【食】高野豆腐のアレンジレシピ「トルコ風スパイシーミートボール」
昨年執筆した記事が大好評とのご報告を頂いた高野豆腐アレンジレシピ。キッシュに続き、今回はひき肉の代わりに高野豆腐を使った、トルコでポピュラーなお料理「キョフテ」のご紹介です。
中東の風をテーブルに
世界三大料理の一つであるトルコ料理。
「ケバブ」は日本でもよく知られていますが、現地ではケバブと同様によく食べられているお料理のひとつに、「キョフテ」があります。
聞いたことがない料理名かもしれませんが、キョフテとは、牛や羊のひき肉に香辛料を混ぜたミートボールに、ヨーグルトなどのソースをかけたもの。スパイシーな香りとハーブの風味が漂う異国情緒のあるお料理です。
トルコは、古くから東西貿易の要所であるため、ヨーロッパとアジアの食文化を融合させたレシピが多く、イスラム文化の影響もあり、 スパイスやハーブをふんだんに使います。
また、お隣の国がブルガリアであることから、乳製品もよく用いられているそう。
そんな背景が色濃く現れている一皿がキョフテです。
簡単な工程で、ヘルシーに仕上げてみましたので、ぜひ召し上がってみてください。
高野豆腐キョフテの作り方
細かい分量はあまり気にせず、ご自身のお好みで調整してください。
【材料】(2人分)
<ミートボール>
高野豆腐…3枚
牛ひき肉…100g
玉ねぎ(みじん切り)…1/4個分
卵…1個
カレーパウダーなどお好みの香辛料、塩…各少々
<ヨーグルトソース>
ヨーグルト…大さじ3
ミントの葉(細かく刻む)…1パック分
おろしにんにく…適量
塩…小さじ1/4
【作り方】
ミートボールの材料をすべて混ぜ合わせて適当な大きさに分け、フライパンで焼くだけ。お皿に並べたら ヨーグルトソースを全体にかけて出来上がりです。
唯一のポイントは高野豆腐の戻し方。
しっとりと柔らかくふわふわ食感にするために、必ず熱湯で戻してください。冷めた高野豆腐の水気をよく絞り、手で握りつぶせば、あっという間にひき肉もどきの出来上がりです。
何も言わずに食卓に出せば、おいしいお肉そのもの。スパイシーな香りとハーブ入りヨーグルトソースのさわやかさがあり、残暑厳しい時期でもすごくおいしく頂けます!
夏の猛暑でお疲れ気味の体を元気にする高野豆腐のヘルシーアレンジレシピ、ぜひ試してみてください。
なお、高野豆腐の健康効果については以前の記事に書きましたので、詳しくはそちらをご覧くださいね。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。