親知らずが生えない人は小顔?抜くと小顔になるって本当?詳しく解説!
親知らずが生えない人は小顔になるという噂について気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、親知らずが小顔に与える影響や、抜歯が本当に小顔につながるのかを詳しく解説します。
目次
親知らずが生えない人っているの?
親知らずが生えてこない場合は、下記の2つです。
- 肉眼で確認できる親知らずが生えない場合
- そもそも親知らずが存在しない場合
肉眼で確認できる親知らずが生えない場合は、親知らずが顎の骨や歯茎に埋まっていることがあります。そのため、親知らずは存在しており、レントゲン撮影で確認できるのです。
一方、レントゲン撮影しても親知らずが確認できず、そもそも存在しないケースもあります。
親知らずと小顔の関係とは
ここでは、親知らずと小顔の関係について詳しく説明します。
抜歯することで小顔になるケースもあればならないケースもある
親知らずを抜くことで小顔になるかどうかは、個人によって異なります。一部の方は、親知らずを抜いた後に顔の輪郭がすっきりし、小顔に見えることがあります。これは、親知らずが生えていた場所の膨らみが減少するためです。
しかし、全ての人がこのような変化を感じるわけではありません。親知らずの抜歯が小顔効果をもたらすかどうかは、歯の位置や親知らずを抜歯する年齢、顎の筋肉の状態などによって異なります。
そのため、親知らずの抜歯で小顔効果を期待するのは避けたほうがよいでしょう。親知らずの抜歯は主に健康や口腔内の問題解決を目的にするのがおすすめです。
親知らずは抜かないほうがよいケースもある
親知らずは抜いたほうがよいとされがちですが、必ずしも全てのケースでそうとは限りません。親知らずをそのまま残しておいたほうがよい場合もあります。
例えば、親知らずが正常に生えており、周囲の歯や歯茎に問題を起こしていない場合は、無理に抜歯する必要はありません。また、親知らずの抜歯は外科的な処置を伴うため、リスクもあります。
抜歯によって感染症や合併症のリスクがあるため、状況に応じて慎重に判断することが重要です。
本記事では、小顔ローラーはしないほうがいいといわれている理由を紹介します。デメリットや効果的な使い方も解説してるので、興味がある人はぜひ最後までご覧ください。
親知らずがを抜くことで小顔効果を期待できる人の特徴
ここでは、親知らずを抜いた際に小顔になりやすい人の特徴について詳しく説明します。
エラが張っている人
親知らずを抜くことで小顔効果を期待できる人は、エラが張っている人です。
下顎の親知らずは、顎の骨のエラの部分に生えています。親知らずを抜くと、その周囲の骨が徐々に吸収され、エラの部分の骨格が少し細くなることがあります。
そのため、顔のエラが張っている人は、抜歯によって小顔になる可能性があるでしょう。特に下顎の親知らずは、エラの両端に位置しているため、抜歯によってその周辺の骨が小さくなり、顔の輪郭がシュッと見えるかもしれません。
頬骨が出ている人
頬骨が出ている人も該当します。
上顎の親知らずは頬骨の近くに位置しており、この歯を抜くことでその周囲の骨が減少する場合があります。これにより、頬骨のボリュームが少し減ったように感じられるでしょう。このように、頬骨の大きさが気になる人は、親知らずの抜歯が小顔につながる可能性があります。
ただし、個々の骨の状態や抜歯後の変化には個人差があるため、具体的な効果については歯科医師と相談することが重要です。
親知らずの影響で歯ぎしりをしている人
親知らずの影響で歯ぎしりをしている人も、親知らずを抜くことで小顔効果が期待できます。
親知らずが正しく生え切らない場合、他の歯を押す力が働き、歯並びが乱れることがあります。この圧力や不快感、痛みが原因でストレスがたまり、無意識に歯ぎしりや食いしばりが発生することがあります。歯ぎしりや食いしばりは、咬筋の過度の使用につながり、咬筋が肥大する原因です。
咬筋が肥大すると、エラの部分が張り出し、顔が大きく見えることがあります。エラの張りが気になる場合、親知らずを抜歯することで問題が改善される可能性があるでしょう。
小顔効果以外に期待できる親知らずを抜くメリット
ここでは、親知らずを抜くことによって得られる、小顔効果以外のメリットについて紹介します。
口臭の改善
親知らずを抜くと口臭の改善が期待できます。親知らずを抜歯することで、奥歯の周りまでしっかりと歯ブラシが届くようになり、磨き残しを減らせるでしょう。磨き残しがあると、口臭の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。
特に、真横や斜めに生えている親知らずは、歯ブラシがうまく届かないことが多く、その結果、歯周ポケットが形成されやすくなります。この歯周ポケットには細菌が蓄積し、そこから放出される毒素が口臭の原因です。
親知らずを抜くことで、歯磨きにやすくなり、細菌の繁殖も抑えられるため、口臭の予防につながります。
虫歯や歯周病のリスク軽減
親知らずの抜歯は、虫歯や歯周病のリスク軽減にもつながります。親知らずが真横や斜めに生えている場合、隣接する歯に悪影響を及ぼすでしょう。
こうした親知らずは、手前の奥歯に近接し、歯ブラシが届きにくくなるため、しっかりと磨くのが困難です。その結果、歯垢が蓄積しやすくなり、虫歯や歯周病の原因となります。
磨き残しの汚れは、細菌によって歯垢へと変わり、さらに進行すると虫歯や歯周病を引き起こすことがあります。
親知らずが正常に生えていない場合や、他の歯に影響を与えている場合は、リスクを低減するために早めの抜歯を検討するのがおすすめです。
親知らずの抜歯以外に小顔効果を期待できる歯科治療
親知らずの抜歯以外に、以下のような治療法を実施することで、小顔効果が得られる可能性があります。
歯列矯正治療
歯列矯正治療は、小顔効果が期待できるとされています。しかし、実際には物理的に顔が小さくなるわけではありません。噛み合わせや歯並びを治すことで、顔の輪郭や顎周りが整い、結果的に小顔に見えることがあります。
歯並びの不整合は、顔にゆがみをもたらし、顔が大きく見える原因になることもあります。歯列矯正治療によって噛み合わせや歯並びを改善すると、顔の輪郭が整い、見た目がスッキリとするでしょう。
歯ぎしりの治療
歯ぎしりや食いしばりは、咬筋を過剰に発達させ、エラの張りを引き起こす原因になります。特に、無意識に行う夜間の歯ぎしりは、自分でコントロールするのが難しいため、対策が必要です。
日中に意識して噛みしめや食いしばりを減らすと、夜間の歯ぎしりにも良い影響を与える場合があります。これにより、咬筋の発達を抑えられ、小顔効果が期待できるでしょう。
それでも改善が難しい場合は、歯科医院で作成できるマウスピースの使用を検討するのも1つの方法です。
まとめ
親知らずの有無や抜歯が直接的に小顔を実現するわけではありませんが、口内環境や顎の骨格に影響を与える可能性があります。
親知らずの抜歯が小顔効果をもたらすかどうかは人によるため、効果を期待する前に歯科医にしっかり相談することが重要です。どの方法を選ぶにせよ、自分に合った最適な治療法を見つけ、美しいフェイスラインを目指しましょう。