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デジタル機器に囲まれる女性

【暮らし】デジタルデトックスで出会った絵本の奥深さ

スマホやパソコンなどのデジタル機器は、子どもからお年寄りまで日々なくてはならないアイテムとなりました。しかし、そのツールに頼りすぎることで生まれる危険性も。最近、デジタルから離れていいものに出会いました。

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SNSの情報に一喜一憂することに疲れたら…

最近のSNSは、人間の心理をついた不安をあおる情報や「デマでしょ?」という情報も多く見受けられます。人によっては、デマ情報などを信じておびえて時間だけが無残に過ぎてしまうこともあるでしょう。気にしない方は良いのですが、私はビビりなので信じてしまうことも(笑)

発信する側は、注目を集めることや、その情報で人をダマすことが目的。それに対抗するためには、私たちは見た情報を鵜呑みにするのではなく、正しい情報かどうかを見極める必要があります。もしくは、端的な解決策として、嘘か誠かわからない情報が入ってこないように、デジタル機器から離れる選択肢もあります。

私はデジタルから離れる時間の過ごし方として、注目しているものがあります。

小説でもなく漫画でもなく、ちょうどいい絵本

現在、私は50代後半です。昨年、親戚の介護を機に正社員からパートタイマーの仕事へと転職をしました。新しい仕事は養護学校の補助員です。学校では生徒に本の読み聞かせをすることがあり、久しぶりに学校の図書館を利用する機会ができました。

図書館には活字の本のほかに、指人形の付いた絵本、音の出る本、そして私が子どものころ読んだ絵本などもありました。

その絵本コーナーにとても気になる絵本を見つけたのです。

ご存じの方も多いと思いますが「ヨシタケシンスケ」さんという方の絵本です。

「おしっこちょっぴりもれたろう」という題名が私の目に飛び込んできました。

ヨシタケシンスケの「おしっこちょっぴりもれたろう」

手に取ると何とも独特な文字とイラスト。

さわりだけお伝えすると、パンツにちょっぴりおしっこを漏らしてしまう男の子が、自分以外にも、おしっこをちょっぴりもらしてしまう困った人がいるはずだ! と、おもらし仲間を探すためにいろんな人に声をかけます。しかし、人にはそれぞれ違う困りごとがあると知る。子どもながらに何かを感じた男の子は……といった内容なのですが、クスッと笑えたり、ちょっと考えさせられたり。

また、ヨシタケさんの作品で「メメンとモリ」という絵本もありますが、これは「人は何のために生きているのか」を題材に話が進みます。

この方の絵本は、子どもだけでなく大人の私でも考えさせられて楽しめる内容です。他にもたくさんシリーズで出ていますので、よかったら探してみてください。

小説などの活字の本ももちろん良いのですが、私のように細かい字は目が疲れる、という場合や、漫画は読み慣れていない、などの場合は、活字もイラストもほどほどに、だけど心に残る絵本を手に取ってみることもおすすめです。本の世界への取っ掛かりに絵本はもってこいだと思いました。

図書館や本屋さんに足を運んで自分の好きな絵本を探してみてはいかがでしょうか?

デジタルの情報だけに捕らわれず、自分で考えることや気持ちをゆさぶられる時間を、ぜひ堪能してくださいね。

*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。

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