脂肪がどんどん燃える!「生姜白湯ココア」でヤセながら冷え撃退
ココアに生姜を合わせて飲むだけで、すっきりヤセて冷え性も改善。その鍵は生姜の成分「ジンゲロール」と、ココアに含まれる「フラバノール」の相乗効果。ホットドリンクでぬくぬく温まりながら健康にダイエットを!
生姜×ココアのヤセ効果を白湯でパワーアップ!
「生姜のジンゲロールとココアのフラバノールという成分には、血流アップ効果、脂肪吸収抑制効果があり、ダイエットにてきめんなんです」と医学博士の平柳要さん。
「ココアにすりおろした生姜を入れて飲むだけで代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすい体になります。でも実は、もっと効果的にヤセたい場合は、生姜のヤセ成分が溶けた生姜白湯でつくる生姜白湯ココアがおすすめなんです!」
生姜白湯に溶けたヤセ成分とは何でしょう?
「生姜を加熱すると、ジンゲロールの一部がショウガオールという脂肪燃焼効果のある成分に変身します。ショウガオールをじっくり溶かした生姜白湯でココアをつくれば、もっと脂肪が燃えていきますよ」
生姜白湯ココアを食前に飲んで、ヤセる体を手に入れましょう!
生姜白湯ココアのココがすごい!
1. 血流がアップし、代謝のいい体に
生の生姜に含まれる「ジンゲロール」には、血管を広げ、血流をアップさせる効果があります。そして、これと同じ効果がココアに含まれる「フラバノール」にもあることが判明。生姜とココアのダブル効果で代謝を上げ、体を燃焼モードに。
2. 朝夕の食事前に飲んで脂肪吸収を抑える!
生姜の「ジンゲロール」とココアの「フラバノール」には、脂肪吸収抑制作用が。それぞれに余分な脂肪を蓄えるのを防ぐ効果があるので、一緒にとることでより効果的に! 朝食前と夕食前の1日2杯飲むことで、食べても太りにくい理想的な体に近づきます。
3. 生姜をあたためるとヤセ成分が出現
生の生姜に熱を加えると「ジンゲロール」の一部が「ショウガオール」というヤセ成分に変身! ジンゲロールが血流をアップすることで体温を上げるのに対し、ショウガオールは、体内の脂肪や糖質を燃焼することで体温を上昇。余分な脂肪を燃やしてくれます。
生姜白湯ココアの作り方
1. 生姜白湯をつくる
薄切りした生姜3枚を、保温ポット(保温水筒でも可)に入れ、400mlの熱湯をそそぐ。
フタを閉めて3時間以上置く。これで朝晩2回分。
2. すり生姜ココアをつくる
1でつくった生姜白湯200mlと純ココア小さじ1杯をまぜる。そこに、すりおろした生姜小さじ1杯をまぜ入れて完成。
おいしい&効果的な飲み方
甘みがない純ココアは、ハチミツを入れると飲みやすくなります。砂糖より25%もカロリーが少なく、甘さは1.3倍なので、少量で満腹中枢が刺激されます。食前に飲むと食欲を抑制。
生姜の繊維が気になる人は、残したり取り出しても大丈夫。生姜を入れて30秒かき混ぜればジンゲロールが溶け出すので、効果は変わりません。
すり生姜小さじ1杯に同量の水を加え、500Wの電子レンジで2分半(600Wなら2分)加熱。少量ですがショウガオールが出現し、これをココアに入れるとヤセ効果が期待できます。
【!!注意!!】
チューブの生姜などを使用したり、過加熱すると爆発する恐れがあります。必ず生の生姜に同量の水を加え、ワット数を確かめた上、加熱時間はしっかり守って!
すぐヤセ! 年代別アドバイス
冷えがひどくなる30代以降は、ココア以外でも生姜白湯をこまめに飲み、常に燃える体に。コーヒーや紅茶などを生姜白湯で作るのもおすすめ。
筋力が落ちてくる50代は代謝がダウン。生姜ココアを飲んだ後に早歩きをプラスするだけで、代謝が上がり、脂肪燃焼もより効果的に!
からこと読者も、2週間でウエストー6㎝に!
生姜白湯ココアの習慣を始めた50代のからこと読者のYさん。10日目あたりから急に体重がストンと落ち、お腹もスッキリ…! 「いつもはいていたズボンがゆるくなりました。足先の冷えにも悩んでいたのですが、飲んだら体がポカポカしてきて、夜もぐっすり寝られるように!」
撮影/国井美奈子
(からだにいいこと2017年3月号より)