トランポリンダイエットは効果なし?痩せるやり方などを詳しく解説!
トランポリンダイエットの効果が気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、トランポリンダイエットの効果を紹介します。痩せるやり方が知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
トランポリンダイエットとは?
まずは、トランポリンダイエットの頻度や期間、トランポリンダイエットに向いている人の特徴を紹介します。詳しく知りたい方は、チェックしてみてください。
1回あたりの時間や頻度の目安
トランポリンダイエットは、1回15〜30分を目安に行うのが理想的です。全身を使うため、短時間でもカロリーを消費できます。特別な技術は不要で、基本的な跳び方を習得すれば十分です。運動が苦手な方でも手軽に始められます。
頻度は週3日以上を目標にしましょう。毎日続けることで習慣化されます。時間を決めて取り組むことで、生活の一部として定着しやすくなるでしょう。下半身や体幹を鍛えられ、心肺機能の向上や筋力強化にもつながります。
効果を実感し始める期間
効果を感じるまでの目安は、2〜3ヵ月です。国立健康・栄養研究所「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」を参考に算出すると、トランポリンの消費カロリーは、体重55kgの女性の場合、30分で約130kcal。1日30分を3ヵ月続けると、約11,700kcal消費します。脂肪1kgを減らすのに約7,700kcalの消費が必要なので、1日30分を3カ月続けた場合、約1.5kgの脂肪を減らせるのです。食事制限も行えば、もっと多くの脂肪減少が期待できるでしょう。
個人差はあるものの、習慣として続けることで成果を感じやすくなるでしょう。手軽に始められる全身運動なので、楽しみながらカロリーを消費できます。
おすすめな人の特徴
トランポリンダイエットは、運動が得意でない人や長続きしない人におすすめです。楽しく体を動かせるため、運動を続けるのが苦手でも無理なく取り組めます。
室内用のトランポリンを使えば、ながら運動でも15分程度跳ぶだけでよいので、運動のハードルが低く続けやすいのが魅力です。室内でできるため、天候や場所に左右されず、誰でも手軽に始められます。
また、短期間で効果を実感しやすいので、モチベーションを保ちやすいのもおすすめのポイントです。
トランポリンダイエットのメリット
トランポリンダイエットのメリットは下記のとおりです。
- 短時間で効果を得られる
- 自宅でできる
- ストレス解消になる
- 音楽に合わせて楽しめる
効率的に全身の筋肉を使えるため、短時間で効果を得られます。1回あたり15分程度の運動でも、動作を繰り返すことで全身の筋肉が活性化され、効果が出やすくなります。
また、時間が短いため、無理なく続けやすいのも大きな利点です。さらに、家の中で行えるため、天候や季節に影響されません。暑い日や寒い日でも快適な環境でダイエットできます。
トランポリンダイエットのデメリット
トランポリンダイエットは手軽に始められる一方で、いくつかのデメリットもあります。以下の点に注意しましょう。
- 防音対策が必要になる
- 即効性がない
- 初期費用がかかる
特にマンションやアパートなどの集合住宅では、音や振動が下の階に伝わることがあります。そのため、静音設計のトランポリンや防音マットを使用するなど、音漏れ対策が必要です。居住環境によっては、騒音への配慮が欠かせません。
また、ランニングやジョギングと比べて消費カロリーが少ないため、即効性が期待できないことがあります。
トランポリンダイエットに期待できる効果
トランポリンダイエットは、さまざまな効果が期待できます。ここでは、トランポリンダイエットの効果を具体的に紹介します。どのような効果が得られるか気になる方は、ぜひ参考にしてください。
体脂肪が減少して体が引き締まる
トランポリンダイエットを続けることで、体脂肪の減少と全身の引き締めが期待できます。トランポリンは全身を使う運動です。ジャンプするたびに下半身や体幹、腕などの筋肉が刺激されます。
また、上下運動による縦揺れで血流が促進され、体内の余分な脂肪や水分、老廃物の排出が助けられます。これにより、むくみの改善や脂肪燃焼がさらに進み、体全体が引き締まっていくでしょう。
加えて、新陳代謝が活発になることで、美肌効果も期待できるため、嬉しいメリットが多いダイエット方法です。
基礎代謝がアップする
トランポリンダイエットを続けると、基礎代謝がアップします。基礎代謝とは、体温調節や心拍、呼吸など、生命を維持するために必要なエネルギー消費のことです。
人間は、安静にしている間でも、基礎代謝によりエネルギーを消費しています。基礎代謝は1日の総消費エネルギーの約70%を占めています。基礎代謝が高まると、より多くのカロリーを消費し、太りにくい体質に。
逆に、基礎代謝が低下すると、消費エネルギーも減少し、体重が増えやすくなってしまうでしょう。トランポリン運動は、太ももやお尻などの大きな筋肉を鍛えることで基礎代謝を向上させるため、ダイエットに効果的です。
体幹が強化される
トランポリンダイエットは、体幹を強化する効果が期待できます。トランポリンの上でバランスを保つには、腹部や背中の筋肉を使うことが必要です。そのため、自然と体幹が鍛えられます。
腹筋や背筋が鍛えられるため、姿勢の改善やお腹回りの引き締めにも効果的です。さらに、体幹が鍛えられるとバランス感覚も向上し、動きが安定しやすくなります。
これにより、スポーツや運動のパフォーマンスも向上し、けがのリスクを減らせるでしょう。また、腰回りの筋肉も鍛えられるため、腰痛予防にも役立ちます。
体幹が強くなると、長時間の運動にも耐えやすい強い体をつくれます。
ストレス解消も期待できる
トランポリンダイエットは、跳ぶことで得られる無重力感が特徴です。日常生活では常に地球の重力に逆らって体を動かしています。しかし、トランポリンでジャンプすると、その重力から解放される感覚を味わえるでしょう。
無重力感には、普段の緊張や負担から解放される効果があります。また、体がリラックスすると、心も自然と落ち着き、精神的なストレスも軽減されます。
さらに、ストレスが減ると自律神経のバランスが整い、ホルモンの働きも改善されます。その結果、効果がより高まるでしょう。トランポリンダイエットは、心身のリフレッシュにも役立ちます。
トランポリンダイエットの効果を高めるポイント
トランポリンダイエットは、やり方によって効果が高まります。ここでは、効果を高める方法を紹介します。効率的に取り組みたい方は、ぜひチェックしてみてください。
前後にストレッチを行う
トランポリンダイエットを行う際は、前後にストレッチを取り入れましょう。運動前には動的ストレッチを実施することがおすすめです。具体的には、膝を屈伸させたり、肩や腕を回したりする動作を指します。
下半身に負荷がかかるため、太ももやふくらはぎのストレッチを重点的にすることが大切です。運動後は、静的ストレッチをしましょう。
疲労した筋肉を優しく伸ばすことで、血流が促進され、疲労回復を助けます。特に、下半身のストレッチは重要です。筋肉の緊張を和らげ、次回のトレーニングに向けて体を整える役割を果たします。
食後は2時間以上空けて行う
トランポリンダイエットを効果的に行うには、食後のタイミングが重要です。トランポリンは、体を上下に揺らすため、消化器官にも影響を与える可能性があります。
特に食後すぐに行うと、食べたものが十分に消化されていない状態で体を動かすことになり、消化不良を引き起こす恐れがあるでしょう。そのため、食事をした後は少なくとも2時間は空けることをおすすめします。
2時間が経過すると、食べたものはある程度消化吸収されており、体も動かしやすくなります。時間を置くことで、エネルギーを補給しながらも、消化器官に負担をかけずに運動することが可能です。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識する
トランポリンダイエットを効果的に行うためには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識しましょう。摂取カロリーが多すぎると、運動しても痩せることは難しくなります。
ダイエットを成功させるためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回るアンダーカロリーの状態をつくることが重要です。アンダーカロリーは、食事の内容や量を見直すことが効果的です。
運動で消費されるカロリーを考慮しながら、バランスの良い食事を心がけましょう。カロリー管理アプリを活用すると、日々の摂取カロリーを簡単に把握でき、食事の改善に役立ちます。
体調が悪い日などは無理をしない
トランポリンダイエットをする際には、体調管理が重要です。体調が悪い日は無理して行わないようにしましょう。特に、運動不足の方がトランポリンダイエットを始めると、筋肉痛が生じることがあります。
筋肉痛があるときに無理をして続けると逆効果になるでしょう。筋肉痛が残っている状態で運動すると、体は十分に回復できず、疲労が蓄積されてしまいます。
そのため、体調が悪い日や筋肉痛がひどい日は、無理にトランポリンを使うのを避けることが大切です。体を休めることもダイエットには欠かせない要素です。休息をとると、体は回復し、次回に備えられます。
痩せるトランポリンダイエットのやり方
ここでは、痩せるトランポリンダイエットのやり方を紹介します。トランポリンダイエットには、跳び方に多様なバリエーションがあります。自分に合ったやり方で、理想の体形を目指しましょう。
小ジャンプ・大ジャンプ
トランポリンダイエットの基本は、小ジャンプと大ジャンプの2つの動作です。まず、小ジャンプは低い位置で跳ぶ方法で、両脚を肩幅程度に軽く開いてリラックスして行います。ウォームアップとしても効果的です。
大ジャンプは思い切り高く跳ぶことがポイントです。トランポリンをしっかりと踏み込み、反動を利用して高く跳びます。初めから高くジャンプしようとすると、バランスを崩しやすくなるため、まずは基本的な高さでしっかりと跳ぶ感覚をつかむことが重要です。
オープンクローズ
オープンクローズは、脚を横に開いてジャンプした後、再び閉じてジャンプするという動きを交互に繰り返す動作です。オープンクローズは、全身の筋肉を効果的に鍛えられます。脚を開く際は肩幅よりも広くしっかりと開き、体のバランスを保つことが重要です。
開いた状態から、両膝をしっかりと合わせて脚を閉じる際には、中心に重心を置いてジャンプします。さらに、脚の動きに合わせて腕も同時に開閉させることで、全身の連動性が高まるでしょう。
レッグスイッチ
レッグスイッチは、脚を前後に開いてジャンプする動きです。左右の脚を入れ替えながらジャンプすることがポイントです。
まず、両脚を肩幅に開き、ジャンプする際に片方の脚を前に、もう一方を後ろにします。
ランニングのフォームを意識し、腕を前後に振ることで、上半身も使われてより多くの筋肉を活性化します。体を少し前傾にすることで、重心が安定し、跳びやすくなるため、この姿勢を保つことが大切です。肩に力を入れずリラックスした状態で動きましょう。
ツイストジャンプ
ツイストジャンプは、ジャンプ中に体を左右にひねる動作です。ウエストの引き締めに特に効果的で、楽しく体を動かせます。基本的なジャンプができるようになったら、ツイストジャンプに挑戦してみましょう。
右にひねる際は、左肩を後ろに引くイメージで行い、逆も同様に動作を繰り返します。このひねりの動きにより、腹筋や背筋を使うため、体幹の強化にもつながります。
初心者の方は、まずは安定したジャンプを身に付け、徐々にひねりの動作を加えていくとよいでしょう。
タックジャンプ
タックジャンプは、膝を抱え込むように持ち上げて跳ぶ運動です。この動きは全身を使い、下半身の筋力を強化するのに効果的です。ジャンプする際は、膝を胸のほうに引き寄せるようにし、できるだけ高く跳ぶことを意識しましょう。
タックジャンプは高強度のエクササイズであり、心拍数を上げて脂肪燃焼を促進します。ただし、連続して行うのは初心者にとっては難しいかもしれません。そこで、他のジャンプ運動と組み合わせてメニューを作成することをおすすめします。
ジョギング・ダッシュ
トランポリンの上でのジョギングは、単に跳ぶのではなく、足踏みをする動きです。通常のジャンプよりも運動強度は低めですが、交互に脚を動かすことでバランスを崩しやすくなり、筋肉に刺激を与えられます。
一方、トランポリンダッシュは、足踏みのスピードを重視した運動です。できるだけ速く脚を交互に動かし、心拍数を上げることで心肺機能の向上を狙います。ダッシュする際は、体の上下動を抑え、頭の位置を一定に保つことが重要です。
まとめ
トランポリンダイエットは、楽しみながら脂肪を燃焼し、体を引き締めるエクササイズです。この記事で紹介したさまざまなジャンプを取り入れることで、ダイエット効果が期待できるでしょう。
ただし、正しいやり方や食事管理も重要な要素です。摂取カロリーと消費カロリーのバランスを意識し、無理のない範囲で続けましょう。また、ストレッチを取り入れることで、けがの予防にもつながります。自分に合ったペースで取り入れ、理想の体形を目指しましょう。
[ 監修者 ]