める「耳の後ろマッサージ」
輪郭引き締めのための耳の後ろマッサージの手順は、以下の通りです。
- 耳の後ろ、下あごの上部の骨に親指を引っ掛けて固定
- 「アグアグ」といいながら口を開閉する
親指が当たる部分は、リンパ節のひとつです。ここが硬く凝り固まっている場合、顔のむくみや輪郭のゆるみが原因である可能性があります。フェイスラインが左右違う人にもおすすめです。
また、親指を引っ掛けたまま口を開閉することで、深く圧がかかり老廃物が流れやすくなります。1セットにつき、「アグアグ」を5回行います。
ランニングなどの有酸素運動は顔痩せに効果的?
ランニングや他の有酸素運動は、むくみの改善による顔やせ効果が期待できますが、その効果を実感するには時間がかかります。
有酸素運動には全身の脂肪を徐々に減少させる仕組みがあります。
ランニングは即効性がなく、継続的な取り組みが必要です。顔だけピンポイントに痩せるのは難しく、実際に効果が見られるのは約3ヵ月後といわれています。根気強く取り組むことで、全身が引き締まり、顔もすっきりとした印象に変わるでしょう。
エステや美容クリニックで顔痩せの施術を受ける選択肢
小顔を手に入れるための選択肢として、痩身エステや美容クリニックの専門メニューが注目されています。エステの小顔メニューは、リフトアップやむくみ解消などの効果が期待でき、即効性が魅力です。
エステの小顔メニューでは、マッサージによって顔のリンパや血液の流れを促進します。これにより、蓄積したむくみや老廃物が排出され、小顔効果が期待できるでしょう。血行促進による肌のトーンアップも期待でき、たるみ改善や美肌への道が目指せます。
美容クリニックでは、脂肪吸引や脂肪融解などの即効性がある治療が提供されており、これらはより迅速に効果を実感できる選択肢です。
個々の目標や希望に合わせて選び、プロのアプローチで理想の小顔を手に入れましょう。
まとめ
この記事では、男女ともに効果的な顔痩せ法を紹介しました。運動面では有酸素運動や口角アップトレーニングがおすすめです。
マッサージでは耳回しや目元マッサージがむくみ解消に効果が期待できます。即効性を求めたい方は、エステやクリニックでの施術を検討してみるのもおすすめです。
顔痩せに効果的なアプローチを取り入れ、理想の小顔を手に入れましょう。
[ 監修者 ]
- オフィシャルHP
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