うなじの毛は剃らないほうがいい?自分で毛を剃る際の手順を紹介
本記事では、うなじの毛は剃らないほうがいいといわれる理由を紹介します。うなじを剃るメリットやデメリットも解説しているので、うなじの毛に悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
目次
うなじの毛は剃らない方がいい?不自然になる?
「うなじの毛は剃らないほうがいい」と耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。実際のところ、うなじの毛は剃っても問題ありません。
ただし、自分でうなじの毛を剃るときれいに仕上がらず、不自然な形になったり、肌を傷つけたりするリスクがあります。特にうなじは自分からは見えないため、セルフで形を整えたことによって、首が太く見えるケースもあります。
自分でうなじを剃る際は、不自然になるリスクがあることを踏まえ、行いましょう。
うなじの毛を剃るメリット
うなじの毛を剃るメリットは、主に下記が挙げられます。
- 肌がワントーン明るく見える
- ヘアアレンジがきれいに見える
- 首周りに自信を持てる
それぞれについて詳しく解説していきます。
肌がワントーン明るく見える
うなじの毛を剃ることで、肌がワントーン明るく見えます。顔の産毛を剃ることで、肌が白く明るく見えるのと同様です。自分からは見えない部分ですが、アップスタイルにしていると人からは見られる部分のため、手入れをしておくことできれいに見えるでしょう。
他には、背中や襟元が開いている服を自信を持って着られるようになるのも、うなじの毛を剃るメリットです。
ヘアアレンジがきれいに見える
うなじの毛が手入れされていないと、アップスタイルにした際に、毛が飛び出したり、もさっとした印象になったりしやすい傾向にあります。うなじの毛を処理しておけば、ヘアアレンジがきれいに見えます。余計な毛がないことで、うなじもきれいに見え、後ろ姿が美しくなるでしょう。
首周りに自信を持てる
うなじの毛の生え方が変わっていたり、毛が濃かったりすることに悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。そのような場合、うなじの毛を整えることで、首周りに自信を持てるようになります。
今までは抵抗があったアップスタイルにも挑戦しやすくなるため、悩みを抱えている人は、一度うなじの毛を整えてみてもよいでしょう。
うなじの毛を剃るデメリット
うなじの毛を剃るのは、メリットだけでなく下記のようなデメリットも伴います。
- 変になる可能性がある
- 肌荒れや色素沈着を起こすリスクがある
- 肌に傷が残る可能性がある
メリットだけで判断せずに、デメリットについても理解しておきましょう。
変になる可能性がある
うなじは、自分からは見えないため、セルフで処理するのは難しい部位です。左右対象に剃ったり、形を整えたりするのが難しく、変な形になる可能性も十分あります。さらに髪の毛を剃ってしまい、毛が生えそろうまでは不自然な状態で過ごさなくてはならないリスクも伴います。
不自然になるリスクを軽減するには、家族や友人に手伝ってもらったり、サロンでプロに施術してもらったりするのがおすすめです。
肌荒れや色素沈着を起こすリスクがある
きれいに剃るのが難しいうなじは、カミソリによって肌荒れを起こす可能性があります。理想通りに剃れても、カミソリ負けによってうなじ周りに湿疹や炎症を起こすケースもあります。
またカミソリ負けによって生じた炎症が色素沈着となって残るケースもあるため、セルフで処理する場合は、リスクを踏まえて行いましょう。
肌に傷が残る可能性がある
カミソリによって肌に傷が残る可能性もあります。特に見えない部分のため、刃の当て方が分からなくなり、深く傷がつく可能性も。深い傷は、なかなか治らない上に、傷跡が残るケースもあるため、1人で行うのはおすすめできません。
傷が残ることでアップスタイルをしづらくなる可能性もあるため、サロンでプロに任せるのがおすすめです。
自分でうなじの毛を剃る方法を5ステップで紹介
自分でうなじの毛を剃る5つのステップを紹介します。
①うなじの形を決める
まずは、うなじの形を決めましょう。うなじには主に、MW型・W型・U型・直線型の4種類があります。それぞれの特徴を下記にまとめました。
- MW型 → スッキリとした大人っぽい印象
- W型 → ナチュラルな印象
- U型 → 可愛らしい印象
- 直線型 → スタイリッシュで中性的な印象
この中でもW型は、ヘアラインに沿って剃ることで簡単に仕上がるため、セルフでシェービングする人におすすめです。
②うなじが見えるように髪を上げる
毛を剃りやすくするために、うなじが見えるよう髪を上げましょう。髪が長い人はできるだけ高い位置で結び、短い人はピンなどでうなじがはっきり見えるよう髪を留めましょう。
さらにうなじが見えるよう、合わせ鏡が必要になります。手鏡と置き鏡を1つずつ用意するのがおすすめです。
③シェービング剤を塗布する
うなじの毛を剃る際は、シェービング剤を塗布してから剃っていきます。シェービング剤を塗ることで、肌への刺激を軽減できます。普段使用しているシェービング剤で問題ありませんが、透明タイプのものだとヘアラインが見やすく、きれいに仕上げられます。
④毛の流れに沿ってカミソリで剃る
下準備が整ったら実際にカミソリで毛を剃っていきましょう。基本的には毛流れに沿って剃ります。力を入れずに焦らずゆっくりと剃るのがポイントです。力を入れて剃ってしまうと、肌を傷つけるリスクがあるため、注意が必要です。
またカミソリは、T字型よりもL字型がおすすめです。ガードが付いていないと皮膚を傷つけやすいため、慣れていない場合はガード付きのカミソリを使用しましょう。
⑤保湿をする
剃り終わった後は、必ず保湿をしましょう。カミソリの刺激で肌がダメージを受けている状態のため、放置していると肌トラブルにつながります。化粧水や乳液など通常のスキンケアと同様で問題ありません。
ただし、刺激の強い成分が含まれているとヒリヒリする可能性があるため、肌の様子を見て保湿アイテムを選びましょう。
まとめ
うなじを剃らないほうがいいといわれているのは、変な形になったり、肌荒れなどを引き起こしたりなどのデメリットが伴うためです。これらのデメリットやリスクを踏まえた上で、自分でうなじの毛を剃る分には問題ありません。
またきれいな状態に仕上げたい人は、セルフではなく、サロンでプロに任せるのがおすすめです。自分に合った方法でうなじの毛の処理を行いましょう。