【暮らし】今年こそ不眠からの卒業を!
みなさま、毎日よく眠れていますか? 朝、気持ちよく起きられていますか? 私は子どもの頃から寝つきが悪く、万年寝不足な状態。歳を重ねても、寝ることは一向に改善されないものですね。
あの映画でも登場! ホットミルク
長い間、快眠のためにいろいろ工夫はしておりまして、効果があるように感じるものも。今回はその中からいくつかご紹介いたします。
ある国のお姫様が、つかの間の休日を楽しむという有名な古い映画がありますが、その中で、ベッドに入った姫に付き人がホットミルクを持ってくるというシーンがあります。それは寝つきが良くなるから飲んでいた、と記憶しているのですが、実際には眠りと何か関係があるのでしょうか。ミルクについて、少し調べてみました。
・トリプトファン
睡眠ホルモンとよばれているメラトニンの原料になるのがトリプトファン。それがミルクに含まれているそうです。
・消化吸収の良さ
眠る前に胃に負担をかけると、寝つきが悪くなります。ミルクは消化吸収が良いので、夜に飲むドリンクとして向いていると思われます。
・カルシウム
ミルクに含まれるカルシウムは、リラックス時に機能する副交感神経を優位にする働きを持っているそう。そのために精神を安定させることができるようです。
・深部体温が上がる
人間は深部体温が下がった時に眠気を感じるようになっているそうです。眠る1時間くらい前までに温かいミルクで深部体温を上げておくと、その後、体温が下がったタイミングで眠りやすくなるかもしれませんね。ミルク以外では、ショウガ湯もオススメですが、砂糖が入っていたらご注意を。
月に一度ほど、仕事の都合で出張があるのですが、場所が変わるとさらに寝つきが悪くなり、困っています。お酒を飲んで眠気を誘おうとしたこともありますが、翌日の仕事に影響するのが怖くなり、ここ数年は出先のスーパーで食事と一緒にミニパックの牛乳を買い、ホテルのレンジで温めて飲むようにしています。ホットミルクの効果でしょうか、今のところ、翌朝の仕事が眠くてつらいということは減っています。
コーヒーの量を減らす
私はブラックコーヒーが大好きです。
朝起きてすぐに、仕事の途中でカフェに入って、車を運転しながら片手に、家に帰ってからまずは一杯。一日に何杯のコーヒーを飲んでいるのか分からないほどよく飲んでいました。今も好んで飲みますが、意識的に飲む量を減らすようになったのです。
やはり、朝方まで眠れずに苦しんだ時は、それなりにコーヒーを飲んでいたなと感じます。
量が減ってから寝つきが良くなった、というよりは、眠れずベッドでジタバタする日が減ったように感じています。
足湯でリラックス
数年前、出張先で誰でも入れる足湯を見つけました。寒い日でも体がポカポカし、夜にグッスリ眠れたことがあったので、それからは時間にゆとりがある時に限り、自宅でも実践しています。
足湯につかることで、副交感神経の働きが高まり、リラックスして眠る手助けをしてくれるようですよ。
ウォーキングも効果あり!?
昨年から、夜にウォーキングをしています。歩くことに慣れてからは、お休みの日に隣町のショッピングモールまで歩いてみるようにもなりました。
その効果でしょうか、ウォーキングをはじめてからは、ベッドに入ってすぐに寝ていた、なんてことが起こっています。思い起こせば、昔の自分は乗り物に乗ってばかりで、まったく歩いていませんでした。
ウォーキングをすると疲れるから、というだけではなく、歩くことにより体が温まりますし血流も良くなるので、深部体温の上がり下がりが寝つきに関係するのかもしれません。
不眠からの卒業を目指し、実践したものを紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
はじめに万年寝不足状態と書きましたが、少しずつ少しずつ、良い朝を迎えた日が増えています。もし、同じように眠りで悩んでいる方がいらっしゃったら、ひとつでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。
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[ 著者 ]
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