40代になると髪質や毛量などに変化があり、今までの髪型にしっくりこなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。本記事では、40代におすすめの若く見える上に手入れが楽な髪型を紹介します。

40～50代は髪の手入れが大変になる年代

20代の頃は、扱いやすいと思っていた髪の毛が、40代に入り突然扱いにくくなったと感じる方もいるのではないでしょうか。

40〜50代は、髪質が変化しやすい時期といわれています。主に水分や脂質が減少し、パサつきが生じたり、髪の毛が細くなったりすることなどから、扱いづらくなってしまいます。今までの手入れでは、対処できないケースも少なくありません。

今までのヘアスタイルを続けると扱いづらい上に、かえって汚く見えてしまう可能性もあるため、髪の変化に合わせてスタイルも変えていきましょう。

40代におすすめの手入れが楽な髪型は？

育児や仕事で忙しい40代の方の中には「できるだけ手入れが楽な髪型が良い」と考えている方も多いのではないでしょうか？

ここからは、40代におすすめの手入れが楽な髪型を2つ紹介します。

おすすめはドライやセットが楽なショート～ボブ

1つ目のおすすめの髪型は、ショート〜ボブヘアです。短いヘアスタイルですが、ショート、ボブの他に中間の長さのショートボブの3種類に分けて、それぞれの髪型の特徴を表にまとめました。

ショート	・ショートボブよりもサイドや顔周りが短いスタイル ・耳が出る長さになると「ベリーショート」
ショートボブ	・ボブよりも後ろのラインが短いスタイル ・前から見た際に丸いシルエット
ボブ	・表面に段が入っておらず、毛先の長さがそろっているスタイル

ショート〜ボブと短い髪型は、ロングヘアに比べると短時間で乾かせます。ドライヤー時間を短縮できるのは嬉しいポイントです。加えて、スタイリングも簡単な傾向があります。オイルやバームをなじませるだけで簡単にこなれ感がでるため、スタイリングに苦手意識がある方にもおすすめです。

ミディアム～ロングはパーマ・レイヤーづかいで手入れが楽になる

ショートやボブには抵抗があり、ミディアム〜ロングにしたいといった方も少なくありません。また頻繁に美容院に通う暇がない方は、小まめな手入れが必要なショートよりロングが向いていることも。ロングヘアは、パーマやレイヤーを加えることで手入れが楽になります。

パーマをかけると、髪を軽く濡らしてムースをなじませるだけでスタイリングが完成します。ドライヤーのみでも動きがつくため、コテ巻きが苦手な方は、パーマやレイヤーを検討してみましょう。

40代でも若く見える髪型のポイント6つ

40代でも若く見える髪型をつくる際は、下記の6つのポイントが大切です。

1. 自然なボリュームを出す
2. 髪のツヤ感を大切にする
3. トレンドのカラーを取り入れる
4. メリハリを意識する
5. アホ毛や枝毛をそのままにしない
6. 前髪は小まめにカット

手入れが簡単な髪型に加えて、ポイントを意識することでより若々しい印象に仕上がります。それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

ポイント（1）自然なボリュームを出す

若々しい髪型に仕上げるには、自然なボリュームを出すことが大切です。40代以降は、髪の毛が細くなる上に毛量が減少するため、トップにボリュームが出ない方も少なくありません。

自然なボリュームを出すためには、髪の根元をドライヤーやコテで立ち上げましょう。他にも髪の分け目をジグザグにすることで、簡単にボリュームを出せます。ひと手間工夫し、ボリュームを加えましょう。

ポイント（2）髪のツヤ感を大切にする

40代以降は、髪の毛の水分や脂質が減少します。その結果、乾燥によってまとまりが悪くなったり、パサついたりする傾向があります。髪の毛が水分不足でパサついていると、実年齢よりも老けた印象になってしまうことも少なくありません。

そういった方は、オイルやバームなどでツヤ感を加えることで若々しさや上品な印象を与えられます。オイルで束感が出ることで、よりおしゃれなヘアスタイルを目指せます。

ポイント（3）トレンドのカラーを取り入れる

若々しい印象に仕上げるためには、トレンドのカラーを取り入れることも重要なポイントです。毎回同じようなカラーではなく、トレンドのカラーを取り入れることで、若々しい印象に仕上がります。

また白髪が気になり始めている方は、アッシュ系のカラーにしたり、ハイライトやローライトを入れたりすることで、おしゃれなヘアスタイルへと仕上がります。明るすぎない髪色を選ぶと不自然にならずに仕上がるため、挑戦してみてはいかがでしょうか。

ポイント（4）メリハリを意識する

髪の毛のボリュームダウンやパサつきなどの髪質の変化をカバーするには、全体のメリハリを意識しましょう。ストレートヘアは、メリハリがなく老けた印象になりやすいため、注意が必要です。

パーマやコテ巻きで毛先にボリュームを出したり、分け目を工夫したりすることで簡単にメリハリをつけられます。自分でセットするのが苦手な方は、美容院でくびれカットやレイヤーカットを施してもらうと、より簡単におしゃれな髪型を目指せます。

ポイント（5）アホ毛や枝毛をそのままにしない

ヘアセットをしていてもアホ毛や枝毛があると、ボサボサ感が強調されてしまいます。

アホ毛は、ヘアスプレーをブラシにかけて優しくとかすことで抑えられます。最近では、アホ毛を抑える専用アイテムも販売されているため、気になる方はチェックしてみてください。

ポイント（6）前髪は小まめにカット

前髪は、ベストな状態が維持できるよう小まめにカットしましょう。前髪が伸びていると髪全体のセットがうまくいかない上に、だらしない印象を与えることもあります。

YouTubeやSNSなどで前髪のカット方法が紹介されています。自分でカットするのが難しい方は、美容院でカットしてもらいましょう。前髪カットであれば、リーズナブルな価格で受けられます。

若返りも時短もかなう！手入れが楽で40代でも若く見える髪型8選

手入れが楽で40代でも若く見える髪型を8つ紹介します。現在のヘアスタイルにひと手間加えるだけで、若く見える髪型に仕上がることも少なくありません。

若返りと時短をかなえたい方は、ぜひ参考にしてください。

髪型（1）ヘアセットが楽なパーマ×ショート

1つ目の髪型は、パーマとショートを組み合わせた髪型です。パーマをかけることで、ナチュラルかつ簡単にボリュームを出せます。簡単にセットできる上に、寝癖も目立ちづらいため、朝の時間の短縮も期待できます。

パーマをかける際の注意点は、パーマのカールが細かすぎるとかえって老けた印象になってしまうことです。そのため、ショートヘアでパーマをかける際は、大きめのふんわりとしたカールをオーダーしましょう。

髪型（2）くせ毛がカバーできるマッシュショート

くせ毛と乾燥が気になる方は、マッシュショートがおすすめです。マッシュショートは、上級者感があり、なかなか手を出しづらい方も多いのではないでしょうか。

しかし、マッシュショートにパーマをかけることで、簡単にスタイリングができます。ウェットな質感のスタイリング剤を使うことで、乾燥やパサつきをカバーできる上に、自然なボリューム感も期待できます。

髪型（3）アレンジしやすい外ハネ×ボブ

ボブヘアで毛先を外側にカールさせることで、若々しい印象に仕上がります。顔周りを外ハネにし、耳にかけることで顔全体が明るく、すっきりと見えます。

美容院でパーマをかける必要はなく、ストレートアイロンやコテで毛先をワンカールさせるだけのため、スタイリングが苦手な方でも挑戦しやすいのがポイントです。オイルやバームで毛先に束感を加えることで、よりこなれ感を演出できます。

髪型（4）スタイリング不要の切りっぱなしボブ

スタイリングが要らない切りっぱなしボブも、時短かつ若見えが期待できる髪型です。美容院でヘアスタイルを整えてもらうだけで、日々の特別なスタイリングは必要ありません。

ビジネスシーンから休日まで、問題なく活躍してくれるのは嬉しいポイントです。さらに顔周りの髪の毛を耳にかけたり、アクセサリーをプラスしたりすることでより華やかな印象に仕上がります。

髪型（5）流行りのシルエットがかなうくびれ×ミディアム

人気を集めているトレンドヘアのひとつに、くびれシルエットが挙げられます。カットでくびれのあるスタイルをつくることで、髪型にメリハリがついて若々しい印象に仕上がります。

さらにトップにボリュームを出すことで、簡単に洗練された印象に。またカットでくびれシルエットをつくるため、難しいスタイリングが要らないのも嬉しいポイントです。

髪型（6）伸びてきても気にならない外ハネ×ミディアム～ロング

40代の方の中には、定期的に美容院に行く暇がない方もいるのではないでしょうか。ボブやショートは、きれいな状態を保つために定期的なケアが必要です。

できるだけ長い間きれいな状態を保ちたい方は、ミディアム〜ロングヘアで毛先を外ハネにするスタイルがおすすめです。ミディアムの方は、髪が肩につくあたりで自然に外ハネになるため、伸ばしかけの髪にも向いています。ロングの方は、アイロンやコテで外ハネにすることで、簡単にきれいなヘアスタイルが実現できるでしょう。

髪型（7）まとまりやすいゆるカール×ロング

ロングヘアは、重たい印象になりやすい傾向があります。しかし、ゆるいカールをかけることで、重たい印象を軽減して抜け感を演出できます。顔周りにレイヤーを入れれば、より簡単にニュアンスを演出できるでしょう。

また髪の重さによってトップがペタンコになってしまう方は、分け目をジグザグにするのがおすすめです。他に、コテで根元を立ち上げる方法も簡単です。

髪型（8）白髪をぼかせるハイライトカラー×ロング

40代の中には、白髪が気になり始めた方も多いでしょう。特にロングヘアだと白髪が目立ちやすくなってしまいます。

しかし、ハイライトを入れることで白髪をぼかすことが可能です。ハイライトが入っていると髪が伸びても白髪がなじむため、頻繁に美容院に行けない方にもおすすめです。ハイライトを白髪でぼかす際は、細めのハイライトを入れてもらいましょう。

まとめ

40代で若く見える髪型にするには、パーマやレイヤー、カラーなどをうまく活用することが大切です。1つ手間を加えることで、簡単におしゃれな印象へと仕上げられます。

また髪型を決める際は、本記事で紹介した「40代でも若く見える髪型のポイント6つ」もぜひ参考にしてください。ポイントを取り入れながら、自分に合ったヘアスタイルを見つけましょう。