ダイエット中のグミは太る?痩せる食べ方はある?太らないおやつも紹介
「ダイエット中のグミは太る?」と疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。本記事では、ダイエット中のグミに関して詳しく解説します。興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
グミは太るのか?太る食べ方とは
グミをダイエット中に食べるのは禁物というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。ここからは、太るグミの食べ方を3つ紹介します。
過剰に摂取する
「1粒だったら大丈夫」と思い、気づいたら全て食べきっていたという体験をしたことがある方も多いでしょう。グミは、高カロリーかつ砂糖が多く含まれているお菓子です。そのため、過剰に摂取するとカロリーオーバーになり、太る原因になります。「太りたくないけれど、どうしてもグミを食べたい」といった場合は、1粒だけでしっかりやめるか、他の太りにくいお菓子を食べるのがおすすめです。
食事をグミに置き換える
食事をグミに置き換えるのもNGです。食事分のカロリーをカットすれば、グミを食べても問題ないと考えている方もいるかもしれませんが、グミは砂糖や添加物が多く含まれているため、おすすめできません。さらに、健康を維持するのに必要なビタミンやタンパク質などを摂取できないため、栄養不足に陥ることに。食事に比べると腹持ちが悪く、どか食いしてしまう可能性も高まるため、食事をグミに置き換えるのは控えましょう。
空腹時に食べる
空腹時にグミを食べるのも、太りやすい食べ方のひとつです。グミはよくかまないと飲み込めないものの、さほど満腹感は得られません。お腹を満たすために、気づいたら1袋食べきってしまうケースもよくあるため、空腹時に食べるのは控えましょう。
ダイエット中にグミを食べる際に意識したいポイント
ダイエット中にグミを食べる際は、下記のポイントを意識しましょう。
- 食感が硬いものを選ぶ
- 糖質が低いものを選ぶ
- 美容成分や食物繊維などが含まれているものを選ぶ
1つずつ詳しく見ていきましょう。
食感が硬いものを選ぶ
ダイエット中にグミを食べる場合は、食感が硬いハードタイプのものを選ぶのがおすすめです。食感が硬いと咀嚼(そしゃく)回数が増え、満腹中枢が刺激されます。かみ応えのあるグミは、時間をかけてゆっくりと食べられるため、一度に1袋分を食べきってしまうのを避けられます。さらに咀嚼回数が増えると、顔の筋肉が鍛えられるのもメリットです。顔の筋肉が鍛えられると、小顔効果を期待できるでしょう。
糖質が低いものを選ぶ
糖質が低いものを選ぶのもポイントです。グミだけにかかわらず、ダイエット中に食べるお菓子は、糖質やカロリーが低いものを選ぶことが大切です。特に糖質が高いグミは、エネルギーとして消費できないと、中性脂肪に変換され、脂肪として体内にため込まれてしまいます。
また空腹時に糖質が高いグミを食べてしまうと、血糖値が急上昇します。血糖値が急上昇すると、インスリンによって血中の糖分が脂肪に変換されやすくなることに。その結果、太りやすくなってしまうため、空腹時に食べるのは控えましょう
美容成分や食物繊維などが含まれているものを選ぶ
ダイエット中は、美容成分や食物繊維などの栄養素が含まれているグミを選ぶのもおすすめです。ビタミンCが含まれているグミは、美容効果を期待できます。ダイエットのストレスや喫煙などで失われやすいため、積極的に摂取したい栄養素です。
また食物繊維は、糖分の吸収を穏やかにする作用があります。グミは糖分が多く含まれているため、血糖値が上がりやすい傾向にありますが、食物繊維が含まれていることによって血糖値の急上昇を抑えられます。
食べ過ぎないよう注意する
いくら糖質やカロリーが低いグミであっても、ダイエット中は食べ過ぎないよう注意しましょう。低糖質・低カロリーでも、食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーにつながります。さらに血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌されると、脂肪を体内にため込みやすくなってしまいます。
太らないお菓子の特徴
「グミ以外にスナック菓子やチョコレートなどのお菓子を食べたいけれど、我慢しなくては…」と、ダイエット中に葛藤した経験がある方も多いのではないでしょうか。ダイエット中にお菓子を食べたい場合は、下記の特徴に当てはまるものを選びましょう。
- 脂質が少ない
- 血糖値が急激に上がらない
- 低カロリー
1つずつ詳しく解説していきます。
脂質が少ない
ダイエット中にお菓子を食べる場合は、脂質が少ないものを選びましょう。三大栄養素と呼ばれる脂質・タンパク質・炭水化物の中でも、脂質は1gあたりのカロリーが高い傾向にあります。それぞれのカロリーは、下記の通りです。
脂質 | 9kcal |
タンパク質 | 4kcal |
炭水化物 | 4kcal |
このように脂質は、タンパク質や炭水化物と比較すると、倍以上のカロリーがあります。一般的に洋菓子と呼ばれるケーキやクッキーには、脂質が多く含まれているため、ダイエット中には不向きです。ダイエット中に食べるお菓子を選ぶ際は、商品の裏に記載されている成分表示を確認し、脂質が少ないものを選びましょう。
血糖値が急激に上がらない
血糖値が急激に上がらないお菓子を選ぶことも大切です。中でも「難消化性デキストリン」が含まれるお菓子は、血糖値が急上昇しづらい傾向にあります。難消化性デキストリンとは、トウモロコシのでんぷんからつくられた食物繊維の一種であり、食後の血糖値の急上昇を防ぐ作用があります。他にも、内臓脂肪の低減や整腸作用などが期待できるため、ダイエット中に最適な成分です。
低カロリー
ダイエット中は、低カロリーなお菓子を選びましょう。
最近では、ゼロカロリーのゼリーやわらび餅、ようかんなどさまざまな商品が販売されています。洋菓子よりも和菓子のほうがカロリーが低い傾向にあります。カロリーを重視してお菓子を選ぶ際は、積極的に和菓子を選んでみましょう。しかし、低カロリーなお菓子であっても、たくさん食べてしまうとカロリー過多になる可能性があります。ダイエット中にお菓子を食べる際は、1日の摂取量を踏まえた上で量を調整しましょう。
ダイエット中に甘いものを食べたい際におすすめのおやつ
ダイエット中に甘いものを食べたい際におすすめのお菓子は、下記の通りです。
- 和菓子
- ハイカカオチョコレート
- ドライフルーツ
- ギリシャヨーグルト
- ナッツ
- するめ・あたりめ
- 昆布やわかめ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
和菓子
和菓子は、洋菓子に比べて脂質が少なく、ダイエット中のお菓子としておすすめです。みたらし団子やようかんは、適量であればカロリーを抑えつつ甘さを楽しめます。あんこを使ったものは、豆由来の栄養素が含まれているのも嬉しいポイントです。和菓子は、満腹感も持続しやすいため、少量で満足できます。ただし、砂糖が多く含まれている場合があるため、食べ過ぎには注意が必要です。
ハイカカオチョコレート
ハイカカオチョコレートとは、カカオの含有率が70%以上のチョコレートを指します。糖分が控えめであり、カカオ本来の風味を楽しめるのが特徴です。ハイカカオチョコレートには、ポリフェノールが多く含まれています。ポリフェノールには、ダイエット中に嬉しい下記のような効果を期待できます。
- 基礎代謝の向上
- 脂肪の蓄積を予防
- 血糖値の急上昇を防止
- 便通改善
ただし、ハイカカオチョコレートは普通のチョコレートに比べると「ニッケル」が多く含まれています。ニッケルによって金属アレルギーを引き起こす可能性があるため、食べ過ぎには注意しましょう。
ドライフルーツ
ドライフルーツは、フルーツ本来の優しい甘みを楽しめる上に、食物繊維やビタミンが豊富に含まれています。マンゴーやプルーンなどはコンビニやスーパーなどでも多く販売されているため、手軽に購入できます。さらに、食物繊維が多く含まれているため、便通改善を期待できるのもポイントです。ダイエット中は、栄養の偏りによって便通が悪くなりがちですが、食物繊維を積極的に摂取することで、便通改善を目指せます。ただし、ドライフルーツには砂糖がまぶされているものが多いため、ダイエット中は注意が必要です。ダイエット中にドライフルーツを食べる際は、砂糖不使用や無添加のものを選びましょう。
ギリシャヨーグルト
高タンパクで低脂肪なギリシャヨーグルトもダイエット中のおやつにおすすめです。濃厚かつクリーミーな味わいのため、少量でも満足感を得られやすいのが特徴です。ギリシャヨーグルトに砂糖不使用のグラノーラやフルーツをトッピングすることで、より高い満足度を得られます。またヨーグルトには、乳酸菌が豊富に含まれているため、整腸効果も期待できます。コンビニやスーパーで1回分の食べきりパックも販売されているため、間食に取り入れやすいでしょう。
ナッツ
ナッツは、良質な脂質やビタミン、ミネラルが豊富で、栄養価の高い食材です。特にアーモンドやクルミは、食べ応えがありながらも低GI食品のため、血糖値の急上昇を抑える作用があります。ジップロックなどに小分けにしておけば、職場や外出先でも手軽におやつとして食べられます。ただし、ナッツは比較的カロリーが高いため、食べ過ぎには注意が必要です。ダイエット中にナッツを食べる際は、1日20〜25gを目安に摂取しましょう。食事のカロリーが高くなってしまった場合は、ナッツを少量に抑えるなどの工夫も大切です。
するめ・あたりめ
するめやあたりめは、かみ応えがあり、満足感を得やすいため、ダイエットに向いている食材の1つです。咀嚼回数が増えることで満腹中枢が刺激され、少量でも満足感を得やすくなるのも嬉しいポイントです。さらに、するめやあたりめにはタンパク質やミネラルが豊富に含まれており、栄養補給も期待できます。ただし、商品によっては塩分量が高い可能性があります。塩分の過剰摂取は、むくみにつながる可能性があるため、するめを選ぶ際は、塩分控えめの商品を選びましょう。
昆布やわかめ
昆布やわかめはカロリーが低い上に、食物繊維やミネラルが豊富に含まれています。歯応えもあるため、満腹感を得やすくなり、ダイエット中の空腹対策におすすめです。昆布やわかめには、ヨウ素やカルシウムが含まれており、体づくりに役立ちます。
市販の商品を選ぶ際は、塩分控えめのものがおすすめです。さらに昆布やわかめは、サラダやスープに入れると低カロリーを維持しつつも、満腹感を得られます。おやつだけでなく、食事にも積極的に取り入れてみましょう。
まとめ
グミは過剰摂取したり、空腹時に食べたりすると太りやすくなります。特に空腹時に食べると、血糖値が急上昇し、脂肪が体内にため込まれやすくなるため、注意が必要です。ダイエット中にグミを食べる際は、食感が硬く糖質が低いものを選ぶのがおすすめです。
またダイエット中のお菓子は、和菓子やハイカカオチョコレートなど脂質が低く、低カロリーなものが適しています。本記事で紹介した内容を参考にし、ストレスを軽減しながらダイエットを続けましょう。