縄跳びダイエットの効果は1週間で実感できる?効果を得るためのコツも紹介
縄跳びはダイエット効果が期待できるエクササイズのひとつです。縄跳びダイエットは1週間でも効果が実感できるのでしょうか。この記事では、1週間で実感できる効果や効果を得るコツを紹介します。
目次
縄跳びダイエットとは?
縄跳びダイエットは、手軽に始められるエクササイズです。まず、脇を締めて縄を持ち、目線を前にして、腰を落としすぎないように跳びましょう。着地の際は両足を同時に地面につけ、なるべく同じ場所にリズミカルに着地します。体は真っすぐに保ち、あごが上がらないように注意してください。
スピードは1分間に約90回を目安にし、1分間跳んだら30秒ほど休憩をとりましょう。まずは1日20分を目標に続けてみてください。
縄跳びに期待できるダイエット効果とは?
縄跳びはダイエットに効果が期待できるエクササイズのひとつです。その他にも、ストレス解消や持久力向上などの効果が得られます。ここでは、縄跳びのダイエット効果について詳しく解説します。
脂肪燃焼効果
縄跳びは、ウォーキングやランニングよりも高い強度を持つ有酸素運動です。有酸素運動は長時間継続でき、脂肪をエネルギー源として利用するため、高い脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
縄跳びは強度の高いエクササイズであるため、短時間でも多くのカロリーを消費します。軽いジョギングの約1.5倍、ウォーキングの約2倍のカロリーを消費しています。そのため、1週間続けるだけで脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
具体的には、体重55kgの女性が1時間縄跳びをすると、約508kcalを消費します。30分なら約254kcal、10分なら約85kcalです。
引き締め効果
縄跳びは下半身を中心としたエクササイズで太ももやふくらはぎなどの筋肉が鍛えられ、引き締め効果を狙えます。
また、上体を真っすぐに保つことで、体幹の筋肉も強化されます。これにより、お腹まわりや背中の筋肉強化も期待できるでしょう。1週間では見た目に大きな変化は見られないかもしれませんが、徐々に脂肪が減少し、筋肉量が増加することで、引き締まりを感じられると考えられます。
ストレス解消
有酸素運動は、ダイエットだけでなくストレス解消にも効果的です。適度なエクササイズをすることで血流が改善され、自律神経が整いやすくなります。これにより、日常のストレスが和らぐでしょう。
有酸素運動を行うと、セロトニンという物質の分泌が促されます。セロトニンとは脳内の神経伝達物質で、精神を安定させる役割があります。適切に分泌されると交感神経・副交感神経の働きを上手く調整し、心のバランスを整えリラックスしやすくなり、ストレス解消につながると考えられているのです。
むくみ改善
有酸素運動は血流をよくし、むくみ改善にも効果的です。適度なエクササイズをすると血行が促進され、体内の老廃物の排出がスムーズになります。これにより、むくみが軽減され、体がすっきりするでしょう。
また、下半身の筋肉が活性化し、ポンプのように働いて血液を心臓に戻す力が強化されます。足にたまりがちな血液やリンパ液が効率よく循環するのも、むくみが改善される理由です。
さらに、短時間で効果が得られるため、忙しい日常でも取り入れやすいでしょう。1日に数分間続けるだけで、むくみが軽減され、すっきりとした体を保てます。
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持久力の向上
縄跳びは負荷が高めの有酸素運動であり、続けると持久力が向上します。持久力が高まると、長時間の運動でも疲れにくい体になるでしょう。
縄跳びを1週間続けるだけでも、持久力が向上し、疲れにくくなります。持久力とは、長時間体を動かす能力のことで、糖質や脂質をエネルギーとして利用します。縄跳びを続けると、エネルギーを効率よく使えるようになり、体力が改善。例えば階段を使って1階から3階まで上ったり、ひと駅分歩いたりすることが楽に感じられるようになります。
持久力が高まれば、無理なく運動を継続でき、その結果、脂肪の燃焼量も増えるのでダイエット効果が高まるでしょう。
縄跳びダイエットは1週間で体重は何kg痩せる?本当に効果を期待できるのか
体重の減少量は個人によって異なります。
まず、1kg痩せるには、約7,200kcalの消費が必要です。縄跳びの消費カロリーは「運動強度(メッツ)×体重(kg)×時間×1.05」で計算できます。縄跳びの運動強度は12.3メッツなので、例えば体重65kgの人が20分間行うと、12.3×65×0.333×1.05で約279kcalの消費が見込めます。
これを1週間続けると、約1,953kcalを消費することになりますが、これは500gにも満たない減量量です。つまり、1週間だけでは目立った体重減少は期待できません。
縄跳びダイエットの効果を実感するためのコツ
縄跳びダイエットの効果を実感するまでには、個人差があります。より効果を感じたい人は、コツを押さえた上で取り組みましょう。ここでは、縄跳びダイエットのポイントを紹介します。
食生活にも気を配る
どんなに縄跳びを続けても、摂取カロリーが消費カロリーを上回っていると痩せにくいでしょう。摂取カロリーが消費カロリーを超えると、余った分が脂肪として体に蓄積されます。食べすぎには注意し、カロリーを摂りすぎないようにしましょう。
また、栄養バランスにも注意を払う必要があります。筋肉をつくるために必要なタンパク質を積極的に摂取するのはもちろん、ビタミンやミネラル、食物繊維などの幅広い栄養素をバランスよく取り入れましょう。
筋トレやストレッチを組み合わせる
縄跳びダイエットを成功させたいなら、筋トレやストレッチを組み合わせるのがおすすめです。筋トレを有酸素運動の前に行うと、脂肪燃焼効果が高まるといわれており、よりダイエットの効果を実感しやすくなります。
また、筋トレの前には、ウォームアップとして動的ストレッチを行い、縄跳びの後にはクールダウンとして静的ストレッチを行いましょう。動的ストレッチは筋肉を温め、運動の準備を整えるのに役立ち、静的ストレッチは筋肉をリラックスさせ、疲労を軽減します。
慣れてきたらメニューを変えて運動強度を高める
短期間で効果を感じたいなら、徐々に負荷を高めることが重要です。基本的な動きに慣れてきたら、駆け足跳びや二重跳びなどのバリエーションを取り入れ、無理のない範囲で負荷を高めましょう。
負荷を高めると心肺機能がさらに強化され、筋肉の引き締め効果もアップします。ただし、負荷を高めすぎると無酸素運動になり、脂肪燃焼効果が薄れることがあるため、注意が必要です。適度な強度を保ちつつ、バリエーションを加えることで、効果的にダイエットを進められます。
まとめ
縄跳びは、ダイエット効果が期待できるエクササイズです。しかし、1週間では多くの人は効果を実感することはできないでしょう。ダイエットを考えている人は、日常に縄跳びを取り入れて継続することが大切です。脂肪燃焼効果や引き締め効果、ストレスやむくみの解消などのメリットもあります。
さらに、食生活に気を配り、筋トレやストレッチも取り入れると、より効果が期待できるでしょう。慣れてきたら負荷を加えることも大切です。縄跳びダイエットにより、健康的な体を目指しましょう。
[ 監修者 ]
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