【食】家でも簡単に取り入れられる、おすすめ薬膳食材5選
「薬膳」というと、難しそうなイメージがありますよね。私も通信講座で薬膳を勉強したものの、難しくて…。そんな中でも食卓に取り入れやすく、料理しやすい薬膳食材を見つけたのでご紹介します!
おすすめ薬膳食材2【パウダー編】
高麗人参パウダー
【効能】
滋養強壮で有名な高麗人参は「漢方の王様」とも呼ばれており、心身の強壮や免疫機能の活性化、アンチエイジング美容効果、心身の疲れをリフレッシュする効果があるそうです。
【使い方】
粉末状の高麗人参は料理に溶かして簡単に使えます。少し独特の香りや味がするのですが、私は2人分のおかずに対して小さじ1/2程度を入れています。とくに炒め物に入れると、食べやすいと思います。我が家では、肉、卵、野菜などの炒め物にサッと溶かして使っています。
白きくらげパウダー
【効能】
食物繊維が豊富で、便秘の解消にも効果があります。細胞を潤すシロキクラゲ多糖体は「植物性コラーゲン」とも呼ばれていて、化粧品にも配合されています。肌にハリやうるおいを与え、美肌にする効果があるといわれています。
【使い方】
白きくらげを粉末にしたもので、あまり香りや味がしないので、お料理にも使いやすいです。炒め物や煮物、汁物などにサッと溶けます。2人分のおかずに大さじ1程度で、少し多めに入れてもおいしくいただけると思います。
おすすめ薬膳食材3【実編】
なつめ
【効能】
漢方薬にも含まれていて、胃腸を整えて、不安感を和らげる作用があるそうです。また、鉄分も豊富なので、女性に嬉しい薬膳食材ですね。
【使い方】
なつめは生で食べられる物もあるそうですが、乾燥した物の方が入手しやすいです。水で戻して食べるタイプの乾燥なつめもありますが、乾燥なつめをスライスした「なつめチップス」はそのまま食べることができます。
私は心配事やストレスがあるときは「なつめチップス」を食べています。
松の実
【効能】
体内の乾燥を潤し、空咳や便秘の改善に有効だそうです。かゆみを抑える作用から、アトピーやアレルギー対策にも期待されているとのこと。皮膚や髪にうるおいを与える美容効果や、抜け毛予防にも良いといわれています。
【使い方】
松の実はスーパーフードとしても親しまれていて、そのままでも食べられます。私は炒め物と一緒に使うことが多いのですが、焼くとカリッと香ばしく、おいしいです。炊き込みご飯に混ぜて炊くのもおすすめです。
蓮の実
【効能】
漢方薬にも使われていて、疲労回復や食欲不振、胃腸を整える作用があるそうです。また、気持ちを鎮め、安眠に導くといわれています。
【使い方】
乾燥した蓮の実はとても固いので、15分くらいゆでこぼしてから料理に使います。下ゆでした蓮の実を使ったレシピをご紹介します。
蓮の実のスープ(4人分)
【材料】
鶏もも肉(ひと口大)…150g
キャベツ…2枚
にんじん…1/4個
蓮の実…20粒
水…400ml
顆粒だし…小さじ2
塩、こしょう…各少々
【作り方】
(1)鍋に蓮の実とひたるほどの水(材料外)を入れ、15分ほどゆでこぼす。
(2)キャベツ、にんじんは食べやすい大きさに切る。
(3)鍋に(1)の蓮の実、鶏肉、キャベツ、にんじん、水、顆粒だしを入れて、材料に火が通るまで15分ほど煮込む。
(4)塩、こしょうで味をととのえる。
まとめ
ご紹介した5つの食材は普段から取り入れているものですが、今回まとめてみたことで、もっと摂取したいと思いました!
心身の不調や美容のために、これからも継続しつつ、またより多くの種類の薬膳食材を取り入れられるように勉強していきたいです!
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。
東洋のチカラ 五臓巡りなら運動ゼロでペタ腹!」の特集は本誌で詳しく読めます!
Amazon.co.jp: からだにいいこと 2024年10月号 [雑誌]
からだにいいこと キャンペーン | 雑誌/定期購読の予約はFujisan