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もっと女性ホルモン力が上がる「ちょいテク10選」

心や体の健康に重要な女性ホルモンバランス。日頃のちょっとした工夫でホルモン力をアップすることができます。産婦人科医が教える方法で、美も健康もまるっと手に入れて!

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簡単テクで自律神経を整えて、ますます“女性ホルモン力”絶好調に

女性ホルモン力がアップすると、ダイエットに成功する、肌や髪がキレイになるなど良いことずくめ。

一方、「自律神経に異変が起こると女性ホルモンの分泌が乱れ、“プレ更年期”とも呼ばれるさまざまな不調が起こります」と話すのは、産婦人科医の松村圭子さん。主な原因は、不規則な生活習慣やストレスだといいます。女性ホルモンのバランスが乱れると、生理不順や肌荒れ、むくみなど、さまざまなトラブルが発生。そのストレスでさらに自律神経が乱れるという悪循環に。

これを解決するのが、日常生活に取り入れられる「ちょいテク」です。

「私自身、更年期に入って体調を崩した時期がありました。それで少しだけ、自律神経のバランスを整える生活をしてみたら、すごくラクになったんです」(松村さん)

とはいえ、無理をしたり「やらなければ」とストレスになったりしては逆効果。気になるテクから、楽しみながら取り入れてみて。

女性ホルモンを整える「ちょいテク」

女性ホルモンと自律神経のバランスを整えるために、がんばったり苦労したりする必要はゼロ! 日常生活のちょっとしたコツで、健康かつキレイな心身を手に入れて。

【ちょいテク1】毎朝同じ時間に起きる

女性ホルモン 太陽の光を浴びて目覚める

不規則な生活習慣は、自律神経にも女性ホルモンにも悪い影響が。「週末は昼過ぎまで寝る」という生活は、毎週海外旅行をしているようなものだとか!? 寝る時間はズレても、起きる時間は毎朝同じに。日中の眠気は、20~30分の軽い昼寝で調整を。

【ちょいテク2】アマニ油やオリーブオイルを摂る

女性ホルモンは、コレステロールから作られます。その材料は脂質とタンパク質なので、脂質を控えすぎると、女性ホルモン自体が作られなくなります。「オメガ3」系脂肪酸が含まれるアマニ油や「オメガ9」系脂肪酸が含まれるオリーブオイルなどを、1日大さじ1杯摂って。

【ちょいテク3】即席ゆたんぽで体温アップ

女性ホルモン 湯たんぽ

体温が下がると、卵巣の機能も低下。脚の付け根にある太い動脈を温めれば全身の血液が効率よく温まり、卵巣の働きも良くなります。ペットボトルに40℃のお湯を入れてタオルで巻いた“即席湯たんぽ”で温めて。

【ちょいテク4】ゆったりした服でリラックス

女性ホルモン ゆったりした服を着る

服や下着で体を締めつけると血行が悪くなります。心身を緊張させてしまうほか、かゆみの原因にも。ワンピースやチュニックなど、ゆったりした服を選ぶとストレスが減り、女性ホルモン力もアップ。

【ちょいテク5】「ときめき」で心が躍れば愛情ホルモンが増える

女性ホルモン 推しの応援をする

好きな人のことを考えて幸せな気分になると、脳は愛情ホルモン「オキシトシン」を分泌。すると自律神経が整うので、女性ホルモンのバランスも安定。好きなアイドルや俳優、お気に入りのマンガのキャラなど、相手は誰でもOK! 時には妄想の世界を楽しんで。

【ちょいテク6】スマホは高めの位置に持つ

スマホは上の方で持つ

スマホ使用中は猫背になりがち。顔がうつむかないよう、高めの位置でスマホを持って。背筋を伸ばすとインナーマッスルを使うので、体が温まります。呼吸もしやすくなり、自律神経が整って女性ホルモンのバランスも改善。

【ちょいテク7】「ひとりエッチ」で気持ちよくなる

女性ホルモン オーガズムを感じる

セックスとは違い、自分の好きなように快楽を得られるひとりエッチ。オーガズムに達すれば、脳が幸福感をもたらす物質「ドーパミン」を分泌。自律神経と女性ホルモンが安定するように。ゆっくり過ごせる夜に試してみて。

【ちょいテク8】「立つ」機会を増やす

体温を上げて卵巣の働きを助けるには、筋肉を動かして熱を作ることが大事。運動が苦手なら、立つ時間を増やすだけで十分! 料理に精を出したり、電車内で立ったりするだけでもOK。

【ちょいテク9】新しい趣味を見つける

女性ホルモン 油絵を描く女性

好きなことに打ち込むとストレスが消え、女性ホルモンも整います。「勉強が楽しくて、ファイナンシャル・プランナー2級の資格を取りました」(松村さん)と、趣味が高じて仕事につながることも!?

【ちょいテク10】かかりつけ医を作っておく

気になる症状を気軽に相談できる「かかりつけ医」は、女性の強い味方。更年期障害は、女性ホルモンを補う治療でラクになることも。ツラいときは、信頼できる産婦人科医を頼って。

モデル/川野由架子 イラスト/カシワギマリ
(からだにいいこと2021年2月号より)

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