本記事では賞味期限切れのプロテインがいつまで飲めるのかを解説します。最適な保存方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

プロテイン（粉末）の賞味期限はどれくらい？

賞味期限とは、安全に飲める日付ではなく、高品質である状態が保証される期限を指します。そのため、多少賞味期限が過ぎていても体調を崩したり、すぐに飲めなくなったりするわけではありません。

またプロテインは、未開封と開封後によって賞味期限が異なります。それぞれの賞味期限について詳しく見ていきましょう。

未開封は一般的には2年程度

製品によって多少左右されますが、未開封のプロテインは、一般的には2年程度です。詳しくは、パッケージに明記されているため、すぐに開封しない場合は確認しておきましょう。

また海外製のプロテインは、国産のものと賞味期限の表記が異なる可能性があります。日本製は一般的に「年/月/日」の順に日付を表示しますが、海外製は「日/月/年」で表記されるケースが多い傾向にあるため、注意しましょう。

開封後は2〜3ヵ月程度で使い切る

開封後のプロテインは、2〜3ヵ月で使い切ることをおすすめします。パッケージに記載されている賞味期限は、未開封の状態で適用される期限であり、開封後は当てはまりません。

他にも保存方法によっては、2〜3ヵ月たっていなくても品質が悪化する恐れがあります。高温多湿な場所で保存したり、ぬれたスプーンを使用したりすると傷む可能性が高まるため、控えましょう。

プロテインを飲むタイミングはいつがいい？寝る前が効果的って本当？

効率的にたんぱく質を摂取できるプロテインですが、飲むタイミングがわからず「好きなタイミングで飲んでいる」といった方も多いのではないでしょうか。本記事では、プロテインを飲むタイミングについて詳しく解説していきます。

2023.10.23

賞味期限切れのプロテインはいつまで飲める？ダニやカビの心配は？

賞味期限は、高品質な状態が保証される期間のため、切れていても飲むことはできます。多少、味や風味が落ちても飲めるため「いつまで大丈夫なの？」と思う人も多いのではないでしょうか。

ここからは、賞味期限切れのプロテインを飲める期間や目安を紹介します。

未開封の場合

基本的に未開封の場合は、賞味期限が切れていても急激に品質が悪化するわけではありません。見た目や香りに異常がなければ摂取できるケースが大半です。しかし開封してカビやダニが湧いていたり、香りに異変を感じたりした場合は、処分することをおすすめします。

そのため、賞味期限が切れて◯ヵ月後までなら飲んでもよいと明確に言い切ることはできません。明確な基準がないため、基本的には賞味期限以内に飲みきり、大幅に賞味期限が切れたプロテインは処分しましょう。

開封済みの場合

冒頭でもお伝えした通り、開封済みの場合は、2〜3ヵ月程度で飲みきりましょう。劣悪な保存環境でなければ、2〜3ヵ月程度は問題なく飲めることが大半です。また夏場や梅雨などの高温多湿になりやすい時期は、できるだけ早く飲み切ることをおすすめします。

プロテインを保存するときに知っておきたいポイント

未開封のプロテインは、保存方法によっては品質が悪化したり、カビが生えたりする可能性があります。プロテインを飲んでいるけれど保存方法には気を使っていないという人も少なくありません。できるだけ品質を悪化させずに保管するには、下記のポイントが大切です。

• 高温多湿を避ける
• 密閉する
• 乾いたスプーンを使う
• 冷蔵庫の上には置かない

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

高温多湿を避ける

プロテインは、高温多湿になりやすい場所での保管は控えましょう。ダニは室温20〜30℃、湿度60%以上になると繁殖しやすくなるとされているためです。

湿気や気温が気になる場合は、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。注意点としては、一度冷蔵庫に入れたプロテインは、結露を防ぐために常温に戻さないようにしましょう。

密閉する

開封したプロテインは、きちんと密閉して保管するようにしましょう。パッケージに隙間が空いているとダニが入り込み、パッケージ内で繁殖する可能性があります。

また一度開封したプロテインは、時間経過とともに酸化していきます。酸化が進むと味や風味も落ちてしまうため、タッパーやジップロックバッグなどに小分けにし、開け閉めを減らすのもおすすめです。

乾いたスプーンを使う

プロテインをつくる際は、必ず乾いたスプーンを使いましょう。ぬれたスプーンを使うとカビが繁殖しやすくなります。もしプロテインをつくる際にスプーンがぬれてしまった場合は、きれいに洗い、水気をよく拭き取り乾燥させたものを使用しましょう。

冷蔵庫の上には置かない

冷蔵庫など電化製品の上にプロテインを置いている人もいるのではないでしょうか。電化製品の上は、家電からの熱がプロテインに伝わりやすいためおすすめできません。家電製品やコンロなど熱が発生する場所は避け、棚の中や冷蔵庫などで保管しましょう。

プロテインパウダーを捨てるべきサインは？

プロテインは、基本的に多少賞味期限が切れていても飲むことができます。しかし下記のようなサインが見られた場合は、処分しましょう。

• 悪臭がする
• 手触りが変わっている

健康被害を受ける可能性もあるため、捨てるべきサインについて詳しく理解しておきましょう。

悪臭がする

プロテインから悪臭がする場合は、速やかに処分しましょう。もし賞味期限の期間内だったとしても腐っている可能性があるため、摂取するのは控えてください。

また極端に悪臭がするわけではないものの、異変を感じたり、購入時と香りが変わっていたりした場合も同様に処分しましょう。

手触りが変わっている

手触りが変わっていることもプロテインを処分するべきサインです。基本的には、サラサラしていたプロテインが固まっていたり、ベトベトしていたりする場合は腐っている可能性が高いでしょう。触り心地に変化はあっても香りに変化がないから大丈夫といった考えは危険なため、速やかに処分してください。

飲みきれるか不安な人はプロテインバーや個包装、パックタイプのプロテインもおすすめ！

大袋タイプのプロテインが飲みきれるか不安な人は、個包装やパックタイプのプロテインがおすすめです。特に個包装やパックタイプは、1回で飲みきれるため、毎日プロテインを飲む習慣がない人に向いています。

またプロテインバーやクッキーなどのお菓子タイプもあるため、自分に合った方法でタンパク質補給を行いましょう。

まとめ

賞味期限切れのプロテインは、開封済みの場合は2〜3ヵ月程度で飲み切りましょう。未開封の場合は、急激に品質が悪化することはありませんが、一概に◯ヵ月とは言い切れないため、臭いや手触りなどで確認してください。

またプロテインを保存する場合は、高温多湿を避けたり、必ず乾いたスプーンを使ったりなどいくつかのポイントに注意が必要です。保存方法に気を配り、安全にプロテインを摂取しましょう。