【暮らし】万能アイテム「手ぬぐい」でecoな涼しさを味わってみませんか?
家にいる時は、ほぼ首に手ぬぐいを巻いて過ごしている私。家事を始めるスイッチとして頭に結んだり、細くたたんでメイク時のヘアバンドとして使ったり、冷却アイテムとして使ったりと、いろいろ活用しています。
万能な手ぬぐいの使い方
手ぬぐいは、最近はアウトドアでも活用されていて、デザインも豊富です。両端が切りっぱなしの薄い布で、タオルほどのふわふわ感はないけれど、実はいいところ尽くしなんです。
手ぬぐいは綿100%の平織りの布です。奈良時代からあったとも言われており、江戸時代に綿花の栽培が盛んになると、木綿の着物の切れ端から作られた手ぬぐいは、庶民の生活必需品として広く浸透したようです。
綿は丈夫で吸水性に富んでいますし、何より両端が切りっぱなしのおかげで、濡れても水分が繊維にとどまりにくく、衛生面でも優れています。また、薄くてかさばらないので、旅行やスポーツ時などに重宝します。
活用法としてよく紹介されているのは次のような使い道です
拭く→ハンカチとしてはもちろん、食器用の布巾代わりにも重宝します。
巻く→日焼け防止、汗対策として首や頭にさっと巻きます。
包む→ティッシュケースやペットボトルなどを包みます。
飾る→素敵なデザインのものは額装してインテリアとしても楽しめます。
その他→浴用タオルとして体を洗うほか、緊急時の包帯にもなります。
などでしょうか。
暑さ対策や、ヘアバンド代わりにも
さて、暑さ対策では保冷剤をタオルに巻いて首を冷やすことありますよね? 首筋には太い血管が通っているため、冷水で濡らした手ぬぐいを首に巻くと体が冷えて暑さ対策になります。手ぬぐいがぬるくなってきたら、広げてパタパタとふって空気に触れさせると、布にたまった気化熱が発散され、ほんのりとひんやりしてきます。乾いてしまったら、また濡らせばOKです。
私は洗顔やメイク中のヘアバンド代わりに、この濡れた手ぬぐいを使っています。朝から髪の毛爆発の時は、先に広げて頭にかぶって落ち着かせるのです。そして一旦、手ぬぐいをパタパタさせてから再びひんやりさせて、今度は細く畳み、ヘアバンドとして額に巻いて使います。こめかみの辺りがひんやりし、ほてりを落ち着かせることができます。メイク時の汚れ防止でケープとしても使えます。
また、頭重の時は、手ぬぐいの両端を持って後頭部の辺りに当てて頭を支え、首周辺のストレッチをするのに一役買っています。これだけ使うと、手ぬぐいが手放せません。
今回は手ぬぐいをご紹介しましたが、みなさんいかがでしたか? タンスの肥やしになっている手ぬぐいがありましたら、ぜひ一度使ってみてください。無限大の可能性を秘めた手ぬぐい、他にも活用できそうなことがあるかもしれません。洗えば洗うほど肌に馴染んでくるのも、また手ぬぐいの良いところ。お気に入りのデザインを見つけてみるのもよいかもしれません。
読んでくださり、誠にありがとうございました。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。