1. Top
  2. >元気になる
  3. >体の健康
  4. >栄養
  5. >中国の研究所を突撃! 伝統植物の先端研究で生まれるサプリに注目
アムウェイ_中国の巨大研究所

中国の研究所を突撃! 伝統植物の先端研究で生まれるサプリに注目

いまや私たちの健康に欠かせないサプリメント。その働きを左右する原料について調べていたところ、サプリのトップブランド※の植物原料を、中国の先端研究所で開発中という情報をキャッチ。その現場をレポートします。

PR

この記事をシェアする

東京ドーム10個分以上の巨大研究所にビックリ

編集Yさん

※ビタミンおよび栄養補助食品における売上高世界No.1ブランド(グローバルデータ調べ:http://gdretail.net/amway-claims/)

編集Yさんが中国へGO
アムウェイ中国の研究型農場

「この巨大な研究所で、いったい何が!?」。さっそく、センターの研究者たちに案内してもらいました!

サプリのトップブランドのルーツは中国にあった!

アムウェイ中国取材_リー博士
教えて!リー博士
アムウェイの歴史を教えます
アムウェイの歴史_中国の食生活を観察する
アメリカに戻って研究するカールさん
研究に成功したカールさん
アムウェイ中国の研究員

そして今、この中国・無錫の地で、私たちの健康につながる壮大な研究が始まっているのです!

アムウェイ中国取材_カールさんの銅像

〈一口メモ〉古墳の遺跡に守られた土地「無錫」

無錫(むしゃく)

ニュートリライトの原点である中国で、40か所以上の候補地を探し、3年をかけた調査の末選ばれたのが「無錫」の土地。無錫は古墳などの遺跡が多く存在しています。そのため中国政府は、無錫の自然が壊されないよう、古くから環境を守ってきました。その結果、水・空気・土がきれいな状態に保たれていたのです。農業研究をするうえで安全な環境であることから、この地で研究が進められています。

DNA解析で植物の有用成分を明らかに!

アムウェイ中国取材_ドン博士
ドン博士は考えていた
菊がいいと気付きます

世界初! キク科の全ゲノム配列の解析に成功

アムウェイボタニカルリサーチセンター(以下・ABRC)での、注目すべき研究成果のひとつが、世界で初めてキク科の全ゲノム解析に成功したことです。

そもそも「ゲノム」とは、遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から合成された言葉で、生物の持つすべての遺伝情報のこと。

ゲノム配列イメージ

それまでもチャレンジした研究者や研究チームはいましたが、キク科の植物の遺伝子は非常に複雑で、全ゲノム解析は大きな壁として立ちはだかっていました。しかし、遅れてのスタートにもかかわらず、ABRCの研究チームが全ゲノム解析に成功したのです。

この結果、サプリメントの原料にする、より良い品種を効率的に探し出せるようになりました。そして、ゲノム解析の成果を元に、サプリメントの原料として有用な“最強の菊”を探す研究がさらに進められました。

200種から選ばれた“最強の菊”「杭白菊」

全国から200種類もの菊を集めて解析した結果、現在の研究でわかっている最強の菊が「杭白菊(クイシラギク)」という品種です。

菊の写真
意外に地味!? でも、パワーはすごい!

多様な有用成分がバランス良く、いずれも多量に含まれていることがわかったのです。

キクの成分比較
※グラフはイメージです

この杭白菊を使った有機栽培にもチャレンジし、実用化に成功! 強力なサプリメントの素材を、効率的に栽培できるようになりました。さらに10年という歳月をかけて、新品種の研究開発も行うなど、有用なサプリメントの素材が次々に誕生したのです。

有機栽培でエコ・低炭素を実現!

アムウェイ中国取材_タンさん
研究者は考えていた
喜ぶタンさん

農薬を使わず害虫防除するシステムを導入

有機栽培で直面する問題が、害虫の対策です。殺虫剤を使わずに育て上げるにはどうしたらいいか…ABRCでは、さまざまな角度から研究がなされました。

そのひとつが「植物で害虫管理する」方法です。「自然と闘う」のではなく「自然と共存する」やり方で、生態環境バランスを維持することを目的としています。

たとえば、クコの実(ゴジベリー)の害虫管理はこんなふうに行います。

まず、クコの左側に、虫が嫌がるニオイを発する植物・ローズマリーを植え付けます。この忌避(きひ)効果で、害虫がクコに寄りつきにくくなります。

害虫防除するシステムの導入

さらにクコの右側で、害虫が好む新鮮な葉野菜などを栽培します。実は、この葉野菜には、害虫の天敵となる別の虫も好んで集まります。害虫をこの「トラップ植物」に導くことで、最終的に害虫は、天敵に捕食されることに。このようにして、クコに害虫が集まらないように管理するのです。

環境にやさしい肥料や農法も新開発

有機栽培では、肥料も重要です。杭白菊の栽培でも、苗から収穫までの肥料を、すべて研究開発しています。

実はこれまで、杭白菊の苗専用の肥料というものはありませんでした。しかし、赤ちゃんには、大人が飲む牛乳ではなく、粉ミルクを与えるように、杭白菊にも苗専用の肥料が必要だと考えたのです。

研究で開発された、それぞれの生育段階に適する肥料を与えることで、植物は早く元気に育つようになります。

アムウェイの研究員

肥料の撒き方にも研究の余地がありました。液体の肥料を上から撒くと、葉っぱに落ちてしまいムダが多かったのです。そこで、根に届くよう撒き方を変えることで、栄養を効率的に与える工夫をしました。

肥料の撒き方

温室効果ガス排出43%減少に成功!

さらに収穫期にも、独自の工夫があります。伝統的な植物といえども、収穫も伝統的な方法では効率が悪く、結果的にサプリメントの価格が高くなってしまいます。そこで、杭白菊の花びらを収穫する設備を研究開発しました。

アメリカのトラクターに、イタリアやドイツの収穫用アタッチメントを組み合わせるといった工夫を施した結果、キクの花の収穫では、従来の15~20倍のスピードに大幅アップ!

こうした積み重ねで、研究所独自の栽培方法を用いた場合、温室効果ガス排出43%減少に成功しています。

スマート農業で地球の未来を救う!

アムウェイ中国取材_リー博士
研究者は考えていた
現代科学の力を使おう

光などを制御して希少な植物を効率的に育てる

ピンクや紫の光を当てられた植物たち。これは、それぞれの植物をスクスク育てるためのワザなんです。

紫やピンクの光を当てられた植物たち

太陽の光には、青・紫・緑・黄・赤など、さまざまな色があります。私たちが見える光「可視光線」は、太陽光線の中の一部です。そして植物が育つには、すべての光が必要なわけではないのだそう。

ABRCでは、植物の成長に重要な光だけを当てて育てることで、より生産性を高める研究を行ってきました。

たとえば、高山植物で、活性酸素吸収能の高い成分を持っているものがあります。低地よりも太陽に近い分、紫外線が強いので、この紫外線から身を守るために、活性酸素吸収能成分をたくさん蓄えているのです。

高山植物

すばらしい成分を持っていても、高山で採れる量はごくわずか。しかし、この植物に高山と同じ条件の光を当てることで、低地でも活性酸素吸収能成分の多い作物を育てられるようになりました。

他にも、光を調整することで、有用成分がより多くなったり、ある波長の赤外線を当てることで花が大きく育つ、といった結果が出ています。

AI管理で労働力不足の解消を先取り!

効率のよい育成のため、AIでの管理も追求しています。

いままで植物の育ちぐあいは、畑に行って実物を見ながら、茎や葉の長さを測るなどして判断していました。しかしABRCでは、コンピューターによる自動の画像識別で成長度をはかり、トラブルを見つけられるのです。

アムウェイのAI管理
温室の天井には、ハイパースペクトルカメラが!

このシステムでは、まずそれぞれの植物の成長過程を徹底的に写真に撮ります。写真データを蓄積し、解析することで、各植物の生長過程をAIが学ぶのです。そして、データに照らし合わせて、現状の成長がどのような状態かを判断します。

人は畑に出向くことなく室内で、しかも少ない人員で、植物の成長を管理できるようになるのです。

宇宙で実験し新品種の開発に!

さらに現在、その研究は宇宙レベルにまで発展しています。それは、ロケットに植物の種をのせて、宇宙に飛ばす実験です。

宇宙で種まき実験
※写真はイメージです。

宇宙放射線や微小重力など、地球上にはない環境要素にさらされることにより、遺伝物質の突然変異の可能性が高まるのだとか。

宇宙を舞台に、新しい品種を生み出す研究が進められているのです。

伝統植物の研究による「私たちにいいこと」とは?

アムウェイ中国取材_リー博士
リー博士が説明します

高品質のサプリで健康に!

●有用成分の多い植物を研究&開発

●優れた環境で育て、地球環境にもやさしい

●高品質のサプリメントを開発

●私たちの健康に大貢献!

笑う女性のイラスト

雇用を守り環境改善のサポートにも

さらに研究の成果は、多くの人へのサポートにつながっています。その例として“砂漠の朝鮮人参”と呼ばれる「シスタンシェ」の栽培があります。

シスタンシェは、砂漠で育つ植物で、重要な有用成分を持っています。その種は“金よりも価値がある”と言われるほど。しかし、過酷な自然環境で育つため、収穫量が少ないのが難点でした。

何年にも及ぶ研究の末、シスタンシェを効率良く育てる方法が開発されました。その結果、砂漠地方に住む農家にとって大きな収入源となり、厳しかった経済状態が改善されたのです。

また、生育には防風林が必要で、植樹が進んだことから環境面でも貢献。砂の流入を阻止し、防風林内の湿度を10%ほど上昇させるという効果をもたらしました。

中国の栽培農家

今回の取材ツアーで、中国での伝統植物の先端研究は、こんなにもさまざまな成果を上げていることを実感しました。私たちの健康にも大いに役立ってくれそうです。

編集Yさんも伝統植物研究に注目

イラスト/j.curry デザイン/大岡宏子

この記事に興味を持ちましたか?
はいいいえ

この記事をシェアする

Recommend Article Recommend Article オススメ記事

オススメ記事をもっと見る