
熱帯夜をサポート!寝る前の新習慣「ノマナイトウォーター」が新発売
サラヤから、熱帯夜に飲みたい新商品「ノマナイトウォーター」が登場。その発売にあたり、夜間や高齢者の熱中症予防など、気になる情報が満載のセミナーが開催されました。編集部によるレポートをお届けします!
目次
自宅から熱中症で救急搬送される高齢者が増加中

記録的な猛暑が続いている近年。「熱中症による救急搬送者数や死亡者数も増加の一途をたどっています」と、「熱中症予防声かけプロジェクト」実行委員長の三宅康史さん。
「暑いところで運動や労働をしている人がなるもの」という印象の強い熱中症ですが、2024年度の総務省消防庁の統計によると、実は救急搬送者の半数以上は65歳以上の高齢者。さらに、屋外ではなく住宅での発症が約4割にのぼります。エアコンを使っていなかったり、適切な水分補給を行っていなかったりといった例が多いそう。
「高齢者はそもそも体内の水分量が少ないうえに、体温調節機能が落ちてしまっています。さらにはのどの渇きを感じにくく、熱中症になりやすいのです」(三宅さん)
日中だけでなく「夜間熱中症」にも要注意
熱中症のリスクがあるのは、夏の屋外だけではありません。熱帯夜が多い近年は、夜に発生する「夜間熱中症」にも注意が必要です。
「夜間熱中症を防ぐために、厚生労働省は寝る前にコップ1杯(150~250ml)の水を飲むことを推奨しています。しかし、特に高齢者の場合、夜中にトイレに起きたくないからと水分を控えがち。日中の暑さの影響も関係し、夜間熱中症のリスクが高まってしまいます」(三宅さん)
体にゆっくり吸収される「ノマナイトウォーター」が新登場!

熱中症予防のための飲料というと、経口補水液やスポーツドリンクを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、経口補水液は「すでに脱水を起こしている人」に向けた商品。ミネラルを多めに含んでいるので、食事制限がある人は摂取に注意する必要があります。
また、スポーツドリンクは基本的に「今まさに汗をかいている人」にむけたもの。水分をすぐに吸収できるよう、糖分が多めに配合されているため、運動量の少ない高齢者が日常的に飲むのには不向きだといいます。
そこで第3の選択肢として登場したのが「ノマナイトウォーター」です。
「パラチノース」で水分をゆっくり吸収

水分を体内に効率よく取り込むためには、ナトリウムや糖分と一緒に摂るのが鉄則。市販のスポーツドリンクがミネラルや糖分をたっぷり含んでいるのはこのためです。砂糖など一般的な糖類は、小腸の上部ですばやく吸収されるため、水分もすぐに体内に取り込まれます。
一方、「ノマナイトウォーター」は、てん菜由来の自然甘味料「パラチノース」を使用。DM三井グループ研究所 パラチノース研究者の坂崎未季さんによると、このパラチノースは小腸全体でゆっくりと吸収される性質を持つそう。
「単に水を飲んだり、スポーツドリンクなどを飲んだりするよりも水分吸収がおだやかになります。つまり、“今すぐ”水分が必要な状況ではなく、“水分が足りなくなる前”におすすめの飲料です」(坂崎さん)
1本飲んでから眠れば、夜間に汗で失われる水分を事前に補給することができます。トイレが近くなりにくいので、夜中に起きたくない高齢者でも安心。ほかにも長時間のドライブや会議、観劇前など、中座しづらい状況でもおすすめです。
血糖値の急激な上昇がおさえられる
大量の糖分を含む飲み物を一気に飲むと、血糖値が急上昇。吐き気や疲労感などの症状を引き起こす「ペットボトル症候群」につながるリスクもあります。
「ノマナイトウォーター」に使われているパラチノースは、GI値(※)が低くゆっくり吸収されるため、血糖値の上昇をおだやかにしてくれます。
※GI値:食品に含まれる糖質の吸収度合いを示す指標
やさしい甘さで習慣化しやすい

パラチノースに加え、高純度羅漢果エキスで甘さを整えたのが本商品。サラヤ コンシューマー事業本部 マーケティング部の森京貴志さんによると、「砂糖に近く、すっきりとした甘さ」を目指したそう。
編集部が味見をしたところ、控えめな甘さでたしかに飲みやすかったです! これなら、毎日気軽に続けられそう。高齢の家族にも、さっそくすすめたいと思います。
熱中症を防ぎ、夏を乗り越えよう!

サラヤとDM三井製糖は、全国の自治体や企業、団体などによる『熱中症予防声かけプロジェクト』にも参画しています。同プロジェクト 事務局長の山下太郎さんは、「年齢などの属性や、シーンに合わせた熱中症対策を啓発していきたい」と話します。
今年の夏も、平均気温は高くなる見込み。熱帯夜も増加するのではないかと考えられます。熱中症には十分に気を付けて、夏を元気に乗り越えましょう!
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