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根菜

免疫力が上がる「腸燃えメシ」で冷えや低体温を撃退

「腸燃えメシ」は、からだあたため効果がバツグンの食事法のこと。体温が上がることで、免疫力アップにつながります。

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「腸燃えメシ」とは

この食事法は、栄養士で理学博士でもある臼井由妃さんが、平熱35度8分と低体温のご主人のために考案したもの。この食事法と腹巻を実行したところ、半年で平熱が37度と劇的にアップしたのだとか。「腸燃えメシ」は、食材の色と調味料を意識するだけの簡単な方法。冷えや低体温を撃退しましょう。

腸をあたためる食材は「あったか色」と覚えて

オレンジ、茶色などパッと見て「あたたかそう」と感じる食材は、腸をあたためてくれると考えてOK。例えば、主食では白米より玄米のほうがあたため効果があります。おかずには、土のなかで栄養を蓄えたゴボウ、ニンジン、サツマイモなどの根菜類。栄養は皮の近くに多いので、よく洗い、皮ごと食べましょう。大きめに切ることで、噛む回数が増えると、からだあたため効果がさらにアップします。

野菜や穀物だけでなく、調味料や加工品もあったか色を意識して。例えば、白砂糖より黒砂糖、白い酢より黒酢、白ゴマより黒ゴマ、うどんよりそばなど。白っぽいものより色の濃いほうを選びましょう。

“燃え調味料”を加えて燃焼効果アップ

毎日のごはんをすぐさま燃えメシにしてくれるのが“燃え調味料”。特に、辛みや酸味のある調味料は、腸をあたためる成分が含まれているお助け食材です。

白いごはんに「黒ごま」をふりかけると、冷えや肌の乾燥、内臓疲労による便秘の解消に効果的。成分のセサミンには、活性酸素の生成を抑える働きも。みそ汁には、加熱すると体を温めるショウガオールという成分ができる「しょうが」をすりおろして加えましょう。

サラダやフライ、天ぷらには、「レモン汁」をぎゅっと絞って。クエン酸が血液をサラサラにして血流を改善します。炒め物には、血液の循環を促し、中性脂肪を減らす効果のある「にんにく」。煮物には、辛み成分・カプサイシンが代謝を高める「七味唐辛子」を。七味には唐辛子以外にも、体をあたためるケシの実や山椒が入っています。

「毒出しグリーン」であったか腸をキープ

さらに、あたため効果をアップさせるのが毒出しグリーン。血流を妨げる老廃物や毒素を排出する香味野菜のことで、燃え力がアップしてあったか腸をキープできます。

「パセリ」は、むくみ解消に効果的なカリウムが豊富。「セロリ」は、食物繊維が多く整腸作用大。葉の部分まで丸ごと食べて。「パクチー(香菜)」には、血流ダウンの原因となる、体内にたまった重金属を排出する作用があります。

燃えメシで体があたたまり、腸内環境も整うと冷えや低体温改善だけでなく、便秘も解消。健康だけでなく美肌効果も。ぜひあなたの体で実感してみて!


(からだにいいこと2016年1月号より)

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