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顔のたるみを改善する方法|エステや筋トレは効果ある?

若々しさを保つためにも、顔のたるみ対策は欠かせません。この記事では、顔のたるみを改善する方法を解説します。自分に合った方法で、美しい輪郭を手に入れましょう。

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顔のたるみの原因

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まずは、顔のたるみの原因を紹介します。顔のたるみは、筋力の衰えやコラーゲン不足など、さまざまな原因が考えられます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

(1)筋力の衰え

顔のたるみの主な原因は、筋力の衰えです。加齢により体の筋肉が減少するのと同様に、顔の表情筋も徐々に弱っていきます。

顔の表情筋は40種類以上もありますが、日常的に使われるのはわずか30%程度といわれており、残りの70%は動かさないままでいることが多いのです。

表情筋は鍛えにくい部位で、ストレッチや筋トレなどを取り入れて意識的に動かすことが大切です。筋力低下を防ぐことで、たるみを予防できるでしょう。

(2)コラーゲン不足

顔のたるみの原因のひとつは、コラーゲン不足です。肌の弾力やハリを維持するのに欠かせないコラーゲンは、真皮層に存在します。

しかし、紫外線や乾燥、年齢を重ねることによってコラーゲンの生成が低下し、量や質が悪化することがあるのです。

若い頃のコラーゲンは弾力を保つ橋のように結びついていますが、年齢を重ねるとその結びつきが増え、硬くなり弾力が失われます。

(3)むくみ・体重増加

むくみや体重増加も顔のたるみの原因です。血流やリンパの流れが滞ると、組織の機能低下を引き起こし、たるみを助長します。

さらに、急激な体重増加は皮下脂肪の増加を招きます。その結果、皮膚や筋肉を支える力が弱くなり、たるみの発生につながるでしょう。

塩分の摂取や飲食の乱れを防ぎ、運動や顔の体操を取り入れて老廃物を排出し、健康的な体を維持することが重要です。

(4)姿勢の悪さ

顔のたるみの原因には、姿勢の悪さも挙げられます。背中を丸めた前かがみの姿勢は血流を乱し、老廃物の蓄積を招くでしょう。

姿勢が悪いと顔も下向きになり、頬やあご周りに老廃物や水分がたまり、たるみが生じます。

また、巻き肩は首や肩のコリ、二重あごなどを引き起こすでしょう。定期的な肩回しや肩甲骨の動かし方を意識することで、姿勢の改善と二重あごの予防が可能です。顔のたるみを改善するためにも、正しい姿勢を保ちましょう。

続けるのがカギ!顔のたるみをとる意外な習慣とは?

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ここでは、顔のたるみをとる習慣を紹介します。日頃から気をつけられるポイントをチェックし、たるみを予防しましょう。

(1)スキンケア・保湿

顔のたるみを解消する意外な習慣は、スキンケア・保湿です。肌のハリや弾力を保つためには、コラーゲンに着目した保湿ケアが重要です。

肌の水分量をキープすることで、バリア機能を整え、コラーゲンの減少を抑えられます。日々の積み重ねが肝心なため、コラーゲンにフォーカスしたスキンケアを選び、肌にやさしい保湿剤を使いましょう。

(2)紫外線対策

顔のたるみの主な原因である「UV-A」を防ぐためには、紫外線対策を徹底することが必要です。

同時に、「UV-B」も防ぐことで肌のバリア機能の低下を抑えられます。日焼け止め、日傘、帽子などを使って紫外線を徹底的に防ぎましょう。

また、適切な日焼け止めの選択も重要です。SPFとPAの指標を確認し、肌の表面から奥までをカバーする効果のあるものを選びましょう。

特にマリンスポーツやアウトドア活動時には、高いSPFとPAの日焼け止めを使い、こまめに塗り直すことが大切です。

(3)正しい姿勢

顔のたるみを解消するには、正しい姿勢を保つことも習慣づけましょう。良い姿勢は顔の筋肉や皮膚の引き締めに効果的で、顔のたるみを軽減します。

背筋を伸ばし、肩を後ろに引き、頭を中心に軽く持ち上げる姿勢が理想です。長時間同じ姿勢でいると、顔の筋肉に負担がかかり、たるみが進行します。

日常生活やデスクワーク中にも姿勢に意識を向け、定期的にストレッチや姿勢の調整を行うことが重要です。

(4)表情筋の筋トレ

表情筋の筋トレも、顔のたるみを解消するための習慣として有効です。顔のたるみは主に表情筋の衰えによって引き起こされます。

そのため、表情筋を鍛えることで、顔の引き締まりやハリを取り戻せます。口を大きく開閉したり、目を閉じたりする表情筋のトレーニングや、顔を引き締めるエクササイズを取り入れましょう。日々の積み重ねが重要で、継続して行うことが大切です。

(5)首や肩のストレッチ

長時間同じ姿勢を保つことで、首や肩の筋肉が凝り固まり、顔のたるみが引き起こされることがあります。

そのため、定期的に首や肩のストレッチを行うことで、筋肉の緊張をほぐし、血流の改善が可能です。

首を左右にゆっくりと傾けたり、肩を回したりする簡単なストレッチを取り入れることで、顔のたるみを軽減し、若々しい印象を保てるでしょう。

(6)バランスの良い食事や睡眠などの生活習慣

栄養豊富な食事を摂取し、体に必要なビタミンやミネラルを補給することで、肌の健康を保てます。

また、十分な睡眠をとることで、体の修復が促進され、肌のハリや弾力を保てるでしょう。

ストレスを避け、リラックスする時間を持つことも重要です。バランスのとれた生活習慣を心がけることで、顔のたるみが改善され、健康的な肌を保てます。

即効性を求める人向け!顔のたるみを改善する方法

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顔のたるみを改善するための習慣は、毎日コツコツと続けることで効果が期待できるものであり、即効性はありません。ここでは、即効性を求めている方におすすめの改善方法を紹介します。

(1)美容整形術

顔のたるみをすぐに解消したい方には、美容整形術がおすすめです。ここでは、顔のたるみを改善する施術をいくつか紹介します。今すぐたるみのない肌を手に入れたい方は、ぜひチェックしてください。

HIFU(ハイフ)

顔のたるみを改善する美容整形術の中でも注目されるのがHIFU(ハイフ)です。

HIFUは、高密度焦点式超音波を使用し、狙った深さに熱ダメージを与えて皮膚を引き上げる治療法です。

メスを入れず、リフトアップに重要なSMAS(スマス)筋膜にまで熱を与えられます。皮膚表面を傷つけずに熱を与えられるため、即時的に皮膚を引き上げられます。長期的に新しいコラーゲンが生成されるため、弾力を与えることも可能です。

また、ダウンタイムがほとんどないため、治療後すぐにメイクができます。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入では、直接注射器を用いてヒアルロン酸を肌のくぼみやボリュームのない部分に注入し、弾力やハリを与えます。

加齢により肌の深い部分のヒアルロン酸が減少し、たるみが生じるため、注入によって肌のハリや潤いを補えるでしょう。

また、注入材の種類によっては、筋肉を支える靭帯に注入することでたるみを改善する効果も期待できます。施術時間は短く、ダウンタイムも少ないため、場合によっては当日からメイクが可能です。

フェイスリフト・糸リフト

外科手術のフェイスリフトは耳からこめかみあたりの皮膚を切開し、皮膚とSMAS筋膜を引き上げる治療です。重度のたるみに適し、他の治療では改善が難しい場合に選択されますが、時間や費用がかかり、痛みや腫れを伴います。

一方、糸リフトは特殊な糸を使用してたるんだ部位を物理的に引き上げる治療法です。糸は皮下で溶けるタイプと溶けないタイプがあり、溶けるタイプは吸収時に炎症を起こし、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。頬やフェイスライン、まぶたのたるみに効果的です。

脂肪吸引・脂肪注入

脂肪吸引は、外科的手術によって脂肪を除去する治療法です。切開した箇所からカニューレを挿入し、皮下脂肪を吸引します。ベイザー脂肪吸引を用いれば、脂肪吸引と同時に皮膚を引き締める効果も期待できるでしょう。効果は長期間持続し、リバウンドしにくいのが特徴ですが、術後に痛みや内出血、むくみが一定期間あります。

脂肪注入は、自己脂肪を加工し、たるみによるシワやくぼみに注入する治療法です。自己脂肪を使用するため、長期間効果が持続し、肌質の改善効果も期待できます。

自然な見た目を求める方に適していますが、皮膚のたるみが強い場合は併用治療が必要です。ダウンタイムが脂肪採取箇所と注入箇所にそれぞれあります。

(2)医療エステ

医療エステでは、痛みやダウンタイムがなくリラックスしながら受けられるリフトアップ施術が提供されています。

例えば、EMS顔筋リフトは、電気の力で表情筋を効率的に鍛えて引き締める治療で、自然なリフトアップが可能です。

また、テノールは、高周波の力で脂肪層にマイルドな熱を加えてコラーゲンの再生を促し、たるみ改善を行います。

定期的に受けることでたるみを予防し、リフトアップ効果が期待できるでしょう。ライフスタイルに組み込んで継続的に受けることがおすすめです。

(3)改善グッズ

美顔ローラーや超音波美顔器などのマッサージ効果が期待される便利グッズが市場に豊富にあります。中には、リフトアップ用のマスクなどもありますが、効果の実感が得られない場合や、効果が限定的な場合もあるでしょう。

ただし、これらのグッズを使う際は、適切な方法で正しく使用することが重要です。誤った使い方や過度な使用は、たるみを悪化させる可能性があるため、気をつけましょう。自分の肌質や状態に合ったグッズを選び、適切に使用することがポイントです。

(4)メイク

メイクで顔のたるみを目立たなくさせることも可能です。

ほうれい線を目立たなくするためには、光で影を飛ばしましょう。猫のひげのように、コンシーラーを斜め上方向に入れることで、頬を上向きの印象にできます。

また、チークの位置を変えるだけでもリフトアップ効果が期待できます。チークを頬骨の高い位置から横向きにぼかすと、すっきりとした雰囲気に仕上げることが可能です。

アイラインを引く際も、目尻の延長線上に注意して引くことで、目元のたるみをカバーできるでしょう。

顔のたるみに関するよくある質問

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ここでは、顔のたるみに関するよくある質問にお答えしていきます。顔のたるみについて疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

顔のたるみは痩せると治る?

顔のたるみは、痩せると改善されると思われがちですが、一気に痩せるとむしろたるみが目立ちやすくなります。

なぜなら、脂肪が減ると皮膚が余ってたるんでしまうからです。肌の再生には時間が必要であり、約4ヵ月から半年かかるといわれています。

そのため、ゆっくりとしたペースで痩せれば皮膚の成長に追いつくため、たるみを防ぐことができます。

急激なダイエットはたるみを悪化させる可能性があるため、健康的な方法での痩せ方を心がけましょう。

一番効果が期待できる方法は?

顔のたるみを改善するために最も効果的な方法は、美容医療でしょう。美容皮膚科医や美容外科医は、皮膚科学や形成外科学、解剖学などの専門的な知識を持ち、顔のたるみを解決する際に必要な知識を有しています。

また、美容医療では皮膚の奥のSMAS筋膜にアプローチし、たるみを治療することが可能です。

さらに、美容医療ではメスを使う手術やエネルギー機器を使用する施術、ヒアルロン酸注入やボトックス注入など、多様な治療法が提供されています。

これに対して、エステティックサロンや自宅でのケアでは、たるみの根本的な改善はできません。ただし、軽度のたるみや予防にはセルフケアや化粧品の利用も有効です。

美容医療を受ける際には、無料カウンセリングを受け、自身の悩みや肌の状態に合わせて最適な治療法を選択しましょう。

まとめ

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顔のたるみ改善には、姿勢の改善や筋トレ、紫外線対策などが有効です。ただし、これらのセルフケアでは、即効性は望めません。

確実にたるみを改善したい方は、美容医療の施術も検討してみましょう。カウンセリングを受け、自身に合った施術で理想のフェイスラインを目指してみてはいかがでしょうか。

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