次世代の栄養モニタリングサービス「Vivoo」の日本版発表会をレポート
尿から栄養状態を測定する、米国発の画期的なサービス「Vivoo(ビブー)」が日本上陸! どんなことがわかるの? 測定方法は? など、気になる内容が明かされた製品発表会をレポートします。
目次
アンバランスな栄養状態が地球規模で問題に
Vivooを開発したのは、米国・サンフランシスコに本社があるビボセンス社。日本での展開にあたっては、大塚製薬がビボセンス社と共同で、製品を日本人向けにアレンジしました。
発表会ではまず、大塚製薬の代表取締役である井上眞さんが、いま私たちが直面する栄養問題について言及。現在、低栄養と過栄養が同時に存在する状態が増えており、地球規模の課題となっているそうです。
わかりやすく言えば、同じ家庭で親は肥満状態で栄養過多なのに、子供はダイエットで低栄養といったケース。Vivooを通じてこうしたアンバランスさを解消し、健康的な社会の実現を目指したいとの思いを語りました。
手軽に「今」の栄養状態がわかる!
Vivooの最大のメリットは、なんと言ってもその手軽さ。「ストリップ」と呼ばれる専用の試験紙とスマホがあれば、その場ですぐに結果がわかります。
測定方法はシンプルな3ステップ
Vivooの使い方は次のとおり。
- 「ストリップ」と呼ばれる専用の試験紙に尿をかける
- 90秒待つ
- アプリで試験紙をスキャンする
測定結果を郵送し、1〜2週間後に結果が届くサービスと違い、すぐに結果が見られます。
前日〜数日前の食生活が結果に現れるので、「昨日何を食べたかな?」「夕食の塩分が多かったから今日は控えよう」など、自分の食生活を振り返りやすくなります。
アプリでわかることは?
測定項目は以下の6種類。
- 水分レベル
- 肉/野菜バランス
- ビタミンC
- 食塩摂取量
- 骨の健康にかかわるミネラル
- 酸化ストレス
それぞれの項目で栄養状態を10点満点のスコアで評価。
また、過不足やバランスをチャートで可視化したり、ユーザー全体の平均スコアとの比較もできます。6つの項目の結果と、自分が登録した生活習慣情報をもとにした「総合スコア」の算出も。
さらに、テスト結果に合わせて管理栄養士監修のアドバイスや、健康・栄養・運動・ライフスタイルに関する情報も配信されます。
おすすめの使い方
週1回、同じタイミングでテストを実施して週ごとの結果を比較すると◎。起床後最初か2回目のトイレのタイミングがおすすめです。
結果の推移はグラフ化されるので、過去と現在の比較も簡単にでき、変化を実感することができます。
「自分の体に興味がある人」にぴったり
発表会では一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長の鈴木志保子さんによる講演もありました。
テーマは「『食べたものと身体をつなぐ栄養状態の可視化』について」。
数多くのアスリートへ栄養指導を行う鈴木さんによると、「栄養素は自分に合った適切な量を摂取することが大切で、多すぎても少なすぎても良くない」とのこと。
Vivooについては、「自分の栄養状態の偏りを知って、サプリ等を利用して適切なバランスにすることができるサービス。自分の体に興味を持っている人は、ぜひ使うと良いと思います」と評価していました。
Vivooはどこで、いくらで買える?
気になるVivooの価格は、ストリップ4本入り2,600円(税込)、8本入り5,200円(税込)、12本入り7,800円(税込)。
自分の栄養状態を継続的に把握したい人には「定期お届け便」もあり、こちらは8本入り4,420円(税込)、12本入り6,240円(税込)と、都度購入に比べて約15〜20%お得に。
下記の大塚製薬の公式通販サイトで購入できます。
Vivooアプリはスマホのアプリストアから無料でダウンロード可能。
栄養管理の新常識となりそうなサービスを、ぜひチェックしてみてください。
お問い合わせ:大塚製薬
お客様相談室 TEL:0120‐550‐708 受付時間 9:00~12:30、13:30~17:00(土・日・祝日・休業日を除く)