みなさまありがとう!『からだにいいこと』は20周年を迎えました!
2004年12月16日に創刊した健康情報誌『からだにいいこと』は、おかげさまで20周年を迎えました。創刊17年目の休刊、そして復刊を経て、今も支えてくださるみなさまへ感謝をお伝えします。
目次
35歳からの女性のための健康生活情報誌として創刊
2004年12月16日、月刊『からだにいいこと』は産声をあげました。
創刊当時は、健康ブーム真っただ中。テレビの健康情報番組が人気で、取り上げられた食材は、次の日スーパーやコンビニから一瞬で消えてしまう時代でした。
今まではファッション誌や美容誌、生活情報誌などを読んでいた女性たちが、健康を意識し始める年齢に差し掛かり、自分の体のメンテナンスやセルフケアを教えてくれる雑誌がないのでは……。と、創刊されたのが『からだにいいこと』です。「健康でなければキレイでいられないと気づいた女性のための雑誌」がコンセプトでした。
創刊14年目にWebメディア『からだにいいことWeb』誕生!
創刊から14年後の2018年には、携帯電話所有者のスマートフォン比率は7割を超え、私たちが情報を得るツールは、テレビや新聞に変わってWebサイトやSNSへと移行していきました。
この年の11月に本サイト『からだにいいことWeb』が誕生。雑誌同様に、医師や専門家による監修のもと、「いつまでも美しく健康なライフスタイルを楽しみたい」という30~50代の女性のニーズにこたえる情報を発信してきました。
この頃には、「健康」は一時的なブームではなく、世代を問わず、世の中全体にとって生活に欠かせないキーワードになりました。
創刊17年目で休刊…そして怒涛の復刊へ
2019年、世界に衝撃が走りました。中国で発見された新型コロナウイルス(COVID-19)の最初の症例です。翌年には瞬く間に日本にも感染が広がり、外出自粛など異例の社会情勢となりました。
からだにいいこと編集部では、テレワークを導入しながらも、コロナ感染対策やマスク生活の不調解消法、コロナ禍での健康や生活の知恵などの情報を発信し続けました。
しかし、コロナによる経済不況、そして出版不況のあおりを受け、2020年10月号をもって雑誌『からだにいいこと』の休刊が決定します。
そんな時、編集部の励みになったのは、読者組織・からだにいいことアンバサダー(当時の名称はレポーター)の声でした。「これからどんな健康情報を信じていいのかわからない」「生活に欠かせない存在です」「ぜひ続けてください」といったたくさんの声に後押しされて復刊を決意。
クラウドファンディングも行い、たくさんの方々のご協力を得て、約半年の全力疾走でまさかの復刊を叶えました。月刊は難しく隔月刊となったものの、私たち編集者にも希望の光が見え、社内に笑顔がよみがえったことをよく覚えています。2021年2月号からは発行・からだにいいこと、発売・世界文化社として新しいスタートを切りました。
からだにいいことは次のフェーズへと進んでいます
2023年、からだにいいことは、医療のバックオフィス事業を展開する株式会社セントラルメディエンスの子会社・セントラルメディエンス コミュニケーションズとなり、時代のニーズに合わせた、より精度の高い健康情報を発信しています。
からだにいいことが歩んできた20年には、希望や絶望、粘りや諦めなどの喜怒哀楽がたくさん詰め込まれています。次々と高い壁にぶつかったものの、これまでからだにいいことが走り続けてこられたのは、ひとえに雑誌を読んでくださる読者、Webサイトを見てくださるユーザーのみなさまのおかげです。そして、からだにいいことを支えてくださっている、ライター、デザイナー、カメラマン、モデル、イラストレーター、監修者のみなさまへ感謝を申し上げます。ありがとうございます。
からだにいいことを代表して、本誌編集長 清野悠子、Web編集長 古郡まゆ子、からだにいいことプロデューサー 奥谷裕子より、感謝の言葉をお伝えします。
「いつも、いつでも寄り添える存在に」本誌編集長 清野悠子
さまざまな情報や選択肢であふれるこの時代。無事に“成人式”を迎えられたのは、読者のみなさまが愛をこめて育ててくれたから。心から感謝の気持ちでいっぱいです。
そして「紙だからこそできる」ことは、まだまだいっぱいあるはず。これからの時代の雑誌を一緒に作ってくれませんか?
思いもよらなかった気付きや目線の提案、タイムリーに悩んでいることの解決。そして、読者のみなさまと“お話し”しながら作っていく、唯一無二のリアルでワクワクする雑誌を。
お友達のように寄り添い、手をつないで半歩前に進めるきっかけを提案していく所存です。「昨日より今日の自分がちょっと好きで、ちょっと元気」と感じられるようになる情報をお届けしていきますので、『からだにいいことWeb』とあわせて、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「“体と心のセルフケア辞典”としてみなさまに寄り添っていたい」Web編集長 古郡まゆ子
『からだにいいこと』がこれまでもこれからも大事にしているのは、読者のみなさまの声を真剣に聞き、悩みに寄り添うこと。
「こうしなさい!」ではなく、「こっちに行くと元気になれるよ、行ってみようよ」と伴走するパートナーのような存在になれたらと願っています。
そんな“読者ファースト”の誌面を作るためにお世話になるのが、読者組織「からだにいいことアンバサダー」のみなさま。さまざまなアンケートや取材、体験企画などでいつも多大なご協力をいただく、雑誌づくりになくてはならない存在です。この場を借りて心よりお礼を申し上げます。
雑誌と同様『からだにいいことWeb』も、困ったときに頼れる“体と心のセルフケア辞典”として充実させてまいりますので、あわせてお役立てくださるよう、引き続きよろしくお願いいたします。
「どの世代でも楽しめる、唯一無二の健康情報誌に」からだにいいことプロデューサー 奥谷裕子
『からだにいいこと』20年の歩みは、そのまま健康トレンド20年の移り変わりでもあります。創刊時のヨガブーム、創刊2年目のデトックスブームに始まり、腸活、温活、オイル活etc.たくさんの「からだにいいこと」をキャッチし、ご紹介してきました。
一貫してお伝えしてきたのは、健康に取り組むことの楽しさです。自分のことは、つい後回しにしてしまう女性たちにとって、心身に向き合う時間は自分をいたわるかけがえのない時間。そうして女性が元気になることで、家族や周囲も元気にしていく。そんな幸せのスパイラルが、作り手である私たちも幸せにしてくれます。
大変な時期もあったけれど、続けてきたからこそわかることもたくさん。どんな世代でも楽しめる、唯一無二の健康情報誌として、これからも皆さんの健康生活をお手伝いしていきたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これからも頼れる健康のパートナーとして、みなさまと一緒に、楽しく続けやすい健康情報をお届けしてまいります。創刊20周年を迎えた、隔月刊『からだにいいこと』と『からだにいいことWeb』を、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!
からだにいいこと一同