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生理の終わりの迎え方・中編

アラフォーからの不安と不調にサヨナラ「生理の終わり」の迎え方・中編

「生理の終わり」を不安に思う方に、更年期の正しい情報と、節目の時期を軽やかに乗り越える知恵をお届けします。中編では、更年期を経験したからだにいいこと読者に、不調や悩みを軽くする、自分なりの解決方法を聞きました。

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「更年期不調にコレ効いた」

更年期を抜けた、からだにいいこと先輩読者6名が登場。不調や悩みを軽くする、自分なりの解決法を教えてもらいました。

料理をやめたら落ち込みから解放

料理をやめる

更年期症状はそれほど重くなかったものの、気分の落ち込みを感じていました。子育てが一段落したときだったので、もともとあまり好きではなかった料理をスッパリやめることに。すると、解放感を感じて前向きになり、新しいことに挑戦する意欲が湧いてきました。
Y・Rさん(55歳)

松村圭子さん解説

松村圭子さん解説

義務感やプレッシャーを感じると更年期症状はひどくなります。嫌なことはやめる思い切りが大切。Yさんは上手に荷を下ろして活力を取り戻しましたね。

アロマを嗅いだら憂うつが吹き飛んだ

新型コロナの流行期と更年期が重なり、毎日憂うつで体がだるい時期がありました。そこで、無印良品のエッセンシャルオイルを買い、会社と家で香りを嗅いでいたら、リフレッシュできて気分が和らぎました。今は症状も落ち着き、元気です。
A・Kさん(59歳)

松村圭子さん解説

松村圭子さん解説

香りは脳にダイレクトに働きかけて心身をリラックスさせるといわれます。アロマテラピーが良い効果をもたらしたのでしょうね。

リンパと経絡(けいらく)ケアで尿漏れが改善!

尿もれ改善

40代後半のある日、外出先で尿漏れを経験して大ショック。耳を触ることで筋肉をゆるませてしなやかにする「さとう式リンパケア」を行ったところ、尿もれが改善。同時に、仰向けに寝てお尻を上げる「『腎』に効くポーズ」を習慣にして、腟まわりの悩みが解消しました。
Y・Tさん(51歳)

松村圭子さん解説

松村圭子さん解説

尿漏れ改善には筋肉へのアプローチが重要。また、腎は東洋医学で生殖をつかさどるとされ、どちらも良い対策といえるでしょう。

保冷剤を胸元に忍ばせてのぼせを軽減

保冷剤を使用

のぼせの症状がひどかったのですが、当時の職場は夏でも裏地付きのベストが制服。小さい保冷剤を布のペットボトルカバーで包み、こっそり胸元に入れたらラクになりました。一方で足首は冷えがち。制服のハイソックスを薄いレッグウォーマーに替えて守りました。
K・Mさん(56歳)

松村圭子さん解説

松村圭子さん解説

のぼせがつらいときには対症療法として冷やすのは有効ですが、根本的には冷え改善が大切。両方行ったことがとても良かったですね。

睡眠アプリ活用で眠りの悩みが解消

睡眠アプリを使用

閉経してから夜中や朝早くに目覚めてしまうように。まずは就寝時間を早めて規則正しい生活を意識。同時にスマホアプリで睡眠状態をチェックして、状態が良い日や悪い日は前日に何をしたのか? と振り返り。冷え対策などをすることで眠りの悩みがなくなりました。
E・Hさん(58歳)

松村圭子さん解説

松村圭子さん解説

「何がいけないのか」がわからない人が多いなか、生活を振り返って改善できて素晴らしい。この調子で体と向き合っていってください。

“ミネラルちょい足し”でホットフラッシュ撃退

ホットフラッシュで大汗をかいたり気分が沈むことが。ミネラルが不調に効くと知り、“食材のちょい足し”で補うことに。ヨーグルトにプルーンときな粉を加えたり、サラダに蒸し大豆をトッピングしたりとおいしく対策したおかげか、症状は1年ほどで治まりました。
E・Kさん(53歳)

松村圭子さん解説

松村圭子さん解説

発汗でミネラル不足に。特に女性に足りない鉄分はメンタルに影響するので、鉄分豊富なプルーンは効果的。大豆にも女性ホルモンに似た働きをする成分が。

「生理の終わり」真っただ中!読者の叫び

今まさに体調の波やメンタルの不調を感じている読者みなさんからの、切実な声がここに。

  • 生理がいつ来るかわからない。来ると洪水のように量が多い日が1日ある。K・Kさん(52歳)
  • これまで生理は2日目に量が多くなってつらいものでしたが、今は量のピークが3〜5日目など不規則で、計画が立てづらい。A・Kさん(48歳)
  • 30代後半から急に汗の量が増え、暑がりに。汗のせいで外出するのが嫌になることがあります。K・Fさん(49歳)
  • だるさが半端ない。以前なら仕事が休みの日は喜んで出かけていたのに、最近は何もする気力が湧かず、家でダラダラ横になっています。T・Aさん(51歳)
  • とにかく眠りが浅い、寝つきが悪い、すぐに目が覚めてしまう。朝起きても疲れが取れず、日中眠くなる。 ここ数年ぐっすり眠れたことがありません(涙)。O・Mさん(50歳)

生理を卒業した♪読者のハレバレVOICE

生理が終わり、ゆらぎからも脱した、からだにいいこと先輩読者たちは、みーんな元気! ハツラツとした声をお届け。

  • 閉経後は肌荒れ、乾燥、シミ、シワなどが心配でした。でも、美意識高く生活していたら、おかげさまでなんとか美肌を保てています。M・Mさん(62歳)
  • 子宮筋腫があるので毎月の出血量がものすごく多く、対処が大変でした。 そのため、生理が終わったときは喜びが大きかったです。K・Mさん(56歳)
  • 正直、ラクになる。新しい生き方を推奨されている気がします。M・Tさん(52歳)
  • 最後の5年くらいの生理の状態がひどかったので、『やっと終わった!』と思いました。N・Mさん(58歳)
  • 生理が終わる寂しさはあまりなく、出かけるときがすごくラクなので『良かった』という気持ちが大きいです。K・Tさん(57歳)
  • 終わる前は不安もありましたが、今は快適。白い服を安心して着られる。生理用品代がかからないのも地味にうれしい。F・Rさん(57歳)

イラスト/Yuko Kawason 森 美沙子
(からだにいいこと2024年10月号より)

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