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下腹がラク〜にヘコむ「食べながらフルーツ飲料」
フルーツに含まれるビタミンCやパントテン酸には、ストレスを和らげたり、代謝を促進したりと嬉しい効果が。暴飲暴食と肌老化をストップする、フルーツ飲料を飲むだけの我慢しないダイエット方法を試してみて。
目次
フルーツ飲料で我慢せずにペタ腹になる!
「実は食事中にフルーツ飲料を飲むと、ダイエット効果が得られるんですよ」と、医師の石原新菜さん。
オレンジやグレープフルーツなどの柑橘類には、コラーゲンの合成に欠かせない「ビタミンC」、代謝を促す「パントテン酸」を含まれています。
「美白効果や活性酸素を除去するビタミンCには、抗ストレスホルモンの生成を助ける作用が。ストレスを感じにくくなるので、自然と暴走食欲が抑えられます。また、ビタミンB群の一種のパントテン酸はストレスを和らげるほか、エネルギーや脂質の代謝を促進。なかでもオレンジやグレープフルーツの濃縮還元飲料には2大ヤセ成分が豊富。おいしく脂肪燃焼を促し、ペタ腹になれますよ」
特に効果を発揮するのは、食物繊維を意識した食事との同時摂取。
「食事中に飲むと血糖値の上昇を緩和します。りんごやぶどうなども健康的にヤセられる成分を含むので、お悩みに合わせて飲んでみて!」
美ヤセには断然「フルーツ飲料」!
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2大ヤセ成分のビタミンCとパントテン酸は、ジュースで手軽に摂取できます。
理由1:若返りながらスリムになれる
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ビタミンC、パントテン酸が食べすぎを防ぐ
ビタミンCは抗ストレスホルモンの合成をサポートし、ドカ食いを防止する働きが。抗酸化作用が強く、老化防止に◎。パントテン酸はエネルギーや脂質代謝に関与するビタミン。美ヤセには欠かせない2大栄養素です。
理由2:効率よく栄養が摂れる
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ヤセる成分を手軽にチャージ
ビタミンCとパントテン酸は、特にオレンジやグレープフルーツに多く含まれています。しかも、ストレートに比べて濃縮還元は、成分が約2倍。濃縮還元のフルーツ飲料なら、手っ取り早くヤセ成分を補給できます。
1日1回食事中にフルーツ飲料を飲む
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200mlを上限に、フルーツ飲料を食事中に飲みましょう。
小さなコップ1杯が目安。3食のうち1食ならいつでもOK。サラダなどと合わせると、より効果的。
フルーツ飲料の選び方
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濃縮還元
果汁の水分を飛ばし、濃縮したもの。果実と比べて栄養価は大きく変わらず、価格が安定しているのも魅力。
果汁100%
糖分が加えられていない、果汁100%のものを選んで。選ぶ際は、原材料名のチェックを忘れずに。
※高血圧や高コレステロール血症、メンタル疾患の薬などを服用している場合は、事前に主治医にご確認ください。
ちょい足しでヤセ効果アップ
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レモン果汁
レモンに含まれるヘスペリジンが、顔や脚のむくみを軽減。どのジュースにも合います。
シナモン
毛細血管を活性化させます。血流を促進して代謝がアップ。りんごとマッチ。
しょうが
手足が冷たいときにプラスして。体を温め、免疫力を強化。グレープフルーツと相性抜群。
飲み合わせで罪悪感リセット
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脂質・糖質・塩分の吸収をゆるやかにする、おすすめの組み合わせをセレクト。我慢を最小限に!
【塩】ラーメン、ファストフードなどにはぶどうジュースを合わせて
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カリウムの効果でむくみの予防
ぶどうは塩分排出を促すカリウムが豊富。
また、ポリフェノールが含まれるため、抗酸化作用によるアンチエイジング効果も。
【糖】パスタ、パンなどにはりんごジュースを合わせて
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オスモチンで糖の代謝向上
りんごに含まれるオスモチンが血糖値の上昇を抑制。さらにポリフェノールの一種・プロシアニジンが脂肪の蓄積をストップ。
【脂】から揚げ、天ぷらなどにはグレープフルーツジュース・オレンジジュースを合わせて
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イノシトールが脂肪の蓄積を抑制
体内の脂肪代謝を促進するイノシトールが、肝臓内に余計な脂肪をためないようにコントロール。お通じもスムーズに。
撮影/神尾典行 イラスト/鈴木衣津子 モデル/青野 楓
(からだにいいこと2023年12月号より)
[ 監修者 ]