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体重計とカレンダー

2カ月で10キロ痩せたい方向け!運動や食事などダイエット方法を紹介

2カ月で10キロ痩せることは可能なのでしょうか。本記事では、2カ月で10キロ痩せる方法を詳しく解説します。運動や食事などのダイエット方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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2カ月で10キロ痩せることは可能?

体重計に乗ってメモをとる女性

2カ月で10キロ痩せることは不可能ではありません。しかし、目標を達成するには、適切な方法を選び、無理のない計画を立てることが重要です。極端な食事制限だけに頼るのは健康を損なうリスクがあるため、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

また、運動を取り入れて筋肉量を維持し、基礎代謝を高めることも大切です。ただし、健康のことを考えると、短期間で急激な結果を求めないほうがよいでしょう。そのため、2カ月で10キロ減量するのはおすすめできません。

2カ月で10キロ痩せるのはおすすめできない理由

2カ月で10キロ痩せるのは可能ですが、以下の理由によりおすすめはできません。

  • 約72,000kcal消費しなくてはならない
  • リバウンドリスクが高まる
  • ホルモンバランスが乱れやすくなる

それぞれ詳しく解説します。

約72,000kcal消費しなくてはならない

食事制限

2カ月で10キロ痩せるには、合計約72,000kcalを消費しなければなりません。1日あたりに換算すると、約1,200kcalの消費が必要です。

例えばウォーキングでは、1時間あたりの消費カロリーは約200kcal程度です。そのため、1,200kcalを運動だけで消費するには、6時間歩き続ける必要があります。現実的に、毎日これを継続するのは困難です。

また、食事制限だけで1日1,200kcalを減らそうとすると、必要な栄養素が不足し、健康を害する恐れがあります。そのため、2カ月で10キロの減量は非現実的といえるでしょう。

リバウンドリスクが高まる

お腹のお肉

急激に体重を減らすと、リバウンドのリスクが高まります。人間は急な体重減少に対して防御反応を示します。1カ月に体重の5%以上を減らすと、体が元の状態に戻ろうとする自然な働きです。

2カ月で10キロという目標は、体にとって過剰な負担となり、この防御反応を引き起こしやすくなります。また、無理なダイエットを行うと、筋肉量が減少し基礎代謝が低下します。そのため、エネルギー消費が抑えられ、脂肪を蓄積しやすい体質になるでしょう。

さらに、急激な減量により体が飢餓状態だと判断すると食欲が増し、ダイエットをやめた途端に過食に走るリスクもあります。

ホルモンバランスが乱れやすくなる

2カ月で10キロ痩せるには、運動だけでなく食事制限が必要です。しかし、極端な食事制限は、三大栄養素やビタミン、ミネラルが不足し、体に悪影響を及ぼします。

特に女性は、ホルモンバランスが乱れるリスクが高まるため注意が必要です。ホルモンバランスが崩れると、精神的に不安定になったり、倦怠感や肌荒れが表れたりします。さらに、頭痛や便秘などの体調不良も引き起こされる可能性があります。女性機能への影響は深刻で、月経不順、無月経、不正出血といった症状が出る可能性もあるでしょう。これらを放置すると、子宮の機能に関わる疾患の原因にもなりかねません。

短期間で体重が増減する理由

1日で体重が増減した経験がある方も多いのではないでしょうか。短期間で体重が増減する理由は体脂肪の増減ではありません。下記の理由で体重が増減している場合、本当の意味でダイエットができていない可能性があります。

【増量】暴飲暴食による影響

お菓子を食べる女性

短期間で体重が増加する主な原因は、暴飲暴食です。

過剰に摂取した食べ物や飲み物が消化しきれずに体内にとどまることで、一時的に体重が増えます。特に高カロリーな食事や塩分の多い食品は、体に大きな影響を与えるでしょう。胃腸に負担がかかるだけでなく、塩分が体内の水分を保持し、むくみを引き起こすこともあります。

暴飲暴食をしてしまった場合、翌日は消化に優しい軽めの食事を心がけるとよいでしょう。また、体内の老廃物を流すために、水分をこまめに摂取することも大切です。利尿作用のある飲み物や野菜を取り入れると、むくみが改善されやすくなります。

【減量】発汗や脱水、過度な食事制限による影響

短期間で体重が減少する理由として、発汗や脱水、過度な食事制限があげられます。多量の発汗による体重減少は、一時的に体内の水分が失われたことによるものです。水分補給をすれば元の体重に戻るため、減量とはいえません。

また、無理に水分を抜くと脱水状態を引き起こします。老廃物の排出が滞るほか、血液の流れが悪化します。さらに、過剰な食事制限は摂取カロリーが少なくなるため、体は筋肉を分解してエネルギーを補います。

この結果、筋肉量が減少し、基礎代謝が低下するでしょう。基礎代謝が下がると脂肪が燃焼しにくくなり、結果的に太りやすい体質を招く恐れがあります。

短期間で10キロ痩せるために知っておきたいカロリー計算の方法

カロリー計算

短期間で10キロ痩せるには、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを知ることが大切です。ここでは、ダイエットのためのカロリー計算方法を紹介します。カロリーを計算し、具体的な目標を設定しましょう。

1.目標体重を決める

短期間でのダイエットを成功させるには、まず適切な目標体重を設定することが重要です。健康的で現実的な目標を定めるために、BMI指数を活用しましょう。BMI(体格指数)は、体重と身長から肥満度を算出する指標です。

体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))

上記をもとに計算しましょう。BMIが18.5~24.9の範囲内であれば標準体重とされ、この範囲を目標にすると無理なく健康的な体形を目指せます。一方、18.5未満は痩せすぎ、25以上は肥満とみなされます。

2.推定エネルギー必要量を確認する

短期間で10キロ痩せるためには、自分の推定エネルギー必要量を確認しましょう。推定エネルギー必要量とは、1日に必要なエネルギー量を指し、基礎代謝量と身体活動レベルをもとに計算します。

基礎代謝量は、生命維持に必要な最低限のエネルギーです。一方、身体活動レベルは、日常生活や運動によるエネルギー消費を表します。推定エネルギー必要量の計算式は次の通りです。

基礎代謝量 × 身体活動レベル

これをもとに、摂取カロリーを調整しましょう。

3.1日に必要な摂取エネルギー量を計算する

カロリーを記録する

短期間で10キロ痩せるには、1日あたり約1,200kcal減らす必要があります。消費カロリーを運動と食事制限に分けるのが、健康的なダイエット方法です。

例えば、運動で600kcal、食事で600kcalを削る場合、次の計算で1日に摂取するカロリー量を求められます。

摂取エネルギー量 = 推定エネルギー必要量 - 600kcal

一方、運動が難しい場合、食事制限のみで1,200kcalを減らす計算も可能です。この場合の計算式は以下の通りです。

摂取エネルギー量 = 推定エネルギー必要量 - 1,200kcal

4.PFCバランスも確認しておく

短期間で10キロ痩せるためには、PFCバランスを意識することも重要です。PFCバランスは、健康的な体づくりをサポートするために欠かせません。

理想的なPFCバランスの目安は以下の通りです。

  • タンパク質:30~40%
  • 脂質:10~20%
  • 炭水化物:40~60%

このバランスを保てば、筋肉を維持しながら脂肪を効率的に燃焼できます。炭水化物を極端に制限するとエネルギー不足を招き、リバウンドしやすくなります。また、脂質が不足するとホルモンバランスに影響を及ぼすこともあるでしょう。

短期間での減量は、食事内容が偏らないようにすることが大切です。

2カ月で10キロ痩せたい方がやるべきこと

2カ月で10キロ瘦せて見た目を変えたい方は、下記の4つを実践してみましょう。

  • 食事制限
  • 筋トレ
  • 有酸素運動
  • 生活習慣の見直し

それぞれ詳しく解説します。

食事制限

焼き鶏肉サラダ

食事制限なしで10キロ痩せるのは難しいでしょう。2カ月で10キロ瘦せるには、「消費カロリー>摂取カロリー」の状態をつくることが基本です。そのためには、食事の摂取カロリーを抑えることが大切です。

運動で消費するカロリーよりも、食事でカロリーコントロールするほうが効率的にダイエットができます。また、食事制限では単にカロリーを減らすだけでなく、栄養バランスを考えることが重要です。

栄養バランスが良い食生活は、以下の通りです。

  • 食物繊維豊富な野菜をとる
  • 低カロリー・高タンパクな食材を取り入れる
  • 炭水化物は適量にする

食事制限ではバランス良く栄養を摂取することが、短期間での減量成功の鍵となります。

筋トレ

筋トレ

2カ月で10キロ痩せるためには、筋トレが欠かせません。運動をせずに大幅な減量を目指すと、極端な食事制限が必要となり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。筋トレは、単にカロリー消費だけでなく、筋肉量の維持や増加にも役立ちます。

筋トレをする最大のメリットは、基礎代謝の向上です。基礎代謝は、呼吸や心臓の動きなど、生命活動に必要なエネルギー消費を指します。筋肉量が増えると、運動していないときでもカロリーを消費できるため、痩せやすい体につながります。

大腿四頭筋(もも前)や大臀筋(お尻)、ハムストリングス、体幹部の大胸筋、背中の広背筋など、体積の大きい筋肉を鍛えましょう。

有酸素運動

ウォーキング

2カ月で10キロ痩せるには、筋トレと組み合わせて有酸素運動を取り入れると効果的です。有酸素運動は、ウォーキングやランニング、サイクリングなどが代表的で、脂肪をエネルギー源として活用します。

筋トレをすると、成長ホルモンが分泌され、血中の糖が放出される状態になります。このタイミングで有酸素運動をすると、脂肪を効率的にエネルギーに変換できるため、燃焼効果が高まるでしょう。

さらに、有酸素運動は心肺機能の向上にもつながります。心肺機能が高まると持久力が増し、運動中のエネルギー消費量が増えるため、長時間の運動でより多くのカロリーを消費できます。

生活習慣の見直し

2カ月で10キロ痩せるには、代謝効率を高める生活習慣の見直しが重要です。日常生活の中で少しの工夫を加えるだけでも、代謝促進効果が期待できます。以下の習慣を取り入れてみましょう。

  • ストレッチ
  • 入浴
  • 温かい飲み物や食事をとる
  • 食事をよくかんで食べる
  • 夜更かしを避ける

朝に軽くストレッチをすると血行が良くなり、代謝が活性化します。入浴習慣も代謝向上には欠かせません。毎日湯船につかることで、体が温まり血流やリンパの流れがスムーズになります。

また、温かい飲み物や食事をとることも大切です。体温が維持されることで、エネルギー消費が活発になります。

短期間で10キロ痩せるためのコツ

効率良くダイエットするには、以下のポイントを押さえましょう。

  • 食事や運動を記録する
  • 無理のない範囲で行う
  • 理想の自分をイメージする

それぞれ詳しく解説します。

食事や運動を記録する

食事を撮影する

短期間で10キロ痩せるには、食事と運動の記録が欠かせません。食べたものや運動内容を記録すると、過食や運動不足を改善できます。食事記録では、単にカロリーを計算するだけでなく、食べた時間や満足度、体調の変化などもメモするのがおすすめです。

また、スマホのアプリを活用すると、食事の記録がより簡単にできます。写真を撮るだけでカロリーが自動計算できるものや、食事の内容や摂取時間を一覧で確認できるものもあります。手間をかけずに日々の食事傾向を簡単に把握できるので、ダイエットのモチベーション維持にもなるでしょう。

無理のない範囲で行う

ヨガ

短期間で10キロ痩せるには、無理のない範囲で食事制限と運動をすることが大切です。極端な食事制限は栄養不足や基礎代謝の低下を招くリスクがあります。摂取カロリーが基礎代謝基準値を下回らないよう注意しましょう。

食事の回数も重要です。朝食を抜いて昼食から食べると、空腹時間が長くなり、インスリン分泌のバランスが崩れ血糖値が急激に跳ね上がり集中力の低下を招き、脂肪が蓄積しやすくなってしまいます。

運動は、無理に重い重量を持ち上げたり、過度に負荷をかけたりするトレーニングは避けましょう。少しきついと感じる程度の負荷で筋トレをすることで、けがのリスクを減らし、効率的に筋肉を鍛えられます。

理想の自分をイメージする

筋トレ

ダイエットを成功させるには、理想の自分をイメージすることも大切です。目指している体形や体重を具体的に設定しましょう。理想の体形の写真や、自分の目標体重を書いた紙を用意するのも効果的です。

明確なイメージは、モチベーション維持のサポートになります。食事制限や運動がつらく感じる瞬間でも、理想の自分を想像すると、挫折せず前に進む力になります。さらに、短期間で達成可能な小さな目標を設定すると、段階的に自信がつきます。例えば、「今月は1キロ減量する」といった目標を達成すると、成功体験が自信となり、次の目標に向かう意欲につながるでしょう。

まとめ

2カ月で10キロ痩せるのはおすすめできません。1日に1,200kcalを消費しなければ実現せず、急なダイエットは体に悪影響を及ぼすでしょう。リバウンドやホルモンバランスの乱れなどのリスクもあります。

健康的に痩せるには、バランスの良い食事と適度な運動が大切です。効率良くダイエットするために、生活習慣も見直しましょう。

この記事を参考に、日々の食事や運動を記録し、無理なく理想の体重を目指してみてはいかがでしょうか。

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