食べ物のパワーで肌を若返らせる12のコツ|美容家の美肌テク(4)
50歳にして驚きの年齢不詳肌を持つ、美容家の水谷雅子さんが毎日実践しているケアを、4回に分けてご紹介。第4回は食べ物の力で肌を若返らせる方法です。
「人は食べたものでできている」と言われますが、肌もまた、食べたものでできています。美肌になりたい人にとって、何をどう食べるかはとても大切なのです。
今回は、驚きの年齢不詳肌を持つ美容家の水谷雅子さんが実践している「肌にいい食べ方」をご紹介します。食のパワーを利用したスペシャルケアも必見です!
目次
大豆、根菜、みそなど肌力アップ食材は欠かせない
普段の食事をちょっとした工夫を加えるだけで「肌力」アップ。美肌習慣は健康習慣にもつながります。
1)朝スムージーで肌を覚醒
朝食には小松菜、バナナ、りんご、オレンジ、水をミキサーにかけたスムージーを。肌がシャキッと活性化。
2)炭水化物は昼食限定
夕食をおかずたっぷりにすれば、お腹は満足。炭水化物を減らすだけで、お肌の状態は改善します。
3)残りものご飯には大豆をプラス
前日の残りもので済ませがちな昼食に、大豆の水煮を加えればタンパク質とイソフラボンが摂れて内側からスキンケア。
4)根野菜の煮物で冷えをストップ
旬の野菜は冷えに効くとか。なかでも根野菜の煮物は常備菜として2~3日食べればよりヘルシー。
5)毎食みそ汁でシミ・くすみを撃退
発酵食品はシミやくすみの原因となるメラニン色素の働きを抑える効果が。また腸を整えて肌の代謝を促進します。
食べ物のチカラをホームエステにも活用
食べるだけでなく、水谷さんは身近な食材をホームエステにも活用しています。気になる肌悩みに応じて試してみてください。
1)お米のとぎ汁でビタミン洗顔
1回目のお米のとぎ汁で顔を洗い、ぬるま湯で洗い流すだけ。とぎ汁に含まれる米ぬかのビタミンを肌に補給でき、美白&もちもち肌に。
2)むくみと美白にじゃがいも石けん
生のじゃがいもの断面を肌に当てて優しくこすり、洗い流します。豊富に含まれるビタミンCが美白に効き、カリウムにはむくみ解消効果があります。
3)ホエーパックでくすみをオフ
ヨーグルトの表面にたまっている液体をシートマスクに浸して顔パック。約15分後に洗い流せば、肌のトーンが明るくなります。
4)バナナの皮でツルツルかかとに
バナナの皮の内側で肌を優しくこすり10~15分後に軽く洗い流して。
5)胡椒スクラブで化粧水の浸透率アップ
プレーンヨーグルトに塩とあらびき黒コショウを少量混ぜて、毛穴や角質が気になる部分をケア。
6)ミルク入り入浴剤で全身しっとり
粉ミルクとコーンスターチ各大さじ5とはちみつ大さじ1を水で溶いてバスタブへ。タンパク質効果でしっとりきめ細やかな肌に。
7)しょうがパックで肌代謝アップ
約75度のお湯1ℓにすりおろしたしょうが約70gを入れ、ガーゼに浸してひざや肩をパック。寝る前にすると全身ポカポカでぐっすり。お金をかけなくても、毎日の食事をちょっと工夫したり、身近な食材を使ってエステをするだけでOK。大切なのは続けること。いつのまにか美しい肌がよみがえってきますよ。
イラスト/chieko
(からだにいいこと2017年2月号より)
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