もともと旅行が好きで、海外にも一人でぴょーんといっちゃう私ですが（過去ね）、過ごしやすい季節になりおでかけ欲が湧いてきて、どこに行こうかと、うずうずしています。今日はからだが元気になるスポットについて。

伊勢神宮を包む空気がたまらない！

ベタですが、私のからだが元気になるスポットは伊勢神宮です。学生時代に「青春18きっぷ」で東京から関西に帰省する際に立ち寄ったのが最初で、それ以来6回ほど参拝しています。

初めて行ったのが冬で、参拝客は少なく静かで空気が冷たくぴんと澄んでおり、神々しいイメージが自分の中で5割増しくらいになっていると自覚しています。伊勢神宮ではたくさん深呼吸をすることにしていて、お参りした後は、自分が内側から清くなった気持ちになります。

内宮も外宮も、木々の中に続く白っぽい玉利道をゆっくり歩くだけで厳かな気持ちになって、バタバタ過ごす日々の疲れやモヤモヤがすっと消えていく感じがします。内宮で最初の鳥居をくぐり宇治橋の上を歩いているときは、「いよいよだ！」とワクワクした気持ちでいますが、徐々に気持ちが落ち着いていきます。

五十鈴川御手洗場の石段に下りて、川の流れをながめたり水に触れたり、ゆったりできるのも私にとっては非日常でパワーチャージができます。今書きながら思ったのは、あの広々とした一体の空気感が好きなんだなぁと。

その後、天照大御神を祭っている正宮をはじめ、別宮もそれぞれ参拝して日頃の感謝を伝えます。私は歴史にうとくて詳しく書けないし、うまく説明できないけど、とにかくあの伊勢神宮を包む空気がたまらんのです！ まだ行ったことがない人は、ぜひ行ってほしいです。そして、できることなら感想を聞きたい（笑）。

露店風呂でさらにパワーチャージ

また、外宮のすぐ近くには、家族連れにもやさしい宿があります。大浴場のほか、各部屋に露天風呂があり、子どもがいる私にとっては過ごしやすいのでリピートしています。周りに迷惑をかけることがない上、夜遅くや朝早くに子どもたちが寝ている間でも、部屋に併設の露天風呂だったら一人でゆっくり入れるからです。温泉が大好きなので、真夏の朝に外宮にお参り＆お散歩をした後で、チェックアウト前に子どもたちと露天風呂に入ったこともあります（どんだけ！笑）。ここで旅の疲れをとって、さらに元気をチャージします。

ちなみにこれは余談ですが、最初に伊勢神宮に参拝したときに、半分に割れた昔の貨幣を別宮の砂利でみつけました。通宝とあったので江戸時代のお金だと思います。その際に数百年前の知らない誰かも自分と同じようにここに来て、お参りしたんだなぁと思って不思議な気持ちになりました。そんな個人的な思い入れもあり、伊勢神宮はからだもこころも元気になる特別な場所です。

＊この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。