こんにちは。皆さんは首や肩、背中のコリといった体のこわばりを感じたりしていませんか？　今回は以前『からだにいいこと』でも紹介されていた首のコリほぐしと、自力整体についてご紹介します

頭重の時はこれ！「タオルで首のばし」

私が実践しているストレッチは、『からだにいいこと』2021年4月号で掲載されていた、自律神経に詳しい久手堅司先生の「タオルで首のばし」です。

【やり方】

（1）タオルの両端を持ち、後頭部の下にタオルを当て、斜め後ろへ引っ張る。

（2）首とタオルを押し合うようにして30秒キープする。

私は愛用の手ぬぐいで実施しております。頭の重さをタオルに預けて、緊張した頚椎を緩ませる感じです。

頭の重さをタオルにあずけ、そのままキープしていると、不思議と胸が開き、呼吸が深くできるのです。すると体じゅうに酸素が行き届き、首コリがゆるんでリラックスしていく感じがするのです。

スマホ首になると深い呼吸ができず、浅くて速い呼吸になり、交感神経が優位に働くことで体が緊張状態になるとのこと。

なるほど！ しっかり呼吸ができて、体を緩めることって大事だと感じました。

背中がこわばる時は「セルフハグ」もおすすめ

以前、私の記事でも紹介した「セルフハグ」は、肩甲骨周辺をポカポカさせて代謝を促すだけでなく、呼吸も楽に整います。背中のこわばりも楽になっていきますよ。

呼吸を整えたり、体の緊張を緩めたり、体を整えることは自分の体と向き合うことだと思います。

冷え性で悩んでいた頃に出会った「自力整体」

私は幼少期から血行不良で、手足にしもやけができるほどの冷え性でした。生理が始まると、時々メガトン級の生理痛で保健室に駆け込んだり、体のこわばりのような感覚とともに頭痛や肩コリに悩むようになりました。体を温める衣類、整体や漢方薬、体によい運動系や癒やし系の習い事に参加したりでした。

以前、転居先の市民体育館で「自力整体」という市民講座がありました。当時は妊活でどん底メンタル時期。わらをもすがる思いで参加したのですが、おかげで心も体もリラックスできることが増えたのです。

自力整体とは人の手を借りず、自らのからだを治療するメソッド。

『すぐできる自力整体』（ダイヤモンド社）の著者・矢上真理恵先生のお父様である矢上裕先生が、鍼灸師、整体治療家の専門家の立場から考案されたもの。東洋医学をベースにした鍼灸、整体、ヨガの要素も含む、自分で治療するポディワークで、「矢上式自力整体」と言われています。

当時は「自分で体を労わるヨガと整体の融合！」とのうたい文句の市民講座でした。

週1回の教室で、体が硬い私は、動くたびに自分の体の悲鳴を感じながら、講師の先生を真似て体を動かすのですが、初めは思うように動かせず、難しいと感じていました。

しかし、自分の心地よい部位を探りながら加減を調整して行うメソッドは、重だるさの頭や体をふっと楽にしてくれ、むくみも改善。帰宅すると、心地よい睡眠へと導いてくれました。体が軽くなり、当時、目からうろこだったのを覚えています。

YouTubeで「自力整体」を再開

その後、転居先では近くに教室がなく、通うことができなかったのですが、40代に入り更年期症状が出始めたり、体のコリを実感するようになりました。

「自力整体」で検索してみると、書籍、YouTubeチャンネルなどいろいろと紹介されています。今までは「教室に行かなくちゃダメ！」と縛ってしまったけど、最近は自宅YouTubeで参加もできます。人の目を気にせず、おうちでいつでも気軽に始められるんですね。そう思ったら、心の緊張がふわっと解けました。

例えば生理痛に効く自力整体など、その時の症状に合わせて実施しています。体が少し重だるさを感じている時に効果を感じると思います。呼吸が整うと体が整う感じです。気になる方はぜひ検索してみてください。

体のコリは個人で程度が違うので、自分の体を見つめ、向き合うことは必要だと思います。さまざまな体のほぐし方がありますし、筋膜リリースハンディガン、マッサージローラーなどコリをほぐす商品も多数あります。

もし自分に合うからだのほぐし方を探しているなら、からだのゆがみ、詰まりを感じながら自分で整えていく自力整体、ぜひ体験してほしいものです。皆さんのからだ、心のコリが少しでも改善されますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

＊この記事は著者の感想をもとに作成しています。

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