40代女性が人生やり直しできる資格を紹介!失敗しないためのコツも!
40代で人生をやり直すには、資格取得が鍵になります。本記事では、40代で人生をやり直したい方におすすめの資格を紹介します。興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
40代女性におすすめの資格6選
40代で人生をやり直したいと考えている方は、まず資格を取得するのがおすすめです。40代の女性におすすめの資格を6つまとめました。
- 医療事務
- 登録販売者
- 日商簿記
- 宅地建物取引士
- 行政書士
- 社会保険労務士
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
医療事務
医療事務は、病院などの受付業務や診療報酬請求事務業務などを行う職種です。景気に左右されづらく、正社員からパートまで幅広く需要があります。またひと口に医療事務といっても下記の4つに資格が分かれています。
- 医療事務技能審査試験
- 医療事務管理士技能認定試験
- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 医療事務認定実務者
この中でも医療事務認定実務者は、総合的な知識が身に付くため、初心者の方でも受けやすい資格です。自分に合った働き方をしやすいため、育児と並行して仕事をしたい方におすすめといえます。
登録販売者
登録販売者とは、ドラッグストアで一般医薬品販売ができる資格です。ドラッグストアでは、薬剤師もしくは登録販売者がいないと第二医薬品や第三医薬品は販売できません。そのため、持っていると重宝されやすい資格といえます。
また登録販売者は、実務経験や受講必須科目、年齢制限などの受験資格がありません。初心者でも取得できるため、仕事に役立つ資格を取りたい方におすすめです。
日商簿記
日商簿記とは、企業の経営状況やコスト管理などを身に付けられる資格です。1〜3級まであり、実務経験がない方でも受けることが可能です。1級を取得すれば、税理士試験の受験資格を取得できます。3級から取得し、徐々にステップアップを狙えます。
また日商簿記は、民間資格ではありますが、国家資格並みの信頼度と認知度が高いのも特徴です。
宅地建物取引士
宅地建物取引士は、不動産取引を公平に行うための国家資格です。不動産業界は学歴不問のケースが多く、高卒でも入りやすい業界です。そこで宅地建物取引士を持っていると、より採用されやすくなる上に、手当が支給されるケースも少なくありません。
またパートやアルバイトでも資格を評価されることが多いため、正社員を目指していない方にもおすすめです。将来的にも需要がなくなることはないといえるため、持っておいて損はない資格でしょう。
行政書士
行政書士は、国民に最も身近な「街の法律家」ともいわれている法律の専門家です。主に書類作成業務・許認可申請の代理・相談業務の3つを行います。就職先としては、法律事務所や弁護士事務所、一般企業などさまざまです。
受験資格は特になく、誰でも受験できます。ただし、試験は年に1回しか開催されていないため、試験日に合わせて資格勉強などのスケジュールを組まなくてはなりません。
社会保険労務士
社会保険労務士とは、労働に関する書類作成業務・提出手続代行業務・コンサルティング業務を行います。独占業務が多いため、資格を持っていると就職で有利になりやすい資格です。また働き方改革などによって、社会保険労務士の需要は高まっています。
受験資格としては、短大卒と同等以上の学歴がある方、もしくは一定の実務経験がある方が対象です。他にも、行政書士の資格を持っている方は受験できます。
人生やり直したい40代女性が資格選びに失敗しないためのコツ
人生をやり直したい40代女性が資格選びに失敗しないためのコツは、下記の通りです。
- 資格が役に立たない事例があることを知っておく
- 資格の難易度や費用を理解しておく
- 自分に合っているかを確認しておく
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
資格が役に立たない事例があることを知っておく
資格を取ったからといって、必ず役に立つわけではありません。中には、資格を取っても生かせないまま終わってしまうケースも存在します。資格が役に立たない事例を一部紹介します。
- 希望する業種・職種に関係のない資格
- 誰でも取得できる資格
- 一過性の資格
- 将来的に需要が減りそうな資格
特に希望する企業に就職するために資格取得を目指している方は「本当に必要であるか」を確認してから資格勉強を始めましょう。しっかり確認できていないと、企業の募集要項とのミスマッチが発生します。
資格の難易度や費用を理解しておく
資格によって難易度や費用が異なります。想像していたよりも難易度が高いと、途中で挫折してしまう可能性があるでしょう。
仕事や育児で忙しい方は、まとまった資格勉強時間を取れないことも少なくありません。そのため、現在の生活を踏まえ、無理のない範囲で取得を目指せる資格がおすすめです。
また、資格取得にかかる費用もチェックしておきたい部分です。特に実務経験がない場合は、研修を受けなくてはならない資格もあり、研修に高い費用が必要になる可能性もあるため、注意が必要です。
自分に合っているかを確認しておく
資格取得は、ただ資格を取るのが目的ではありません。「新しい就職先を見つけたい」「キャリアアップしたい」と人によって理由はさまざまですが、その目的に資格が合っているかを再度確認しましょう。
他にもスキマ時間を活用できたり、短時間で取得できたりする資格も視野に入れておくと、資格取得までの道のりが現実的になります。
40代女性が人生やり直しする際におすすめできない資格とは?
40代女性が人生をやり直す際におすすめできない資格もあります。おすすめできない主な資格は以下の通りです。
- MOS(マイクロオフィススペシャリスト)
- 秘書検定
- 公認会計士
- 中小企業診断士
- キャリアコンサルタント
MOSや秘書検定は、40代で就職する際にアピールすることが難しい資格です。社会経験の浅い20代であればアピールできますが、40代だとすでに身に付いていて当たり前のスキルのためです。
また公認会計士などは、膨大な勉強時間が必要な上に、40代では仕事につながる可能性が低い傾向にあります。貴重な時間やお金、エネルギーを無駄にしないためにも、上記の5つの資格は避けたほうが無難です。
資格を取るには独学と通信講座どちらがよい?
40代女性には、独学ではなく通信講座がおすすめです。独学は費用が安かったり、教材を自分で選べたりするのがメリットですが、わからない部分があっても自分で解決しなくてはなりません。さらに仕事や育児と並行するのが難しく、途中で挫折しやすい傾向にあります。
一方で通信講座は、ある程度の費用がかかりますが、専門講師による講座を受けられます。法改正など細かい部分の指導を受けることも可能です。わからない部分をすぐに解決できるため、忙しい方でも継続しやすいでしょう。
まとめ
40代で人生をやり直したい女性におすすめなのは、医療事務や登録販売者などの資格です。中には、宅地建物取引士や行政書士などの国家資格もあるため、再就職しやすかったり、安定した収入を希望していたりする方におすすめです。
ただし、資格によっては、取得後にあまり活用できないケースもあります。自分のためになる資格を取るためにも、事前のリサーチを忘れないようにしましょう。