【美容】夏の体と肌のケアに最適!飲む美容液・点滴「麹甘酒」
日本で古くから人々に親しまれ、俳句の世界では夏の季語でもある甘酒。暑くなる季節に向けて、 栄養価が高く、健康、 美容 、ダイエットなどに効果がある注目の発酵飲料「麹甘酒」の力をお伝えします。
昨今、美容や健康に対する意識の高い人々の間で人気が広がっている甘酒ですが、実は2種類あることをご存じですか?
ひとつは、麹とご飯と水だけでできている「麹甘酒」。もうひとつは、酒粕と水と砂糖が原料の「酒粕甘酒」。
今回は、砂糖不使用、アルコール分0%の「麹甘酒」を取り上げたいと思います。
体にうれしい麹甘酒
蒸したお米に麹菌を繁殖させた麹には、ブドウ糖やビタミン類、アミノ酸などの栄養分が豊かに含まれていて、健康や美容面において、さまざまな効能が期待できます。
これまでにスポーツ医学の分野や看護学会、食品メーカーの開発部門といったさまざまな機関が麹甘酒の研究と実証実験を行った結果、大きく分けて次のような効果が認められました。
疲労改善
主要成分のひとつであるブドウ糖、各種アミノ酸やビタミンの作用により、素早く効率的にエネルギー源を体内に吸収させることができるため、疲労回復に最適。
また、サプリメントなどとは比べ物にならないほど吸収率が高く、特にビタミン類は90%以上も吸収されるそうです。
整腸作用
麹甘酒に豊富に含まれる水溶性食物繊維イヌリンやオリゴ糖が腸内善玉菌の餌となり、代謝促進効果のあるビタミンB群も手伝って腸内環境が整い、お腹もスッキリ。
肌の水分力保持
米麹を継続的に摂取することで、肌の水分量も増加し、みずみずしい肌に。
実験では、潤いの指数やバリア機能の改善が認められています。
この他にも、美肌のビタミンと呼ばれるビタミンB群が皮膚の新陳代謝を促すため、肌はもちろん、爪や髪も健やかな状態に。そして、ビタミンEの7000倍ともいわれる最強の抗酸化物質、エルゴチオネインによって、皮膚の老化抑制効果も期待できるなど、嬉しいことがいっぱい!
このように、ポテンシャルの高い麹甘酒が、「飲む点滴」「飲む美容液」と言われるゆえんに納得です。
飲み物だけでなく、調味料としても大活躍
最近のトレンド分析によると、甘酒を調理に使用する傾向が高まっており、砂糖やみりんの代わりに使ったり、コクを出したりするために活用しているユーザーが増えているとのこと。
白砂糖を摂取しないことにしている我が家でも、これまでは国産蜂蜜や奄美大島の純粋黒糖を使っていたのですが、最近は麹甘酒をお砂糖代わりに使っています。優しい甘さで栄養豊富、お料理にコクが出て旨味もアップするので、キッチンになくてはならない存在になりました。
近頃は健康を意識し、白砂糖を避けているご家庭も多いと思いますが、これからは麹甘酒をお砂糖の代わりや調味料として、どんどん使ってみてください。
健康効果はもちろんですが、簡単にワンランクアップのおいしさに仕上がるので本当におすすめです!
酷暑が予想される日本の夏を元気に乗り切るために、私は麹甘酒を毎日少しずつ、継続的に摂りたいと思っています。
夏バテ知らずの健やかな毎日を目指して、日本伝統の発酵飲料をみなさまの食生活にもぜひとり入れてみてくださいね。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。