だんだんと暖かい日が増えてきましたね。そろそろ卒業シーズン。私が今年卒業したいなあと思うことは「ムダな買い物」です。昔から買い物が好きで、ストレス発散とばかりに衝動買いを楽しんでいた私ですが…。

現状に満足する気持ちを大切に

昨年末、大掃除でクローゼットを整理していたら、使用していない物や洋服がゴロゴロ…出てきました。その出来事をきっかけに、なぜムダな買い物をしてしまうのか？ を考えてみました。

「吾唯足知（われ、ただ足るを知る）」という言葉を知っていますか？

釈迦が説いた教えで「足ることを知る人は心が穏やかであり、足ることを知らない人の心はいつも乱れている」という意味です。

我が家の不要品の中には、ちまたで便利！と話題になったけれど我が家では使いにくかった日用品が多々あります。他に、あまり出番のなかった洋服、 一度しか読まない本、流行色だけど自分には似合わなかった化粧品…。

思い返してみると前述の言葉がぴったり当てはまっていて、すごく欲しくて買った物ではなかったなと思いました。その背景には「現状に満足していない自分」がいつもいたと思います。

「吾唯足知」という言葉を知ってからは、それは自分が満足したいから欲しいのか？ それとも本当に必要な物なのか？ を考えるようになりました。

まだまだ、衝動的に「欲しい！」と思ってしまうこともありますが、これも心の鍛錬とブレーキをかけることができています。

断捨離をしている中で気づいた、自分の心の中の不満。必要なものなのかどうか考えてから取捨選択をしていきたいです。

第1期からことWebライター／原山えりさ　

＊この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。