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「息ゆる」体操でヤセやすい体に

下腹ぽっこり解消!「息ゆる」体操でヤセやすい体に

下腹のお肉に悩む人も多いのでは? 憎いぽっこりお腹を凹ますのにおすすめなのが、「息ゆる」体操。仕事や家事の合間など、ちょっとした時間にやるだけで、下腹がスッキリするでしょう。

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「息ゆる」体操でヤセやすい体に

頑張ってダイエットをしてヤセたのに、下腹のお肉がすっきりしないと悩む人も多いのでは? 

そんなとき、まっ先にチェックしたいのが呼吸です。呼吸では横隔膜や腸腰筋、肋間筋、腹横筋などさまざまな筋肉が使われます。ところがストレスの多い現代では、これらの筋肉がかたく縮こまり、深く呼吸できない人が多いのです。

そこでやってみたいのが「息ゆる」体操。「ペコーポコー」「フーワー」などゆるいイメージの擬態語をつぶやきながら、呼吸と関係する筋肉をゆるめることができるのです。

お腹の筋肉アップに加え内臓マッサージ効果も

「息ゆる」体操とは擬態語をつぶやきながら体幹をゆっくり動かし、呼吸するときに使う筋肉をゆるめて、深い呼吸に導くエクササイズ。簡単な動きで自律神経のバランスが整い、新陳代謝がアップ。やせやすい体になります。お腹の筋肉も自然と鍛えられ、いつのまにか下腹まわりがすっきりする効果も期待できます。

「お腹ペコポコペコー」でお腹の筋肉アップ

ステップ1 お腹をへこませながら「ペコー」と息を吐く

お腹ペコポコペコー

息を吐き続けるため、はじめにたっぷり息を吸っておく。
息を吸ったら、「ペコー」と言いながら3~5秒かけてゆっくり息を吐き、お腹をへこませる。

ステップ2 お腹をふくらませながら「ポコー」と息を吐く

お腹ペコポコペコ

息継ぎせず「ポコー」と言いながら3~5秒かけて息を吐き続け、お腹をふくらませる。お腹に手を当てながらやるとわかりやすい。

ステップ3 お腹をへこませながら「ペコーーー」と息を吐く

お腹ペコポコペコ

息継ぎせず、さらに「ペコー――」と言ってお腹をへこませながら息をすべて吐き切る。1~3を3回繰り返す。

「お腹ペコポコペコー」を行えば、内臓を支える「コルセット筋」とよばれる腹横筋が鍛えられ、ポッコリお腹がペタンコに。さらにお腹周りの筋肉を動かすことで内臓マッサージの効果があり、内臓が活性化し新陳代謝が活発になる効果も期待できます。

「胸周りフワ」で代謝がアップし、猫背も解消

ステップ1 「気持ちよく」と言いながら胸の周りをさする

「気持ちよく」と言いながら胸の周りをさする

肩の力を抜き「気持ちよく」と言いながら、胸から脇にかけてさする。両腕とも行う。

ステップ2 「フーワー」といいながら肩脇ずつ大きく開く

「フーワー」といいながら肩脇ずつ大きく開く

力を抜いてまっすぐ立ち、両肩をダラリと下げた体勢から大きめの声で「フーワー」と言いながら右ひじを上げて脇を大きく開く。反対側も同様に。

ステップ3 「フーワー」と言いながら両腕を開いて胸を広げる

「フーワー」と言いながら両腕を開いて胸を広げる

大きめの声で「フーワー」と言いながら ゆっくり両腕を開き、胸を広げ開く。背中は丸めたり、反らしたりしないこと。そのまま肩、胸から背中をゆらゆらゆらさせてほぐす。

ステップ4 「フーワー」と言いながら背中を広げる

「フーワー」と言いながら背中を広げる

大きめの声で「フーワー」と言いながら、大きな玉を抱えるイメージで両腕を前に出し、背中をゆっくり広げ開く。そのまま肩、胸から背中をゆらゆらゆらさせてほぐす。

「胸周りフワ」を行うと、肋骨をとりまく肋間筋がゆるんで呼吸が深くなり、酸素が体に十分行き渡って、やせやすい体に。さらに猫背が解消されて姿勢がよくなり、胸が上がってふっくら。ウェストは引き締まります。

スキマ時間に行って、いつの間にか下腹ペタンコに

頑張ろうとせず、力を抜いて行うのがポイント。簡単だから仕事や家事の合間など、ちょっとした時間を見つけて気分転換にやってみましょう。ツラい運動をしなくても、いつの間にか下腹がひっこみますよ。

撮影/小野さやか モデル/川野由架子
(からだにいいこと2018年2月号より)

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