【暮らし】四季折々の景色が楽しめる!芭蕉も越えた峠でパワーチャージ
今春、大阪では比較的雨が少なく、お花見日和が多かったように思います。わが家の最寄り駅には大きな桜があり、少しずつ色づく様子を楽しむことができます。桜が咲き始めるとなんだかうれしい気持ちになりますよね。
松尾芭蕉が最後の旅で越えた「暗峠」
桜の花には気持ちを高揚させる、不思議な魅力があるなと感じるのですが、実は、それには秘密があるようなのです。その内容については、最後にお伝えすることにしまして……。
突然ですが、みなさまには、ここに行くと元気がもらえる、というパワースポットはありますか? 今回は、お気に入りスポットを紹介させていただきます。
国内でも知る人ぞ知る、急な坂道が知られている「暗峠(くらがりとうげ)」という場所が、わが家から徒歩圏内にあります。ここが、私のお気に入りのパワースポットです。
大阪府東大阪市と奈良県生駒市の県境にある峠で、標高はなんと455m。
歴史のある、暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)の一部分でもあるため、古寺や石仏などが点在していて、歴史好きの方やハイキング好きの方たちに大変人気のあるスポットとなっています。
あの「奥の細道」で有名な松尾芭蕉が、最後の旅でこの峠を越えたとか。
元気がないとき、気持ちが疲れているときにハイキングを兼ねてこの峠を越えると、澄んだ空気や野鳥の声を楽しむことができ、とてもリフレッシュになります。
道中には古寺、神社、石碑、石仏など、歴史あるスポットが数多くあるので、疲れてきたらそれらに立ち寄りながら、ゆっくり峠を上るのも楽しいもの。何度訪れても新たな発見があるほど、見どころも多いのですよ。
急な坂道が続いた先には
大阪府側から峠を越えようとすると、このようにまっすぐ立つこともできない急な坂道が続くのですが、この道は途中で国道にもなる車道の顔も持っているのです。
たまに車やバイクが通り過ぎるのですが、少しでもスピードを出すと危険なのだろうなというのが、道のブレーキ跡から伺えますね。
ヘトヘトになりながら上り始めて2時間ほど。長く続いた急な坂道が終わり、いよいよ峠のてっぺん付近、奈良県との県境に到着です。体も足も、もう限界。
しかし、顔を上げたその先には、こんな景色が広がります。
目の前いっぱいに広がる景色が、とても美しいのです。ここまで上ってきた達成感もあり、気持ちのよいい瞬間が訪れます。
季節ごとに田畑の色が変わるのも、とても素敵。
奈良県側の最寄りの駅までまだ数キロありますが、ここからは下り坂が続くので、綺麗な色を楽しむゆとりも出てきます。
春の季節には、こんな景色も。
途中にある広場や小さな公園から大阪府を見渡すことができるのですが、桜と一緒に見るのが大好きです。
お気に入りの場所でパワーをチャージ
パワーをチャージできるところ、それがパワースポットだそうですが、今回ご紹介した場所も、私にとっては、行くと精神的に癒やされたり、ストレスが発散できたり、いいアイデアが浮かんだりと、プラスの方向に進む気がします。
みなさまも、お気に入りの場所でパワーをチャージして、毎日元気に過ごせますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。
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