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「森永アロエヨーグルト」が発売30周年。製品の歩みと魅力に注目

今年で発売30周年を迎える「森永アロエヨーグルト」。美と健康のパートナーとしておなじみの存在ですが、30年の節目にその魅力を改めてリサーチ! 原料やパッケージの知られざる秘密に迫ります。

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「森永アロエヨーグルト」の秘密を知りたい!

2025年2月、「森永アロエヨーグルト」発売30周年を記念した取材会へ、編集部が行ってきました。

森永アロエヨーグルトといえば、どのスーパーでも必ずと言っていいほど置いてある定番中の定番。さわやかな味わいはもちろん、アロエと言えば健康や美容にいいイメージもあり、“おいしくきれいになれるヨーグルト”として自然と手が伸びます。

とはいえ、長らく「なんとなく良さそう」という気持ちだけで選んでいたところもある編集部。30周年の今こそ味や原料の秘密に迫り、その魅力を改めて知りたい! と意気込んで、いざ取材会へ!

コンセプトを変更して新パッケージにリニューアル

取材会ではまず、森永乳業 マーケティング統括部の鈴木優太さんが30年の歩みを説明。

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森永アロエヨーグルトのこれまでとこれからについて語る、森永乳業 マーケティング統括部の鈴木さん

おなじみの緑色のパッケージは、発売当初「食品ではなく植物を連想させる」と社内で不評だったそう。しかし蓋を開けてみると、新しい物好きの若い女性を中心に爆発的にヒット。テレビCMを流さなかったにも関わらず、口コミだけで約20カ月間売れ続けたというから驚きです。

これまでの発売数累計は66億個で、容器を並べるとなんと地球11周分にも相当するそう。多くの人に愛されるロングセラー商品の証です。

発売以来、中身やパッケージの改良を重ねてきた森永アロエヨーグルトですが、30周年の今年、新たなブランドコンセプト「いいアロエは、いい畑から」を発表。 新テレビCMでは、原料であるアロエが畑で健やかに育つ様子をアニメーションで表現。おいしく、体に良く、人や環境にも優しいイメージが伝わってきます。

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2025年2月10日より放送の新テレビCM「雨と太陽のそばで」篇。“畑とともにアロエヨーグルトを作っていく”という宣言を「with FARM」というメッセージに込めています

鈴木さんいわく、森永アロエヨーグルトに使われるアロエは丁寧に育てられた安心・安全な“農作物”であり、おいしくて体にいい健康素材。その価値を伝えるためのリニューアルであると話しました。

アロエとヨーグルト、それぞれにこだわりあり

続いて登壇した森永乳業 食品開発研究所 発酵乳研究室の永里太暉さんからは、開発秘話が紹介されました。

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森永乳業 食品開発研究所 発酵乳研究室の永里さん。1人で200個もの商品を開封しては、ヨーグルトとアロエの混ざり具合などの品質チェックを行うことも

30年前はアロエは薬のイメージが強く、「苦い」「食べづらい」という先入観がありました。そこで、葉肉部分のクセがなく苦みも少ない品種「アロエベラ」を採用。そこに南国風の果物の風味をプラスすることで、食べやすい味わいに。

また、アロエのさっぱりとした後味を生かすためにヨーグルト選びにもこだわり、今までにない食感とさわやかな風味の「森永アロエヨーグルト」が誕生しました。

アロエのこだわり

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取材会場に展示されていたアロエベラの葉。皮を剥いた葉肉の部分が食用になります。持つとずっしりとした重さ!

タイの契約農家で栽培したアロエベラを厳選

「森永アロエヨーグルト」に使われるアロエは、原産国タイの契約農家で大切に栽培されています。8〜12カ月の成長期間を経て収穫されるアロエですが、月に収穫できるのは1株で1〜2枚程度。一番外側の大きな葉のみを使います。

鮮度を保ったまま加工し、食感も繊細に調整

アロエ葉の多くは収穫後約24時間以内にタイ現地の専用工場に持ち込まれ、加工・カットされます。一次加工時の工夫により、ある葉肉は「プリッ」、別の葉肉は「サクッ」といった食感の違いを出しています。

ヨーグルトのこだわり

良質な乳原料を使用

生乳を使用した良質な乳原料を使用。なめらかで、フレッシュかつコクのある乳の味わいが特長です。

発酵臭が少ない菌種をチョイス

アロエのみずみずしさを引き立てる、発酵臭が少ない菌種を採用。まろやかでクセのないヨーグルトがアロエとマッチ。

商品へのこだわり

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取材会場で提供されたプレーンなアロエ葉肉。わずかに苦味と酸味があるものの、ほぼ無味無臭。クセになる独特の歯応えは商品と同じです

原料のベストなバランスを追求

前述のとおり、アロエとヨーグルト、どちらの原料にもこだわっている森永アロエヨーグルト。商品のコンセプトやフレーバーに合わせて、ヨーグルトとアロエの配合量のバランスやアロエのカットサイズなどをミリ単位で調整しています。

アロエ果肉が均一に混ざり、沈まない

アロエをヨーグルトに入れると普通は底のほうに沈んでしまいますが、ヨーグルトを適度なやわらかさにすることで、アロエが沈みきらず均一に混ざるように設計されています。

進化し続けるパイオニア「森永アロエヨーグルト」

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2025年2月3日より発売されている新パッケージ

朝食のおともに、おやつにと、これまでの人生で数え切れないほど食べてきた森永アロエヨーグルト。

今回の取材会で、おいしさの理由は原料や製法にとことんこだわり、「アロエヨーグルト」としてのベストバランスを追求しているからだとわかりました。そして、日本の食文化にアロエを持ち込み定着させたパイオニアだということも知れて、ちょっと感動。

これからは海の向こうのアロエ畑に思いを馳せながら、みずみずしい食感とさわやかな味わいを楽しみたいと思います!

お問い合わせ/森永乳業お客様相談室 TEL:0120-369-744

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