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有村架純さん

有村架純さん「さまざまな家族の“あるある”を感じています」|表紙インタビュー

花のような優しい笑顔で言葉を紡ぐ有村架純さん。いつも自然体で、仕事にも、自分の心身にも向き合っているようです。

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有村架純さん

有村架純さん
ありむら・かすみ
1993年2月13日生まれ、兵庫県出身。『花束みたいな恋をした』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞。近作は、Netflixシリーズ『さよならのつづき』。映画『ブラック・ショーマン』が9月12日に公開予定。

少し奔放な一面も出して自分らしい日常を

映画『花まんま』は、不思議な記憶にまつわる兄妹模様を描くヒューマン・ストーリーです。有村架純さんが演じるのは、亡き両親との約束を守る兄を持つフミ子。

「フミ子は兄に感謝はしていても、素直に口にするタイプではありません。むしろ妹気質な奔放さで、兄を自身の秘密に巻き込んでいきます」

姉がいる有村さんも、妹気質だからこそ「我慢してしまう兄の感じもわかる」と振り返ります。

そんな兄・俊樹を演じた鈴木亮平さんも関西出身。「信頼して演技できました」と話す通り、2人は関西弁の間や抑揚だけで“不思議”を日常になじませます。

「鈴木さんはストイックな方だと伺っていて緊張しましたが、顔を合わせるたびに“抜け感”を見せてくださり、安心しました(笑)」

有村架純さん

婚約者・太郎はカラスの言葉の研究者。演じた鈴鹿央士さんとは、どういう経緯で出会って、交際してどれくらいで……と脚本に描かれていない部分を共有したそうです。

「兄を手のひらで転がすかのように振り回してきたフミ子も、ジレンマや葛藤を乗り越えてきた人。だから太郎さんのような肩の力が抜けた少し変わった人に、居心地の良さを感じたんだと思います。とはいえ、他人から見たらきっとフミ子も変わり者(笑)。個性的な人だと思うので、結局のところは同じ星の元に導かれたのかな」

血縁にとらわれない“家族”の話であるのも、有村さんが心を惹かれたポイント。

「家族を描く映画には、どんな人も共感する“あるある”があると思うんです。この世にはいろいろな家族の形態があると思いますが、この映画はかなり幅広い人に“あるある”を感じてもらえるんじゃないかな」

撮影が続く日々のなかで、頭を酷使し、ストレスを感じることも。

「歯ぎしりや食いしばりをしやすくなってあごや頭の筋肉が張ったり、顔がむくんだりすることがあります。そんなときは、マウスピースをして寝るように。表情を強調するお芝居で顔の筋肉を酷使したときは、休ませることも意識しています」

雑誌『からだにいいこと』6月号では有村さんのインタビューを掲載!

発売中の雑誌『からだにいいこと』6月号では、有村さんのインタビューを掲載しています。日々の心と体のメンテナンスについてやWeb版とは異なる写真も必見です! あわせてお楽しみください。

有村架純さん誌面掲載ページ

【INFO】映画『花まんま』

大阪の下町で暮らす兄妹の不思議な記憶をめぐる物語

映画『花まんま』
©2025「花まんま」製作委員会

4月25日(金) より全国公開

「どんなことがあっても妹を守る」と亡き父と約束した兄・俊樹と、幼少期からある〈秘密〉を抱える妹のフミ子。フミ子の結婚を機に、自分たちを取り巻く事象に向き合い、生きることの愛おしさに気づくヒューマン・ストーリーです。

【出演】鈴木亮平、有村架純、鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ ほか
【監督】前田 哲
【原作】朱川湊人『花まんま』(文春文庫)
【配給】東映

からだにいいこと6月号表紙スクエア

Amazon.co.jp: からだにいいこと 2025年6月号 [雑誌]

撮影/天日恵美子 取材・文/関口裕子 スタイリスト/瀬川結美子 ヘアメイク/尾曲いずみ 衣装協力/エンフォルド(TEL.03-6730-9191)
(からだにいいこと2025年6月号より)

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