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カイロを貼る場所のおすすめは? 寒暖差疲労には温活が効果的

昼夜の気温差を感じる季節に起こる、頭痛やめまい、肩こりは、寒暖差疲労が原因かも。それなら、カイロで温活を。貼る場所を工夫して体調をしっかり整えましょう!

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寒暖差疲労のオンラインセミナーをレポート

カイロ

冬本番となり、昼と夜の気温差が激しくなってきましたね。こんな時期は、ズキズキ痛む頭痛やクラクラするめまい、ずっしり重い肩こりなどの不調を感じることはありませんか? もしかすると、それは「寒暖差疲労」が原因かもしれません。

実は最近、ライターH自身も頭痛がひどく悩んでいました。そんな中、小林製薬のオンラインセミナー「その疲れ『寒暖差疲労』かも?~症状別の対策で”寒暖リズム”の新習慣を~」に参加。

このセミナーでは、明治国際医療大学鍼灸学部学部長の伊藤和憲先生が監修した、寒暖差疲労対策が紹介されました。今回は、セミナーで学んだ内容をレポートします。

おこもり生活が関係する「寒暖差疲労」とは?

寒暖差疲労とは、昼と夜や、室内外との寒暖差に体が対応できず、さまざまな不調が生じる状態のこと。寒暖差疲労による不調には、頭痛やめまい、肩こり、腰痛、便秘、下痢、冷え、食欲不振、不眠などがあげられます。

寒暖差疲労が起こる原因は、運動不足や偏った食事、睡眠不足、ストレスなどの生活習慣の乱れ。特に、自粛生活が続きそうな今年の冬は、寒暖差疲労に注意が必要です。外出が減ったことによる運動不足や、慣れない在宅ワークのストレスによる生活習慣の乱れが、寒暖差に耐える力を下げているそうです。

カイロを使って、“寒暖のリズム”を

寒暖差疲労対策には、自力で体温調節ができる体づくりが必要です。それには、日常的に寒暖差に体を慣らすトレーニングを行いましょう。

1日の中で2~3回、カイロや飲み物でゆっくりと体を“冷やす・温める”を繰り返し、あえて寒暖差に体をさらすことで、“寒暖のリズム”をつけていきます。急に体感温度が5~10℃変化してしまうと体に負担がかかるため、「少し暖かい」「少し寒い」くらいで調整するのがコツです。

“寒暖リズム”を手軽に整えるなら、カイロを使った「局所温活」を行いましょう。やり方は、カイロで体の一部を温めるだけ。じんわりと上がった体温は、その後ゆるやかに下がっていくため、体に負荷をかけずに“寒暖のリズム”がつきます。カイロによる局所温活は2週間~1カ月ほど続けてみると、体が“寒暖のリズム”に自然と慣れてきます。

4つのお悩みに! カイロを貼る場所のおすすめは?

カイロは寒暖差疲労を和らげる局所温活ができるだけでなく、温める場所によってさまざまなお悩みに対する効果が期待できます。そこで、4つのお悩みに合わせてカイロを貼る場所を解説。さらに、ライターHが実際に使って良かったカイロもご紹介します。

ストレスには、手首や足首、顔

イライラやモヤモヤが止まらない人は、手首や足首、顔にカイロを当ててみてください。ストレスや緊張を感じているとき、就寝前のリラックスしたいときに、温めましょう。

カイロ

顔を温めるときには、ジワ~っと目元を包み蒸しする「桐灰 あずきのチカラ 目もと用」(¥780/1個入り)がおすすめ。電子レンジで加熱すればすぐに温まり、繰り返し250回使えます。こちらは5分間だけ目の上に乗せればOKなので、短い時間でも十分リラックスできます。

実際に使ってみると、パソコン作業で疲れた目がスッキリ! 心地よい温かさと中にぎっしり詰まったあずきのほのかな香りで、クタクタの体と心がほぐれていきました。

生活習慣の乱れには、お腹と腰

偏った食事や睡眠不足などで生活習慣が乱れている人は、お腹と腰を。朝の起床後と夜の就寝前に温めるのがいいそうです。

カイロ

「桐灰 命の母カイロ(貼るタイプ)」(¥700/10個入り)は、衣類に貼るタイプの使い捨てカイロ。よもぎと生姜、肉桂(にっけい)のほのかな香りで、心が安らぎます。実際にお腹と腰に貼ってみたところ、優しい温もりを感じて、体中がぽかぽかとしてきました。

冷えに悩んでいる女性にもおすすめです。

運動不足さんには、首や肩、太もも

おこもり生活により運動不足が気になる人は、首の前面や肩甲骨の間、太ももの内側。血管が肌の表面近くにある場所です。タイミングは、朝の起床後と夜の就寝前がよいでしょう。

カイロ

「桐灰カイロ ニューハンドウォーマー(貼らないタイプ)」(¥700/10個入り)は、貼らないタイプの使い捨てカイロ。タオルやハンカチに包んで、肌に当てるとほどよい温かさを感じることができます。

手のひらより少し大きいサイズなので、範囲が広い首や肩周り、太ももをまんべんなく温めることができました。

加齢による不調には、背中

加齢による不調を感じる人は、背骨周辺で痛みや冷えを感じるところにカイロを当てましょう。

おすすめのタイミングは、朝と昼、夜の食後です。背中には、自律神経の神経幹があります。食後に背中を温めると、副交感神経が優位になり体の緊張がほぐれ、胃に血流が集まることで食べ物の消化が進みます。活発モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経のメリハリをつけるために、食前よりも食後がよいでしょう。

カイロ

「桐灰カイロ はる」(¥700/10個入り)は、衣類に貼るタイプの使い捨てカイロです。平均温度53℃で、14時間持続。温かさを半日以上感じることができます。

実際に背中に貼ってみたところ、一度貼ったらピタッと密着してはがれにくく、背中のように貼り直しが難しい部分に貼っても安心でした。

ここまで局所温活をご紹介しましたが、就寝時は必ずカイロを外してくださいね。

こんな寒暖ルーティーンも取り入れてみよう

カイロのほかにも寒暖差疲労を軽くする、カンタンな“寒暖ルーティーン”をご紹介します。

換気で寒さを作る

少し寒さを感じる程度の換気を習慣にしましょう。眠気を感じやすくなる10時、12時、15時ごろを目安に行ってください。

飲み物で寒暖を繰り返す

冷たいものと温かいものを交互に飲みましょう。朝は、まず水や麦茶など冷たいものを飲みます。そのあと、白湯やカフェインを含まないハーブティーなどの温かいものでほっこり。それから、昼食後に冷たいものを飲んだ後、夕食に向けて温かいものを飲みます。

1日の最後は入浴で暖かさを

夜はしっかり入浴をして体を温めます。38~40℃のお風呂に15~20分浸かって体温を上げて、汗をかきましょう。

寒暖差疲労はおこもり生活で弱った体を直撃します。放っておくと、頭痛やめまい、肩こりなどの不調に悩まされて、家事や仕事が滞る原因に。

しかし、カイロで体の一部をゆっくり温めれば、“寒暖差リズム”が整った強い体を作ることができます。さらに、温める部分を変えるだけで、普段から悩まされている不調を和らげることも。寒い冬も元気に過ごすために、手軽なぽかぽかカイロを活用しましょう。

※価格は編集部調べ、すべて税抜き

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