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キャンドル

【暮らし】寒い冬と仲良くなる法則「温+癒=心身養成法」

クリスマスグッズに気持ちが華やぐ12月。そして、本格的な寒さから全身の筋肉もかたまりやすい季節に。今回は、室内外の気温差で疲れやすい心身の凝りを、回復へ導くお話です。

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幻想的な空間で想いを手紙にしたためる

キャンドルナイト

毎年やってくる冬は、寒さや日照時間が短いことから、より淋しさや無力感など増し、精神不安定の引き金になるともいわれています。

以前、不安や憂鬱感に襲われた時に始めたのがキャンドルナイト。入浴後の暗い室内にキャンドルを灯すと、頭の中がクリアになり、心が落ち着いたのです。家で過ごす日常の時間の中で、キャンドルは快適な癒し空間を演出してくれると感じています。

種類豊富なキャンドルの中でも、私のお気に入りは香りが広がるもの。香りは心身状態を安定されてくれる他に、ホルモンの内分泌系や自律神経を良好にコントロールしてくれる効果も。気分によって香りを変えることで、前向きな気持ちになれたり、多幸感に溢れた感覚を得ることができています。

そして、キャンドルの傍で、誰かへ宛てて手紙を書くことも。手紙は送り手の個性が文字に表れたり、あたたかい気持ちになる特別感が得られるため、好きな趣味のひとつです。

SNS主流の現代では感じにくい胸のときめきや懐かしさが、手紙にはたくさん詰まっており、心の安らぎにもなっています。いいことがあった日の夜、いつも頑張っている自分への小さなご褒美、週始まり月曜日のおやつ時間など、用途や時間を選ばず自由な楽しみ方をキャンドルとともに過ごす時間が大好きです。

寒い季節こそ暖かい部屋で、キャンドルの灯に意識を向けながら、自分と向き合う時間や好きな音楽をお供に、日常の中の贅沢感をゆったり楽しんでみてください。

日々の合間に特別な1杯を

ルイボスティー

水分補給の一環としても取り入れているルイボスティー。ルイボスティーには、カリウムやマグネシウムなどのミネラルやポリフェノールが含まれています。なおかつ、ノンカフェインなので、時間帯問わず、気分が塞いでいる時やリラックスしたい時に私の味方となってくれる飲み物です。

マグネシウムは、神経の興奮を抑える効果があるため、気持ちの安定を保つことを目的とする他に、熟睡への良好な睡眠導入にも役立てることができます。

美容の視点からは、ポリフェノールが抗酸化作用への効果を発揮してくれているのだそうです。紫外線やストレスにより、体内で発生する活性酸素。この活性酸素は、細胞間の情報伝達の調整をするなどの、大切な役割があるとのこと。一方で、活性酸素が増加すると、シミやシワの原因にも。そこで活躍してくれるのが、過剰に生産された活性酸素の除去を助けてくれるポリフェノールです。ポリフェノールは、悪玉コレステロールの増加を抑える働きも期待できるため、血管のしなやかさにも効果があるようです。

また、カリウムが利尿作用を促進してくれ、体内の余分な水分が排出されるため、むくみ改善にも。自然な利尿作用は、高血圧の予防や軽減にも役立つそう。豊かな風味があるルイボスティーは、凝り固まった心身にエネルギーを充足させてくれる、私の天然リラクゼーションドリンクです。

定期的に飲む中で、私自身の効果実感として得られたことは、利尿作用が増加したこと。身体の内側から健康をサポートしてくれることへの体感があると、日常生活も明るい気分で過ごせる時間が多くなり、気に入っています。

体内のサビを取って細胞から美しく

陶板浴

冬季時期になると末端冷え性がつらく、お試しで始めたことが陶板浴(とうばんよく)。陶板浴とは、室内温度42~45°C、湿度10~20%に保たれた空間で身体を温める温浴法です。サウナや岩盤浴とも似ている印象ですが、大きな違いは、おだやかに体温が上がるので発汗の有無を気にする必要がないことです。

陶板浴は、汗をたくさんかくことが目的ではなく、全身への血巡りを正常化へ導き、自律神経の調整や自然治癒力を高めることがねらいです。そのため、陶板浴は自分のペースでゆっくり時間をかけながら、過度な負担なく身体の芯まで温めることができるのです。また、湿度設定が低いため、雑菌やカビの繁殖がしにくく、衛生面が良好な空気環境であることも特長のひとつです。

やり方は、陶板タイルの上にバスタオルを敷いて横になるだけ。30分ほど経過すると、全身がぽかぽかに。40~50分後には自然な発汗があり、心身がデトックスされている心地よい感覚に。温感が気持ちよく眠気がくると、身を任せて眠ることもあります。この眠気は、自律神経の副交感神経が優位になっているため、心身が安らげている証拠。温浴中に眠っても、汗がでなくても効果は変わらないそうなので、気軽に通えるリラクゼーションのひとつ。さらに、身体を温めることは免疫力を高め、強い心身作りにも繋がります。免疫力は、体温が1°C下がると30%低下し、逆に1°C上がると5倍高くなるとも言われているそうです。平熱を36.5°C以上に保つことが、代謝上昇による脂肪燃焼効果や健康の基盤になるとのこと。冷えは万病のもとと言われるように、適切な体温が健康の伴を握っていることが分かります。

ちなみに、陶板浴にもルイボスティーと同じく抗酸化作用の効果も期待できるとか。陶板浴の空気環境が、空気中の有害科学物質を分解、低減してくれるため、活性酸素の原因となる科学物質が減少へ導いてくれるそうです。便秘やアレルギー疾患の改善、植物がよく育つメリットもあり、多方面の角度から効果に希望が持てそうです。

陶板浴は始めたばかりですが、暑すぎないほどよい温かさへの温浴環境が心地よく夢中に。身体の隅々へ栄養と酸素が行き届くイメージを持ちながら、体温上昇とリラックスを意識して、今後も体調に合わせながら無理せず継続していきたいです。

低気温でおこもり時間が増える冬季。深い親しみが持てる愉快な余暇を過ごせるチャンスと捉え、寒さへの懸念を覆しましょう。

*この記事は著者の感想をもとに作成しています。

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