小顔ローラーはしないほうがいい?デメリットや効果的な使い方も紹介
本記事では、小顔ローラーはしないほうがいいといわれている理由を紹介します。デメリットや効果的な使い方も解説してるので、興味がある人はぜひ最後までご覧ください。
目次
小顔ローラーで顔が小さくなる?
「小顔ローラーで小顔になる」と耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。まずは小顔ローラーで顔が小さくなる理由などについて詳しく解説していきます。
顔が大きく見えるメカニズム
顔が大きく見える原因は、主にむくみやエラ張りが挙げられます。むくみは、塩分濃度の高い食事や飲酒などが原因です。ラーメンやファストフードなどを多く食べた翌朝に、まぶたが腫れたり、フェイスラインがぼやけたりなどの経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
またエラ張りは、2種類の原因が考えられます。1つ目は、生まれつきの骨格による影響です。骨格によってエラが張っている場合は、どんなに顔の脂肪が落ちても改善されません。
一方でエラにある咬筋(こうきん)と呼ばれる筋肉が発達することで、エラが張って見えるケースもあります。咬筋は食べ物をかんだり、食いしばったりする際に使われる筋肉のため、多くの人が発達しやすいのが特徴です。
咬筋の発達が原因でエラが張っている場合は、ボトックス注射で改善を期待できます。半永久的な効果は期待できませんが、一定期間はエラ張りが改善され、スッキリとしたフェイスラインを手に入れられます。
小顔ローラーで小顔になる理由
小顔ローラーは、コロコロと顔の表面に滑らすことで、血液やリンパの流れを促進し、むくみの解消を期待できます。定期的に小顔ローラーを使うと、老廃物が停滞しづらくなり、小顔を目指せます。
ただし、骨格や筋肉にアプローチすることはできません。あくまでもむくみによって顔が大きくなっている人に効果を期待できます。
また小顔ローラーは、テレビや携帯を見たり、お風呂に入ったりしている間に片手でマッサージできるため、むくみやすい人は一度試してみるのもよいでしょう。
口の中で舌を回して顔の筋肉に働きかける「舌回し」。ほうれい線や小顔対策にもなり、アンチエイジングに効果的な運動です。美容面のみならず、口臭やむし歯予防にもなる舌回しのやり方やコツを解説します。
小顔を目指すには生活習慣を整えることも大切
小顔を目指すには、小顔ローラー以外に生活習慣を整えることも大切です。ここからは、気をつけたい生活習慣のポイントを2つ紹介します。
健康的な食事を心がける
まずは健康的な食事を心がけましょう。特にむくみにつながりやすい塩分や水分の取りすぎはNGです。ファストフードやコンビニ食などは、塩分が多く含まれているためできるだけ控え、薄味を心がけましょう。時間に余裕がある人は、自炊に挑戦するのもおすすめです。
また、水は一度に多く飲まずにこまめに摂取しましょう。就寝前に水を多く飲んでしまうと、翌朝むくみやすくなるため、適量にとどめることが大切です。
適度な運動習慣を身に付ける
適度な運動習慣を身に付け、代謝を上げることも大切です。筋肉量を上げたり、汗をかいたりするなどの運動習慣を身に付けることで、老廃物が停滞しづらくなります。さらに体重増加も防止できるため、脂肪によって顔が大きくなるのも防げます。
はじめはひと駅分歩いたり、階段を使ったりなど小さなことから始めるのがおすすめです。無理にジムに通うなどすると続かないケースもあるため、できることから始めましょう。
小顔ローラーはよくない?しないほうがいいといわれている理由
「小顔ローラーはしないほうがいい」と耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。小顔ローラーはしないほうがいいといわれる理由としては、主に下記が挙げられます。
- 医学的根拠がない
- 摩擦で肌にしわやたるみが生じる可能性がある
それぞれについて詳しく解説していきます。
医学的根拠がない
小顔ローラーは、医学的根拠がありません。手でマッサージするのと同様の、あくまでも一時的な効果が期待できるだけです。
そのため、長期的な効果は期待できません。しわやたるみなどの症状には効果を期待できないことを理解しておきましょう。
摩擦で肌にしわやたるみが生じる可能性がある
人間の皮膚は、摩擦によってしわやたるみが生じることがあります。小顔ローラーを強い力で肌にこすりつけることで、しわなどが生じる可能性があるのも「しないほうがいい」といわれる理由のひとつです。
また継続的に摩擦が加わると、シミや色素沈着を起こすリスクもあります。刺激が加わることで、髪の毛やほくろなどに含まれる「メラニン色素」が生成されるため、できるだけ摩擦を起こさないことが大切です。
使い方によっては、かえって悩みが増える可能性があるため、注意しましょう。
小顔ローラーの効果的な使い方
小顔ローラーは、医学的根拠はありませんが、むくみに対する一時的な効果は期待できます。トラブルを避け、効果的に使うためには、下記のポイントが大切です。
- 摩擦が生じないように行う
- 長時間の使用は控える
- 入浴中や入浴後に行う
それぞれについて詳しく理解しておきましょう。
摩擦が生じないように行う
小顔ローラーを使う際は、摩擦が生じないよう意識しましょう。特に乾燥している状態で使うと摩擦が生じやすいため、保湿ケアをし、肌がうるおった状態で使うのがおすすめです。マッサージジェルやオイルなどを潤滑油にし、使うのもよいでしょう。
またむくみを取りたいからといって、強い力で行うのはNGです。摩擦を起こさないように、優しい力で使いましょう。
長時間の使用は控える
長時間の使用も肌にダメージがかかるため、控えましょう。片手で使えるため、何かをしながら長時間行いたくなりますが、長ければ長いほど肌にかかる負担も大きくなります。
使用する小顔ローラーのメーカーが推奨している使用時間や方法を守ることが大切です。集中的に使うより、毎日コツコツ行うことを心がけましょう。
入浴中や入浴後に行う
血行がよい状態で小顔ローラーを使うことを意識しましょう。入浴後の保湿ケアを行った後や入浴中にオイルなどを塗布した状態で行うのがおすすめです。
また入浴以外のタイミングで行う際は、ホットタオルなどで顔やフェイスラインを温めてから小顔ローラーを使うのも良いでしょう。
まとめ
小顔ローラーは、医学的根拠がない点や摩擦によってたるみなどが生じる可能性があることから「しないほうがいい」といわれています。長期間の効果はないものの、一時的なむくみ解消は期待できます。
摩擦を起こさないよう、ジェルを使ったり優しい力で行ったりすることでリスクは軽減できるため、小顔ローラーを使う際は使い方に注意しましょう。