
ダイエットで顔痩せはできる?小顔になれるマッサージ方法も紹介
本記事では、ダイエットで顔痩せする方法を紹介します。顔が大きくなる原因や、顔痩せに効果的なマッサージ方法も解説しているので、小顔になりたい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
顔が大きく見える・大きくなる原因

顔が大きく見えたり、大きくなったりする原因は、以下が挙げられます。
- 遺伝
- 体脂肪の増加
- むくみ
- 筋力の低下
顔痩せを目指すには、なぜ顔が大きく見える・大きくなっているのかを知ることが大切です。顔が大きく見える・大きくなる原因を詳しく見ていきましょう。
遺伝
顔が大きく見える原因の1つ目は、遺伝です。顔の形やサイズは遺伝的要素が関与します。生まれつき足が大きかったり、指が長かったりするのと同様に、顔の大きさも遺伝的要素が関係しています。
しかし、必ずしも遺伝による影響とは言い切れません。以下で紹介するような、体脂肪の増加やむくみなど複数の原因によって、顔が大きく見えている可能性もあります。「遺伝なら諦めよう」と考えず、他の原因も模索してみましょう。
体脂肪の増加

体脂肪の増加も顔が大きく見える原因のひとつです。顔に脂肪がついていると、二重あごになったり、頬にボリュームが出たりして、顔が大きく見えてしまいます。顔に脂肪がつく原因は、全身の脂肪の増加です。食べ過ぎや運動不足によって全身の脂肪が増えると、お腹や太ももと同じように、顔にも脂肪がついてきます。
体脂肪が原因で顔が大きく見えている場合は、有酸素運動や食事制限で脂肪を落とすのが効果的です。顔だけの脂肪を落とすのは難しいですが、全身の脂肪が落ちると、顔の脂肪も落ちてきます。ただし、時間がかかるので、ダイエットを継続する必要があります。
むくみ
顔が大きく見える人は、むくみが原因のケースもあります。特に朝起きたときに顔が大きく見える方は、むくみによって顔が大きく見えている可能性が高いでしょう。むくみの主な原因は、塩分やアルコールの過剰摂取、血行不良などが挙げられます。
特に女性は、ホルモンバランスによって体内に水分をため込みやすい傾向にあります。生理中などホルモンバランスが不安定な時期は、マッサージやストレッチをしたり、湯船につかって血行を促進させたりして、むくみを予防しましょう。
筋力の低下

顔の筋力が低下すると、皮膚がたるんでしまい、顔が大きく見えるケースもあります。長時間マスクをつけて生活していたり、人と話す機会が少なかったりする方は、顔の筋力が衰えやすい傾向にあります。
皮膚のたるみは、加齢が原因と考えている人も多いかもしれませんが、筋力低下によって、若くても顔がたるむ可能性があるため、注意が必要です。顔面の皮下には、顔の表情を作り出す表情筋があり、30種類以上の筋肉で構成されています。あまり表情筋を動かす機会がない方は、表情筋を鍛えるトレーニングをするなどして、意識的に表情筋を動かしましょう。
【食事編】顔痩せするためのダイエット方法
ダイエットで顔痩せするには、まず食生活を改善しなくてはなりません。顔痩せのためのダイエット方法は、以下が挙げられます。
- 揚げ物やお菓子などカロリーが高い食べ物は控える
- 塩分過多にならないよう意識する
- バランスの良い食事を心がける
- 積極的に水分を摂取する
1つずつ見ていきましょう。
揚げ物やお菓子などカロリーが高い食べ物は控える
顔痩せしたい方は、揚げ物やお菓子などカロリーが高い食べ物は控えましょう。顔に脂肪がつく主な原因は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ることです。揚げ物やお菓子、ジャンクフードは高カロリーでカロリーオーバーになりやすいため、ダイエット中は控えるのがベストです。
ダイエット中に甘い物を食べたい場合は、果物やナッツなどの自然な甘みのある食べ物がおすすめです。
他にも、ダイエット中は、ご飯を食べる時間も重要になります。夜遅くに高カロリーなものを食べると脂肪が蓄積されやすいため、できるだけ早い時間に摂取しましょう。もし夜遅くになってしまう場合は、量を減らしたり、サラダで済ませたりするのがおすすめです。
塩分過多にならないよう意識する

塩分のとりすぎは、体内に水分をため込み、むくみの原因になります。起床時に顔が大きく見えると感じている方は、日頃から塩分量を調整しましょう。外食や加工食品には塩分が多く含まれているため、ダイエット中は自炊を心がけるのがおすすめです。
自炊をする際は、バナナやアボカドなどカリウムを多く含む食材を取ることで、余分な塩分の排出を助け、むくみにくい体質を目指せます。また、アルコールもむくみの原因となるため、ダイエット中は控えたほうがよいでしょう。
バランスの良い食事を心がける
顔痩せを目指すには、単にカロリーを抑えるだけではなく、栄養バランスを意識することが大切です。たんぱく質や食物繊維を意識的に取ることで、代謝を高めながらダイエットを進められます。
たんぱく質は、筋肉をつくるのに欠かせない栄養素です。一方で食物繊維は、腸内環境を整えてくれる上に、便秘改善も期待できます。
食事から十分な栄養素を取れない場合は、サプリメントやプロテインドリンクなどを活用するのがおすすめです。
積極的に水分を摂取する

むくみで顔が大きく見えるのを防ぐためにも、水分は積極的に摂取しましょう。ダイエット中は、1日あたり1.5〜2Lを目安に、こまめに水を飲むのがおすすめです。
水をこまめに飲む習慣がない方は、朝起きたときや食事の前後、入浴後など、水分補給のタイミングを意識するとよいでしょう。
また、冷たい水よりも常温や白湯を飲むことで、胃腸に負担がかかりにくくなります。カフェインの多い飲み物やアルコールは水分を排出しやすいため、ダイエット中にはあまりおすすめできません。
カロリーや糖分を抑えるためにも、ダイエット中には水を飲むよう心がけましょう。
【運動編】顔痩せするためのダイエット方法
顔痩せには、食事だけでなく運動も欠かせません。体を動かす習慣がなかったり、運動が苦手だったりする方は、無理のない範囲から始めることが大切です。顔痩せに必要な運動のポイントは以下が挙げられます。
- 有酸素運動で脂肪を燃焼させる
- 筋トレで基礎代謝を上げる
- 顔の筋力を鍛えるトレーニングをする
詳しく見ていきましょう。
有酸素運動で脂肪を燃焼させる

顔痩せには、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動が効果的です。有酸素運動は、脂肪をエネルギーとして消費しやすいため、体脂肪に悩んでいる方におすすめです。ウォーキングなどを、1回あたり20〜30分以上、週3〜5回行うと、効果的に脂肪を落とせます。
運動する時間を確保できない方は、エレベーターではなく階段を使ったり、ひと駅分歩いてみたりなど、日常生活で体を動かす時間を増やしましょう。
筋トレで基礎代謝を上げる
筋トレで筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで、脂肪を燃焼しやすい体になります。特に、スクワットやプランクなどの大きな筋肉を使うトレーニングをすると、効率的に基礎代謝の向上を目指せます。
スクワットやプランクなどは、ジムに通わなくても自宅で簡単にできるので、筋トレ初心者にもおすすめです。
顔の筋力を鍛えるトレーニングをする
顔痩せしたい方は、顔の筋力を鍛えるトレーニングがおすすめです。スキマ時間で手軽にできるトレーニングを3つ紹介します。
あいうえおトレーニング
あいうえおトレーニングは、名前の通り「あいうえお」と発音しながら顔を動かすトレーニングです。ポイントは、口を大きく開けて顔全体の筋肉を動かすように発音することです。声を出しながら行うと、より顔全体を使いやすくなるでしょう。
「あいうえお」を1セットとし、5〜10回程度行うのがおすすめです。
舌回しトレーニング

舌回しトレーニングは、口を閉じたまま舌を大きく動かすトレーニングです。舌を動かすと、顔痩せ以外にも、むくみの解消やほうれい線の改善を期待できます。舌回しトレーニングの流れは、以下の通りです。
- 口を閉じて頬を舌で押す
- 右回りで10〜20回舌を回す
- 左回りで10〜20回舌を回す
慣れていないと、口周りの筋肉が疲れやすいかもしれませんが、継続しているとスムーズに取り組めるようになります。顔痩せのためにも、1日1〜3セットを目安に挑戦してみましょう。
ニコニコトレーニング

ニコニコトレーニングは「に」と「こ」を発声しながら顔の筋力を動かすトレーニングです。頬の筋肉を中心に、鍛えることができます。
- 上の歯が見えるように口の形を「に」で5秒キープ
- 口をすぼめるイメージで口の形を「こ」で5秒キープ
- 1と2を交互に繰り返す
トレーニング中に、頬の筋肉が疲れてくる方は、頬の筋肉が衰えている可能性があります。1日1セットを目安に、スキマ時間などに行ってみましょう。
ダイエットで顔痩せを成功させるコツ
顔痩せを成功させるには、無理のない範囲でダイエットを続けることが大切です。ライフスタイルや体質に合ったダイエットをすることで、ストレスなく顔痩せを目指せます。
ここからは、ダイエットで顔痩せを成功させるコツを2つ紹介します。
過度な食事制限は行わない

早く顔痩せしたいからといって、過度な食事制限をするのはおすすめできません。一時的に体重が減少してもリバウンドの原因になります。栄養バランスが乱れると、肌荒れやたるみの原因にもなるでしょう。
適量の炭水化物やたんぱく質、ビタミンをバランス良く摂取し、健康的に顔痩せを目指しましょう。
体質やライフスタイルに合わせたダイエット方法を選択する
自分の体質や生活習慣に合ったダイエット方法を選ぶのも大切です。むくみやすい人は塩分を控え、積極的に水分を摂取しましょう。
忙しい人は、階段を使ったり、スキマ時間で筋トレをしたりするのがおすすめです。長期的な視点でダイエットに取り組むよう意識しましょう。
顔痩せはむくみを改善させるマッサージもおすすめ!
顔痩せには、トレーニング以外に、マッサージもおすすめです。マッサージで老廃物を流し、血行を良くすることで、むくみ改善を期待できます。
ただし、強い力で肌をこすってしまうと、たるみやシワの原因になります。肌への負担を抑えるためにも、マッサージはクリームやオイルをつけた上で行うのがおすすめです。
顔全体のマッサージ

顔全体のマッサージの流れは以下の通りです。
- あご先から耳までのフェイスラインを、親指以外の4本の指で10回なでる
- 口角から耳までのラインを、親指以外の4本の指で10回なでる
- 小鼻から耳の付け根に向かって、人差し指と中指で10回なでる
- 目頭からこめかみに向かって、人差し指と中指で半円を描くように5回なでる
- 額の中央からこめかみに向かって、親指以外の4本の指で10回なでる
- こめかみから鎖骨まで、親指以外の4本の指で10回なでる
目の下など皮膚の薄い部分を触るため、必ずクリームなどで滑りを良くした上で行いましょう。力まかせにマッサージしても、たるみやシワを引き起こすリスクを高めるだけのため、優しく行うのがポイントです。
首周りのマッサージ

首周りのマッサージの流れは、以下の通りです。
- 頭を左右どちらかに傾ける
- 傾けた反対側の首に浮き出る筋肉を、手のひらの付け根で5回もみほぐす
- 反対側も同様に行う
首周りにはさまざまなリンパが集中しているため、もみほぐすことで、老廃物が流れやすくなります。スキマ時間にも取り組みやすいマッサージのため、デスクワークで疲れたタイミングや、テレビを見ている時間などにおすすめです。
まとめ
顔が大きく見える主な原因は、遺伝やむくみ、体脂肪などが挙げられます。顔痩せを目指す方は、まず自分がなぜ顔が大きく見えているかを知ることが大切です。
またダイエットで顔痩せするには、食事制限と運動を行う必要があります。過度な食事制限や運動はストレスになり、かえって体に悪影響を及ぼす可能性があるため、ライフスタイルや体質に合ったダイエットに取り組むのがポイントです。
マッサージやトレーニングも組み合わせ、自分に合った方法で顔痩せを目指しましょう。

顔痩せを目指している方や、シャープなフェイスラインを手に入れたいと考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、理想の小顔を手に入れるための方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。